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スリランカ一の聖山スリーパーダ登頂、からの期待の鉄道初乗車。

2/1 スリランカ/ナラタニヤ →(徒歩)→ スリーパーダ →(徒歩)→ ナラタニヤ →(民営バス)→ ハットン →(スリランカ国鉄)→ ハプタレー ハプタレー泊

2時に起床してスリーパーダ(別名アダムスピーク)登山の準備。そもそもガチの登山好きじゃないし下山後も移動が続くから夜間登山なんてしたくないけど、御来光を浴びないと御利益が無いみたいだからしかたないね。
泊まっていた「Singh Brothers Guesthouse」は登山口のちょうど脇にあったのでこれは助かる。


IMG_1464.jpg
登山口

スリランカ的に神聖な満月の日で、しかも今がオンシーズンとのことなのでさぞごった返しているのかと思ったら案外人がいない。あれ、登る時間間違えた?


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登山道もやっぱり祠や仏像が満載。一応ヒンドゥーやキリスト教やイスラム教の聖地も兼ねているらしいが。。


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ナラタニヤでよく見かけ気になっていた羊羹チックなものを買う。食べてみるとこの国らしくほのかにスパイスの香り

なかなか険しい登山道と聞いていたけど、序盤は普通のハイキングコース。けどやっぱり人の少なさが気になる。欧米人もちらほら見かけるけど、スリランカ人より多いような。。


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前回の記事でも書いたけど、日本で観光名所になりそうな大仏さんがこの国ではゴロゴロ。ガネーシャさんもいるぜよ


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チェックポイントの一つ日本山妙法寺のストゥーパ。写真左に見えるのが登山道の明かり


とはいえ、人も少ないし聖なる山だからさぞ厳粛な空気が、、と思うだろうけど全くそんなことは無い。夜のドンキやスーパー玉出並みにハデハデなこんな仏像もあるし、


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途中にところどころある休憩所ではクラブっぽいアゲアゲ音楽が爆音でかかっていたりする。疲れを癒やすときに聴く音楽ではない気もするけど流れているのだからしかたない。


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ただでチャイを振る舞ってくれる太っ腹休憩所、ここは無音。ニット帽やフードにビーサンというなんちゅうアンバランスなスタイル

登山開始から2時間、これまたチェックポイントの一つの白い糸がたくさん絡まっているゾーンへ。仏陀がここへ登るときに敗れた服をここで縫ったのだそうな。

IMG_1507.jpg
ここでスリランカ人女性に写真撮ってと言われる。女性一人で登山って珍しい気もするけどスリランカでも山ガールブームなのか?


ここから道が急に険しくなる。日本にあったら絶対建築法に違反しているようなキッツーイ階段が続く。


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たまらず途中の休憩所でチャイを飲む。祠にもお供えしていた

ここで日本語ペラペラのスリランカ人男性に話しかけられる。インドといいバングラといい、南アジアの旅はどこかで必ず日本語ペラペラな現地人が出現してくるのだ。
その方はフリーのガイドをやっており、対日ビジネスもされているそうなので日本語はほぼ完璧だった。

せっかくなのでこの山のことをいろいろ教えてもらう。この休憩所は頂上に近いのでそれなりににぎわっていたけど、なんか満月のくせに全体的に人少なくないすか?と聞くと、まあ平日はみんな仕事あるからね、とのこと。当たり前といえば当たり前だがスリランカ人もお忙しいのだ。だから満月の平日より普通の土日の方が混むよ、とのことだった。

その彼と、イギリスから帰省してきたというお友達の同行者と頂上に向かうことに。休憩所を出るときそこにいた警官が何か言ってきたので、何といってるのか聞くと頂上混むからスリ注意してね、とのことだった。親切w

依然急な階段が続いたが、ほどなくして頂上に到着。登山開始からちょうど3時間だった。
警官が言っていたとおり、まだ真っ暗だけど狭いのもあって人でごった返している。

とりあえず夜明け前に一度、寺の中にある仏陀の足跡へお参り。ここが聖地といわれるゆえんは、この頂上にある穴が仏教徒は仏陀の足跡、ヒンドゥー教徒はシヴァ神の足跡、キリスト教徒は使徒トーマス、イスラーム教徒はアダムの足跡と見たて、先住山岳民族ヴェッダー人にとっても崇められてきたから。なんかスケールがでかすぎてよく頭に入ってこないが伝説とはそういうものなので気にしてはいけない。それよりも異民族・異宗教間で内戦もあったこの国で、各宗教共通の聖地があるということが感慨深いではありませぬか。

そうこうしているうちに夜が明けてきましたYO。一心不乱に祈ったり、あるいは一心不乱にセルフィーで撮ったり皆様思い思いに行動してらっしゃる。


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そして楽器隊が登場し、仏陀の足跡に向かってラッパと太鼓で音楽を奏で始めた。


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やはりこの山に響くのはクラブ風アゲアゲ音楽ではなくこんな厳かな音楽の方がいい。途中の休憩所や登山客の少なさに心配になったけど、聖地にふさわしいにぎわいと厳粛さをちゃんと感じられて何より。。


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日が出ると見事な雲海も出現。登ったかいがあった!



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この鐘はここに登った回数だけ鳴らすとのこと


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仏陀、シヴァ神、etc・・・の足跡が祀られた贅沢な寺院。内部は撮影禁止


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下山しようとしたら写真撮りましょよ、とファミリーに声をかけられる


下山中の景色もそれはそれはすばらしい。


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けど無理して猛スピードで階段を降りながら下山したから、次の日筋肉痛で普通に歩けなかったけどね!


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文字フェチにはやっぱり気になるシンハラ文字


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登山道で謎に大量に売られるぬいぐるみ。誰が買うんやこんなん



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結局登山口に戻ってきたのが11時前。おつかれっした


さっさとシャワーを浴びで宿を出、バスターミナルに着くとちょうど出発予定だったバスをつかまえハットンに戻る。今日は忙しいスパルタ式移動なのだ。


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この国のバスはやっぱりボロさがイイ


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やっぱり見事な茶畑。昨日はこんなとこで立ちションしてたのか。。


ハットン駅前に到着し、今度は列車に乗り換え。「アジアで一番美しい車窓」との呼び声高いスリランカ鉄道を楽しんでやりましょか。


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駅はなかなか立派で、駅長室や待合室はかなり広く貨物室なんてのもある。さすがは元大英帝国なのだ。
ゴミ箱を分別しているあたりも結構立派。


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けれど次の列車まで時間があったので、駅前を散策していると、、


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キリスト像に教会?

教会に見えたのは高校だったようで、ぞろぞろ出てきた男子高校生につかまってしまう。制服を見る限りかなり品の良さそうな生徒だった。名門校のオーラってやつか。


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おれたちはタミル人っす、と彼ら。タミル人といえばどうしてもあの内戦のイメージがあるけど、実際スリランカに来てみるとどこに行ってもことごとくシンハラ語とタミル語の併記がされていたりと、(少なくとも表立った)対立の様子はなくネガティブな印象は全くない。彼らも自分からタミル人って言ってきたし。
そういえばちょうどこの高原地帯でタミル人の割合が多いとのこと。茶畑労働者としてインドから連れてこられたそうな。
そしてヒンドゥー教徒が多数派だけど少なからず彼らのようなキリスト教徒もいるようだ。マラッカでタミル人教会を見つけて、こんなのあるのねと勝手に興奮したことを思い出す。

スリランカに来て何十回もされた質問、「結婚してんの?」とここでもされる。やたらスリランカ人は既婚か未婚か気になるようで外国人へのFAQになっているようだ。独身で悪いかこの野郎。
その他いろいろ同時に質問が飛んでくるが聖徳太子でも無いのでやり過ごす。でも「ラジニカーント知ってる?」の質問は聞き逃さなかった。ラージニカーントといえばインド映画踊るマハラジャのムトゥやんけ!さすがタミル人、国は違ってもタミル映画のことはよく知ってるのだ!日本人がラジニカーントを知っているのがよほど嬉しいようで、ムトゥの真似とかやってくる。
そのあといろいろタミル人俳優と思われる名前が飛んできたけどおれラジニカーントしか知らんのよ、すまんね。。

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自撮りうまいね

その後駅に戻ったが、列車が来ない。とにかく来ない。


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切符は珍しい硬券、でも到着時回収されるので鉄道ファン的には残念


で、結局1時間遅れてやってくる。立派な駅を見て油断してたけどやっぱりここは南アジアなのだ。


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屋根には乗客いないからやっぱりインドバングラよりはましか

この写真にもいるけど、目立つのは欧米人パッカー。いつの間にかスリランカにどんどんパッカーが進出してきたようで、どこに行っても見かけた。暖かいし英語通じるし物価安いしそんなに人ウザくないから当然っちゃ当然か。。

そんなパッカーやら現地人やら満載で列車はなかなかの混み具合。ケチって3等にしたこともあってか、せっかくの車窓が見られないほど混んでいた。


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途中でやっと窓沿いスペースを確保。車窓はとにかく茶畑茶畑茶畑!



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途中のグレートウエスタン駅。唐突な英語駅名が猛烈に気になったがホームもイングリッシュガーデンっぽくてステキ


それなりに車窓は楽しめたものの天気もイマイチで、そしてほぼ座れなかったのでとにかく疲れた列車乗車。コロンボに戻るときにも乗るからそこで挽回するしかないね。
3時間で目的地のハプタレー。


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ここもまた日本人にはスルーされがちなマイナーエリアだけど、やっぱり茶畑茶畑茶畑的な癒やしのエリアだそうで、2連泊してゆっくりしようと思っとります。といっても欧米ではそこそこメジャーなようで白人パッカーや爺さん婆さん団体客も一緒にドワーッと降りてきた。
宿はブッキングドットコムで見つけた「Awinco Rest Inn」、駅からちと遠目だけどいい意味でゲストハウスらしくない落ち着いた雰囲気、そしてオーナーがいい人でいきなり癒やされる。
パリピっぽいカップルまたはグループばかりのヨーロピアンパッカーの中では珍しいデュッセルドルフ出身女性ソロ旅行者、これまた珍しい広州出身中国人女性2人組、この旅初めて会う日本人の方が先客。


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この旅初ビール。聖山スリーパーダには酒置いてなかったのよね



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関西の某外大を卒業して日本社会の荒波へ、しかしまだまだ旅中毒末期患者。モラトリアム期間をなんとかして延長したい。。。

 

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