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2017-11

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アンブリム島火山トレッキング二日目、ベンボウ火山へ&ポート・ヴァト村でカバ飲み会。

6/12 バヌアツ/アンブリム島キャンプサイト →(トレッキング)→ ベンボウ火山 →(トレッキング)→ ポート・ヴァト ポート・ヴァト泊

初登板の一人用テントの性能はバッチリで、朝まで快眠。


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昨日の昼と同じく謎のパンと手作りジャムの朝食

昨日会ったキウイ男2人組とベンボウ火山を目指すことになった。昨日は出発の時点でこれダメじゃね的な空になっていたが、本日は快晴。いけるんじゃね!


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マルム火山への登山道は斜面を横切っていくような道だったが、ベンボウ火山へはひたすら尾根を登っていくようだ。気を抜いたらオシマイな結構危ない道にあることに変わりない。
それでも天気も相まってなかなか景色がよろしいので、三途の川でも出てきそうな昨日の景色とは大違いでテンションも上がる。


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が、火口まであと一歩というところで急にフリーズすることになる。
「じゃー、ここ下りてね。」

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顔が一気に引きつるtakumiを必死に励ますガイドさんの図

ここ、ってまんま崖やんけ。。

まともな登山経験もないド素人がこんなほぼ垂直の崖を下りていってもいいものなのか。つーか日本なら間違いなく立ち入り禁止になっているレベル。
冴えない一般人がタッキーに並ぶのはやはり険しい道なのだ。

それでもこんなところで引き返したらガイドが島中に「あの日本人怖じ気づいて火山にたどり着けないでやんのm9(^Д^)(プゲラ」とふれ回ってゆくゆくは日バ友好関係に支障が出るかも知れない。日本人の誇りをかけて、慎重かつ大胆に(児玉清風)崖を下っていくことにする。


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崖の途中から。キウイ男も後ろからついてくる。


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火口が近づいてきた。ガスマスクがなかったらどうなってたか。。


30分かけてやっと崖下、火口入口へ。少し登って、ついに火口の淵に立つ。
これが間近で見るベンボウ火山のマグマだ!


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今まで行った火山と言えば、エチオピアのダナキル砂漠、エルタアレ火山。火口の大きさこそそこには劣るものの、マグマは断然こちらの方がアクティブ。火口全体が真っ赤に染まり、ゴウゴウブチュブチュ言っている。この中に落ちたらどんなものも一瞬で燃え尽きそうな、リアル地獄絵図だった。こんな煮えたぎるマグマ(専門用語で溶岩湖というらしい)が間近で見える場所は本当に貴重とのことらしい。

「見たかタッキー!やっと並んだで!」(何様)


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相変わらず裸足で、ここでは火口に落ちないようずっと手をつないでくれていた(深い意味はない、たぶん)ワイルド系ガイドさんだったが、ガスには勝てないようで「ここキツいから10分だけね」とのこと。ガイドさんの身に何かあっては困るので、この絶景を目に焼き付けてささっと退散。またあのほぼ垂直断崖をよじ登り、無事生還する。


次のターゲットはコンゴのニイラゴンゴ火山かな、あそこは火山はともかく国の治安がアレっぽいけど。。

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キャンプサイトへ下りてテントを畳み、そのまま下山。途中、昨日一緒に空港を下りた夫婦とすれ違う。フランス語を話していたけど本国出身か、それともニューカレあたり?バヌアツでもフランス語が通じるので旅しやすそうだ。独立前は英仏共同統治だったという珍しい過去を持つこの国、学校も英語教育の学校とフランス語教育の学校に分かれているとのこと。

登山口にはちゃんと車が迎えに来ており、荷台に載ってポート・ヴァト村へ。やっぱり南太平洋は荷台での移動がよく似合う。イイネ!

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キウイ2人組は別の村に行くとのことで自分とトレッキングガイドだけこの村で下車。島のガイド、ジョン・タッソ氏経営のゲストハウスへ連れて行ってもらう。


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英語は片言だったけど頼りになったトレッキングガイドさん。あざした!

さて、今晩のお宿であります。
設備的な面はまったく期待していなかったけど(そんなの気にしてたらこんな島来てないってのw)、清々しいまでに何もない宿。といってもベッドルームはちゃんと個室で蚊帳まである(結局刺されまくりで役に立ってない気がしたけど)。あとシャワーもあるけどたぶん雨水を貯めたやつ。


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それでもタッソ氏は親切で、さっそく村の散策へ連れて行ってくれる。

バヌアツ旅にこの島を選んだのは火山トレッキングの他、できるだけプリミティブな島に行きたい、ツーリスティックな島はちょっとねえ、、(一般日本人感覚からしてツーリスティックな島はバヌアツに存在しないと思うけどw)という誠に自分勝手な理由があったけど、ちょっと歩いただけでまさにどストライクな場所ってことが分かる。うーん、この満ちあふれる「何もない南国の村」感。


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おそらくこの村の宿は今泊まっているゲストハウスだけで、宿帳兼意見帳を覗いてみると(そういえばソロモンの宿とか国立博物館とか、この辺よく意見帳を見る気がする)、だいたい1ヶ月に1組ゲストがいればいい方。出身はニュージー、ヨーロッパ諸国、といったところだがなんとこの10年必ず年一で来る日本人夫婦がいるそうな。
「それ以外で日本人は見たことないから、あんたがこの村に来た3人目の日本人だけどな。」

とにかくこんな期待通りのラブリーでショボい村に来られて大満足であります。あ、ショボいって褒め言葉よ。

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それでも教会はやはりデカイ


そのままこの村唯一のカババーに連れて行ってくれることになった。ポートビラより離島の方が断然カバがきつい、と聞いていたのでこれも期待せざるを得ない。

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やっぱりポートビラのに比べるとショボいぜ!バーというよりハイキングコースにある東屋だぜ!

辺りがどんどん暗くなってきて、それに比例するように村の男達がどんどん集まってきた。もともとカバは男しか飲めないので女人禁制なのだ。
なんと学校の校長も来ていた。ラリってるとこ生徒に見られたらどうすんだ。


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この方も学校の先生だった気がする


それではさっそく2日ぶりのカバを。。

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やっぱりマズい。やっぱりこんなマズい飲み物が存在していいのか!と思うぐらいマズい。
そしてやはりポートビラのに比べると若干お強めのようで、さっそく舌がピリピリしてくる。なんとなくまわりの人と話したくなってもきたけど、これもカバの効果なのだろうか。

彼らによるとバヌアツの中で76種類(!)あるカバの中でもアンブリム島のは上質で、ニューカレに輸出したりもしているらしい。カバビギナーの自分には何が上質かなんてさっぱり分からんけど。そしてカバをじゃんじゃんおごってくれた。青汁のCMじゃないけど、こんな糞マズいのにまた飲みたくなってくる不思議!カバマジック!

おもむろに店の裏でカバを作り始めており、ご丁寧にもすでにふらふらになった自分を「まあ見てきなよ」と案内してくれる。
男だらけの夜の社会見学だね!響きがやばいね!


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コショウ科の木の根を切り刻み(歯でかみ砕くカバもあるらしい。げえぇ・・・)


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水に入れて


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濾過して完成。何も知らなければ黒魔術か何かをやってるようにしか見えないw

カバの正体って木の根だったのね!道理で泥水の味がするのね!うえぇ。。

結局5,6杯ほどいただいて文字通りフラフラ状態でカババーを出る。
途中、何かの集まりでバヌアツ伝統料理のラプラプが食えるよ、とのことで立ち寄る。


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さっきとは打って変わってコチラの集まりはほぼ100%ご婦人方


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ラプラプ。芋や肉にココナッツミルクをかけ、バナナの葉で包んで蒸したもの。
コメントしがたい味だが糞マズいカバのお口直しにはピッタリ。

このあとも意識があるのかないのかよく分かんなったが、タッソ氏の介抱によりちゃんと宿に着けていたようだ。この村3人目の日本人がこんなヘタレで申し訳ないッス。
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関西の某外大を卒業して日本社会の荒波へ、しかしまだまだ旅中毒末期患者。モラトリアム期間をなんとかして延長したい。。。

 

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