FC2 Blog Ranking

2017-08

Latest Entries

ついにブータン!今までで一番テンション上がる入国。

6/11 ネパール/カトマンズ →(ドゥルックエアー)→ ブータン/パロ →(専用車)→ ティンプー →(専用車)→ プナカ プナカ泊

ブータン行きフライトが朝早いので起きてそっこー空港へ向かう。カトマンズはブータンから帰ってきたときまたゆっくりと。。

IMG_0392.jpg
それでもホテル近くでヒンドゥー祠を発見してひとりでニヤニヤ


IMG_0393.jpg
やっぱしょぼいカトマンズ空港。ターミナルは市役所か集合住宅系建物


さてブータンの国際空港はパロのみ。どうでもいいけど国最大の国際空港が首都でも最大都市でもないのってキプロスとフィジーとウガンダとブータンぐらい?教えてエロい人!
そして就航しているのは2社、国営ドゥルックエアー(ロイヤルブータン航空)と民営ブータンエアラインズのみでもちろんどちらもブータンの航空会社。必然的にブータンへ飛行機で行くにはブータン以外の航空会社は使えない。カトマンズからのフライトはドゥルックエアーが週6便、ブータンエアラインズが週2だったか3だったかってことで今回は前者をチョイス。

ヒマラヤ眺望フライトとしても有名なこの路線、確実に左窓側を撮っておきたかったので早め(それでも2時間前)に行くと、チェックインカウンターはガラガラ。係員は「左の窓側?あーハイハイ」と完全に慣れているようで無事シートアサイン&チェックイン完了。幸せの国へ幸先イイ!


ご丁寧にもボーディングパスはカバーに入れてくれた。そこに載っているのが、、

20160611_065710_20160710131633495.jpg

マイレージプログラム「My Happiness Reward」の加入案内。こんなとこでも徹底した幸福の追求。。。 やっぱ恐ろしい国ですぜブータンは。


IMG_0394.jpg
中国の駅の待合室みたいな空港ゲート前


ドゥルックエアー機は予想通りプロペラ機。アルジェリア国内線以来!テンション上がるう!
乗客は予想外に中国系観光客が多く、隣の中国女性から「夫が離れた席にいるから替わって座らせてあげてくんない?」と言われたが丁重にお断りする。すまんね、ここで替わったら早くにチェックインしてシートアサインした意味がないのよ。。


IMG_0402.jpg
機内誌の表紙がいきなり国王夫妻


IMG_0404.jpg
おいおいどこまで続くのよこの記事



IMG_0405.jpg
あ、ちゃんとルートマップも載ってる。国内線の路線網がオモシロイ


で、彼女には申し訳ないけどやっぱ丁重にお断りして良かった。
まずは人口密集地帯のカトマンズ盆地を一望。

IMG_0409.jpg


そして雲上に出てからはお待ちかねのヒマラヤ。
「もうすぐ着陸します」というアナウンスと同じノリで「左手にエベレストとマカルーが見えます。。」と流れてくる。あああ、しんどいトレッキングも何百ドルもするヘリチャーターをすることもなしに簡単に世界最高峰が見えちゃったよお。。。

IMG_0437.jpg
左がエベレスト、右がマカルー(世界5位)


もちろん機内左側の乗客は例外なく窓に張り付く。隣の中国女性もご遠慮なく自分の前に身を乗り出してバチバチ写メってくる。これぐらいはいいけどさあ。。

その後世界3位かつインド最高峰のカンチェンジュンガも見え、

IMG_0446.jpg


再び雲の中を突っ切ってブータン上空へ。


IMG_0455.jpg


まず見えてきたのは山と小さい集落。「なんか尾根の上とかありえないとこに集落があるぞ?」という第一印象だったけど、この印象はブータン移動中ずっと感じることになる。
そしてまるで道がひかれているかのように山と山の間の深い谷をすーっと通り抜け、空港があるパロへ。

立派な田んぼと立派な農家が見えたかと思うと、

IMG_0466.jpg


今度は立派な寺院が現れ、


IMG_0465.jpg


ほどなくして無事着陸。
プロペラ機に伝統建築ターミナル、空港職員はみんな民族衣装、周りはのどかな田舎の風景といういきなりブータン度120%な景色にここでも乗客が全員写真を撮りまくる。そしてターミナル横ではさっそく国王夫妻のでかい看板がお出迎え。


IMG_0474.jpg


IMG_0479.jpg


飛行機からの絶景、そしてこのブータンという国を凝縮したような空港。今までで一番テンションが上がる入国だった気がする。さすが幸せの国、初っぱなから旅行者に幸せを感じさせてくれるのだ。


カトマンズよりさらにしょぼいけどきれいなターミナルを出て、この旅でお世話になるガイドさんとドライバーさんと合流。ご挨拶もそこそこに、早速移動開始。
車窓は飛行機から見えたものと同じくのほほん系農村風景で、雰囲気は「田舎のおじいちゃんちの夏休み」風。takumiの地元紀伊半島の村に何かの間違いで空港つくっちゃいました、みたいな感じがする。なんだか居心地のいいアンバランス感。
ただ農家の規模がでかく、例外なく伝統建築なのに目を引かれる。そしてときどき道路脇にマニ車やチョルテン(仏塔)が現れ民族衣装姿の村人がぐるぐる回っている。当たり前のように牛ものっそり歩いている。
入国して1時間も経ってないのに、なんか冗談みたいな国に来てしもた、という感想が浮かんでくる。あ、もちろんいい意味で。


空港から1時間、さっそく首都ティンプーに到着。ある程度情報は仕入れていたけど、やっぱりここも建物は伝統建築だらけで、道行く人は民族衣装だらけで他国の首都とは何かが違うタダナラヌ雰囲気が漂っている。あ、もちろんいい意味で。
はっきり言うと現実感がないのだ。


IMG_0491.jpg
ティンプー名物手信号


IMG_0489.jpg
伝統建築&民族衣装&国王写真の定番コラボ


そんなティンプーをもっと探索したかったが、両替を済ませたのみでさっさと次へ向かう。山岳国で経済規模も小さいこの国は道路網が貧弱でしかも今回の旅のメインは空港から2日がかりのブムタン地方、ゆえにどんどん先へ行くしかないのだ。

山道を登ってさらに1時間、この旅最初の峠ドチュ・ラでランチになった。

さて初のブータン料理、いや一応日本唯一のブータン料理店ガテモタブンで食べたことはあるのだけど(もちろんこのときはこんなに早くブータンに行けるとは全く思っていなかったw)、とりあえず唐辛子なんでしょという印象。出てきた料理もちゃんとそれに応えてくれた。
たぶん旅行者用のレストランだからそれなりにマイルドになっているとは思うが、それでも十分な辛さでございます。まあどこの国でも変にツーリスト用にアレンジされたのものよりはローカルな方がいいからこれで満足なんだけど。


IMG_0506.jpg
とにかく量が多すぎるので早速残す。朝食食ってないんだけど。。


IMG_0508.jpg
レストラン内の国王一家写真

ブータンを含むチベット仏教世界では峠は聖なる場所。去年行った中国のアムドでもタルチョがこれでもかというほど張り巡らされたりチベタンがルンタ(お経が書かれた紙)をまき散らしたりする光景に出会ったけど、このドチュ・ラには108基のチョルテンがある。2003年国内にいた反インド政府ゲリラの追放作戦を行い、その犠牲者を弔っているそうな。その作戦は先代国王直々が指揮を執り、このエピソードを熱く熱く語るブータン人に何度か出会った。たぶんいろいろ武勇伝をお持ちの先代国王の中で最大級の武勇伝だと思う。



IMG_0515.jpg



IMG_0533.jpg
天気が良ければヒマラヤ一望とのことだが今は雨期ッス!残念!

やっぱりタルチョもあったがブータンではルンタと呼ばれるとのこと。さっき書いたようにチベットではルンタはまた別のもの、紛らわしいっての。


ここから道は下り。車内でラジオをつけてもらうと、MCが視聴者に電話して歌を歌ってもらう番組が延々と流れていた。プロの歌手が少ないからこそ成立する番組なのだ。この国の人口はたった70万、福井県とか相模原市レベルだという事実に改めて気づく。
この番組は公用語ゾンカ語だけど、ネパール語番組もあるらしい。


IMG_0536.jpg
南アジアが誇る文化デコトラ、ブータンにも!仏教度高めの装飾



IMG_0550.jpg
谷に立派な棚田がどこまでも広がっていて車窓は全く飽きない!
一昨年フィリピンで世界遺産の棚田バナウエに行ったけど、あのレベルがこの国にはゴロゴロ


山道を下りきった所がプナカ。標高1200m、ドチュ・ラから2000mも下ったことになる。ティンプーと気温が全く違い、ここが国王一家や高僧の避寒地として発展し「冬の首都」と呼ばれた歴史にも納得。
ではさっそくプナカ・ゾンへ。


IMG_0553.jpg

ゾンは分かりやすくいえば城塞兼行政施設兼宗教施設で、とりあえずブータン来たらここ観光すれば間違いないベ、といったところ。実際ものすごく歴史的価値があるものが未だに現役で(しかも県庁などとして)使われているのだから行くべきなのだ。ここはひねくれ者旅行者takumiも素直に従う。
公用語ゾンカ語はゾンの言葉という意味、県もゾンカクと呼ばれることを考えても、ブータン人にとってとても重要ことが分かる。

外国人は極端に露出した服装でなければ入れるが(それでもガイドさんにポロシャツ着た方がええで、と言われた)、ブータン人は法律で公的な場所で着るよう定められた民族衣装ゴ=男性用、キラ=女性用の他、さらに最上級バージョンの礼装としてカムニ=男性用、ラチュー=女性用という肩掛けを身につける。一般庶民は白色だが国王は特別に黄色。
ただこれがブータン人でも着用がめんどくさいようで、ガイドさんはいつも身につけるのに四苦八苦していた。


IMG_0583.jpg
出るときはドライバーさんと2人がかりでやっと畳む有様


今のブータンという国の成り立ちは16世紀にンガワン・ナムゲル(シャブドゥン)という高僧が内紛の末ブータンに亡命したことから始まるけど(それゆえこの国最大の宗派はチベットではほぼ見られないカギュー派の一派ドゥク派)、そのときに国内各地にゾンが建てられた。プナカ・ゾンもそのうちの一つで、チベットからの侵略に備えた城塞のためかなりがっしりとした建物。
今はもちろん城塞としての役割は必要ないれど、僧院(=宗教施設)エリアと県庁(=行政施設)エリアがきっちり分けられている。


IMG_0573.jpg



IMG_0578.jpg


とエラソーに言ってみるけど、ゾンの姿に圧倒されるだけでガイドさんの英語の説明も頭に入ってこないし結局へーえで終わる。相変わらずだめだなあせっかくのガイドマンツーマンVIP旅行なのに。。
ただ一見チャラそうなイケイケブータン男児という見た目のガイドさんが、お堂に入るなり五体投地し始め、お坊さんからうやうやしく聖水をもらって顔につけたのは胸を打たれた。ついでに自分までうやうやしく聖水をいただいた。なんというか、やっぱり現実感がない。

で、今晩の宿、、、ではなくホームステイ先へ向かう。予算の都合もあって今回のブータン旅では6泊中5泊がホームステイという誠に現地密着型旅行なのだ。
滞在先はファームステイとなっていたから郊外の農家なんでしょ、と思っていたら郊外どころではない山奥まで車が進み、これ以上行ったら山小屋しかねえぞ?と突っ込みたくなるところでやっと村とホームステイ先の農家に到着。飛行機から見えたときに思っていたけど、本当にこの国はありえないとこまで村があって驚く。四国を列車で旅しているときに大歩危・小歩危らへんを通ったような感覚・・・って分かる方いるかなあ。

IMG_0634.jpg
玄関先にチ●ポが描かれるのがブータン農家。幸せの国は実は卑猥の国なのだ


とにかくこの周りのロケーションがすばらしすぎるので、荷物をさっさと置いて家主とガイドさんとドライバーさんでさっそく散策。


IMG_0603.jpg



IMG_0602.jpg


棚田のてっぺんには寺院があり、ルンタと同じくブータン仏教必須アイテムの一つダルシンがはためいている。


IMG_0606.jpg


うーん、この農村風景を見ただけでもブータン来る価値があるかも。来て良かった。。。


IMG_0629.jpg
かかし!もっと日本のに似ているのもあった。他の国にもあるのかなあ


このご家族、なんだか同じような年齢のオバチャンが2人いたりでいまいち家族構成がうまくつかめないが、兄弟がプナカだかティンプーだかに出稼ぎに行ったので奥さんと子供を育ててると言ってた気がする。この幸せの国でも農家から都会(ティンプー程度の街を都会というのは抵抗があるけどw)に出る人が多く農村が衰退、という全世界共通問題に足を踏み入れているようだ。
旦那さんは色白で、奥さんは宮間あやが老けた感じ。家族全員高地顔というのか、チベットやボリビアで見たような赤っぽい顔をしている。


IMG_0637.jpg


IMG_0662.jpg
今晩のお部屋。国王夫妻写真と仏様のカレンダー。彼らこそこの国のアイドル、BTN48です
隣の部屋は仏間だった


お待ちかねのディナー。赤米にブータン代表料理のエマダツィ(チーズと唐辛子の煮込み)、干し肉と野菜の煮込み、といったたぶん普段よりちょっといいお客用料理が出された。エマダツィは旅行者にはキツイで!という評判を多数聞いたけど、そこまでまずくはない。そもそも高地の国の料理がとびきり旨かったためしがないのでそこまで期待していないし。米や野菜自体は自家製で日本よりウマイ気がする。


IMG_0658.jpg


「ブータンの農家で酒つくってるって聞いたけど飲みたいッス。酒ないんスか?」と控えめに聞くと、当たり前のように出してくれた。ブータン焼酎アラ。

IMG_0660.jpg

このミネラルウォーターのボトルに詰めてるのが自家製感たっぷり。すごいな、ここまで来ると何から何でも自給自足なのだ。
見た目はワインっぽいけどそれは赤米でつくっているからで、飲んでみるともろに焼酎の味がした。つよーい!目が回るう!


ホームステイということで遠慮しがちだけどそもそもこの国ではホテルがなかった時代は民泊があたりまえで、今でも外部のニュースが聞ける貴重な機会で大ウェルカムとのこと。そういえばガイドさんやドライバーさんとホストファミリーは初対面なのに話が絶えることがなかった。
関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://furafuramachiaruki.blog.fc2.com/tb.php/798-4e9a9731

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | ホーム |  »

プロフィール

takumi

Author:takumi
関西の某外大を卒業して日本社会の荒波へ、しかしまだまだ旅中毒末期患者。モラトリアム期間をなんとかして延長したい。。。

 

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
旅行準備・スケジュール (36)
移動安宿ビザ等国別情報目次 (1)
日本/原付ツーリング (10)
日本/鉄道の旅 (8)
日本/その他 (27)
韓国 (13)
中国 (34)
香港 (3)
マカオ (2)
台湾 (6)
フィリピン (2)
ベトナム (3)
カンボジア (3)
ラオス (6)
タイ (2)
マレーシア (7)
シンガポール (2)
インドネシア (2)
バングラデシュ (7)
インド (4)
ブータン (8)
ネパール (4)
パキスタン (10)
キルギス (22)
カザフスタン (11)
ウズベキスタン (21)
トルクメニスタン (6)
タジキスタン (19)
アフガニスタン (5)
イラン (27)
アルメニア (7)
グルジア (7)
イラク領クルディスタン (11)
アラブ首長国連邦 (5)
ヨルダン (5)
イスラエル (8)
パレスチナ (2)
トルコ (24)
フランス (10)
スペイン (13)
ポルトガル (4)
イタリア (15)
バチカン (1)
サンマリノ (3)
ギリシャ (11)
スイス (2)
ベルギー (6)
ドイツ (3)
ハンガリー (5)
スロベニア (7)
クロアチア (6)
ボスニア・ヘルツェゴビナ (4)
セルビア (9)
モンテネグロ (6)
コソボ (7)
マケドニア (6)
アルバニア (9)
ブルガリア (8)
ルーマニア (14)
ウクライナ (2)
チュニジア (5)
アルジェリア (8)
モロッコ (18)
西サハラ (1)
エチオピア (26)
ジブチ (6)
ソマリランド (8)
モーリタニア (11)
セネガル (4)
マリ (12)
カナダ (2)
米領プエルトリコ (1)
ペルー (9)
ボリビア (10)
アルゼンチン (18)
チリ (9)
オーストラリア (2)
ニュージーランド (2)
総集編 (18)
訪問国とルート (7)
観光に役立つリンク集、用語集 (3)
世界のサッカー (20)
スタンプ、ビザ (7)
世界の鉄道 (17)
世界のお金 (9)
パクチー栽培日記 (1)
キューバ (2)
米国 (2)
メキシコ (2)
チェコ (2)
パプアニューギニア (2)
ソロモン諸島 (3)

 

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
未設定
--位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
未設定
--位
アクセスランキングを見る>>

 

FC2カウンター

 

検索フォーム

 

 

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

 

QR