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2017-08

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社会人でもアフガンへ!?アフガン9日間モデルコース。

※2015年4月追記:2015年2月より、ホーローグのアフガニスタン領事館にてビザ取得に日本大使館のレターが必要になったとの情報アリ。この通りなら、事実上ホーローグでのアフガンビザ取得は不可となり、観光ビザをまともに取れる大使館・領事館はゼロになります。行かれる方は十分な情報収集を!
※2016年8月追記:と思ってたら今夏知り合いからホーローグでアフガンビザ取得になった、との報告!ただ結局当日発給150ドルのみの選択肢しか与えられず、泣く泣く撤退したそうな(たっけえ。。)。やはり一度は断られたが交渉して面談まで持ち込み、無職なのを隠して会社員と装ったのがよかったのでは?とのこと。今後行かれる方は、嫌われない程度に粘ってみては?


アフガン旅行記と旅行情報をうpしてから半年以上過ぎましたが、まだまだ「アフガニスタン 入国」とか「アフガニスタン ビザ」といったキーワードでこのブログにたどり着かれる方が多くいらっしゃるようです。

takumi自身もアフガン旅行者がどれくらいいるのか興味があるので時々調べてみますが、今年も何件かアフガン旅行ブログが見つかりました。もちろん長期旅行者の方ばかり。


「長期ならいけるかもだけどわし社会人だし!社会人でもアフガン行きたいし!」という方も100万人に1人はいらっしゃるかもしれないので、ご期待にお応えして(なんの期待だw)、超弾丸アフガン9日間モデルプランを作成してみました。100万人に1人のための情報です。ああなんて無駄な記事なんでしょうw



<ルート>
アフガン入国へはビザ取得が絶対条件。しかし現在のところ、アフガン観光ビザを確実に取得できるのはタジキスタンの片田舎ホーローグしかありません。takumiは去年アフガン旅行者の人柱となるべく在日アフガニスタン大使館で挑戦しましたが、あえなく発給拒否。これまで取得できたキルギスのビシュケクやタジキスタンのドゥシャンベの大使館もレター必須になったようで、事実上取得不可。
というわけで、どこから入国するにしてもまずはタジキスタンのホーローグに行かないといけません。もちろん観光ビザにこだわらなければこの限りではありませんが、さらに労力とマネーが必要になるでしょう。

アフガン入国ポイントですが、最近主に旅行者が使っている国境は3つ。ひとつは北部のマザリシャリフとウズベキスタンのテルメズを結ぶルート、もう2つは東部バダフシャン州とタジキスタンとの国境で、シュグナンとホーローグをつなぐルートとイシュコシム国境。
マザリシャリフはアフガンでは5本の指に入る規模の都市で、ロンプラの表紙にもなったほど有名なモスクのハズラト・アリー廟もあるのですが、ビザ取得地点のホーローグから最低でも2日はかかるので却下。ここではホーローグからすぐ行け、takumi自身も抜けたシュグナンの国境を使うことにします。イシュコシム国境はホーローグから3時間ほどでいけるので、こちらを使うのも現実的だけど。

afghantajik.jpg
赤点…ホーローグ・シュグナン国境(ティム-デモガーン国境)
青点…イシュコシム国境
黄点…ドゥシャンベ-クンドゥース間の国境
緑点…テルメズ-マザリシャリフ間の国境



<フライト>
まずはタジキスタンのドゥシャンベまでの航空券を買わないといけません。ドゥシャンベに就航している主なエアラインは、クオリティの低さに定評のある中華系とロシア・旧ソ連系エアライン。ちなみにタジキスタンの航空会社はAsia AirwaysやらEast Airやら名前だけはやたら立派w
ここは最短距離・最低価格でいける中国南方航空を使いましょう。往路はウルムチを水曜と土曜の23:55出発、ドゥシャンベに23:30到着(時間がずれているけど同日着)。復路は木曜と日曜の1:30発、7:10着。スカイスキャナーで調べてみると、最低価格が約4万円でした。
日本からドゥシャンベまで通しで航空券を買おうとすると、復路の乗り継ぎがめちゃくちゃ悪そうなので日本からウルムチまでは別途購入します。てきとーに10月のある日で調べてみると、中国国際航空の北京乗継で往路が羽田発8:30/ウルムチ着17:25、復路がウルムチ発10:10/羽田着21:30で約9万5000円のフライトが見つかりました。往路のウルムチでちょっと時間が空きますが、あちこち見つける民族団結のスローガンとかやたら不自然なウイグルバザールっぽい何かとか、いろいろネタを見つけてみてはどうでしょうか。
もちろん時期によってはどちらももうちょっと安くなるかも。

あとドゥシャンベ空港にはなぜか中東系LCCのフライドバイが乗り入れてますが、値段自体は安いけどドバイ経由ってのがめんどくさいので弾丸旅行で使うのは厳しそう。長期旅行には使えるかもね。



<必要なもの>
もちろんタジキスタンビザ必須。日本で意外と簡単に取れます。なかなかのお値段ですが。取得方法についてはタジキスタン大使館のサイトか、当ブログのこのページをチェック。
注意点としては、ゴルノ・バダフシャン州入域許可証(GBAOパーミット)を同時に取得することとダブルビザで申請すること。シングルだとアフガニスタンからタジキスタンに戻ってこれず、タリバン生息地帯を乗り越えてカブールまで行く羽目になります。
あと女性の方は体を覆うアレ必須でしょう。ガチイスラムなお土地柄なので、これないとめんどくさいことになりそう。



<旅程>
一日目(水or土)
上記のフライトで羽田発、ウルムチ到着。関空発でも似たような時間帯のフライトがあるようです。
ウルムチで再度チェックイン、中国南方航空でドゥシャンベへ。ドゥシャンベの宿は最低2000円ぐらいから。時間的にタクシー利用になるでしょう(値段不明)。がんばったら徒歩1時間半~2時間で中心部まで出れるよ。
あるいは翌朝早いため、体力と環境が許せば空港泊もアリでしょう。


二日目(木or日)
空路でホーローグへ。唯一のフライトを持つタジキスタン航空 Tajik Airのサイトで調べてみたけど、スケジュールや料金は一切出てこず。よっぽどマイナー路線なのかタジキスタン航空のサイト自体がポンコツなのかどっちかでしょう。
というわけでこのフライトについてはこのサイト(英語)が頼りになりそうです。要約すると、6:30にチェックイン開始で7:30発、日によっては11:30発の追加便があるかも、片道100ドル、3~4日前に電話予約だそうです。オンライン予約できねーのかよ、と叫びたいところですが前もって予約を入れられるだけでもありがたいと思うべきなのでしょう。所要45分とのことなので、朝一に出れば9時前にはホーローグに着くことになります。サイトによれば右側の席に座れば景色ヤバイよ、とのこと。ただ2枚の写真が突っ込みどころ満載ですね。ショボいプロペラ機とそれに群がっている乗客、田舎のバスターミナルみたいなチケット売り場。ちなみにtakumiが空港の前を通ったときは滑走路に牛がいましたw
心配なのがフライトキャンセルで、なんせ「世界の屋根」パミール高原を通過するフライトなので天候によってよく欠航するとのこと。イスラマバードからギルギットヘのフライトみたいなものなのかも?どっちとも乗ったことないけどw

残念ながらフライトキャンセルの憂い目に遭ってしまった方は、次のフライトを待つのはリスクが高すぎるので陸路で行きましょう。乗合タクシーで行くことになりますが、所要時間はバラバラで最短だと真夜中ホーローグ着。途中の村で一泊する車も多いようでホーローグ着が昼ごろになることもあるようです。ここは弾丸旅行的にどうしても翌朝にホーローグに着かないとマズいので、運ちゃんに最短で着くよう念押ししまくりましょう。確実なのは車チャーター。ウン万円かかるでしょうが、アフガン入国のためには致し方ありません。ちなみに乗合タクシーだと約6000円。

フライトに乗れたラッキーなお方は、そのままアフガニスタン領事館に行ってビザを取って即突撃するのもよし、この日は休養日にしてしょーもないバザールなんかを見学するもよし。土曜出発の方はこの日領事館が休日なので、強制的に休養日ですね。
アフガンビザは当日100ドル(たぶん緊急発給)ですが、通常の50ドルでゲットできた方もいるようです。たぶん領事の懐がさびしくなると勝手に値上げするものと思われます。去年は領事館内ですべて手続きを済ませられたけど、今年から料金は銀行振り込みになった模様。


三日目(金or月)
前日アフガン入国できた方は、一日中ゆっくりお楽しみください。昨日を休養日に当てた方、領事館が休みだった方、あるいは一日かけてひーひー言いながら陸路で来た方は本日ビザ申請&受領&アフガン入国。金曜はイスラム的にお休みですが、たぶんこの日も開いてたような。


四日目(土or火)
アフガンゆっくりご満喫。滞在するのはシュグナン地域のバルパンジャ村。最安宿はたぶん25ドル。


五日目(日or水)
アフガンゆっくりご満喫


六日目(月or木)
アフガンゆっくりご満喫。この日ぐらいになれば村人全員が知っている超有名人になってるはず。


七日目(火or金)
涙涙のアフガンとのお別れです。タジキスタンに入国してそのままドゥシャンベ行きフライトに乗ってしまいましょう。国境から空港近いし。
ただ上のサイトによると、空港でチケットを買おうとしてもカオス状態で、ロシア語ができないと厳しいとのこと。代理店で買うのをレコメンドしてくれてます。てかアフガン入国前に買えるんですかね?もちろんちゃんと飛ぶかどうかはインシャラー。
飛べなかった方はやっぱり陸路です。翌日の深夜にドゥシャンベ発のため、途中で一泊できる余裕もあるはず。


八日目(水or土)
出発までドゥシャンベ観光。政府直々につくった趣味悪い系建造物やバザールとかをふらふらしましょう。深夜にウルムチへ出発。


九日目(木or日)
ウルムチで再度チェックインして出発、帰国の途へ。お疲れ様でした。


現地情報やさらに詳しいビザ情報は当ブログのタジキスタン情報アフガニスタン情報をご覧ください。



<費用>
タジキスタンビザ(14日間ダブル)―9000円
フライト:羽田―ウルムチ(往復)―約9万5000円
フライト:ウルムチ―ドゥシャンベ(往復)―約4万円
宿泊:ドゥシャンベ(2泊)―約4000円
フライト:ドゥシャンベ―ホーローグ(往復)―約2万円
アフガニスタンビザ(30日間シングル)―約1万円
宿泊:バルパンジャ村(4泊)―約1万円

計―約18万8000円+現地交通費、食費など


もちろんバルパンジャ村ではなくイシュコシムに滞在するなどアレンジも可能。タジク側、アフガン側のどちらもイシュコシムという町があり、アフガン側イシュコシムはパミールトレッキングの拠点になっているためそこそこ栄えているようです。また時間があればタジク側イシュコシムよりさらに奥のワハン回廊へも足を伸ばして欲しいものです。アフガンに負けず劣らずすばらしい場所なので。

念のため言っておきますが、ほんとにこのプランで行ったとしてアフガンに入国できなかった!とか日本に帰れなかった!というトラブルがありましても当ブログは一切責任を負いませんのでご理解ください。なんせすべてがてきとーなスタン系の旅なので、順調にいく方が珍しいのであります。特に冬は99%どこかでつまずくと思うw

さらに念のため言っておきますが、当ブログは決してアフガン旅行を奨励するものではございません。アフガニスタンで最も安全かつ簡単に行ける地域に行くプランをつくりましたが、国の全土に退避勧告が出ているし、いつこの地域の情勢が悪化しても不思議ではありません。タジキスタン側のホーローグもときどき銃撃戦があるようだし。また戦闘以外でも病気の蔓延や政治状況などで急遽国境が閉鎖されるリスクもあります。アフガン入国の際は常に最新情報を手に入れるように心がけてください。



・・・って長々と書いてきたけど、さすがにいないよなーほんとにアフガン弾丸旅行しちゃう変態って。いたらいたでその人とはうまい酒が飲めそうだけどw
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コメント

え…

面白いですが、肝心の「中で何をするか」がないじゃないですかwww
内部でのおススメの過ごし方とかあれば、もうちょっと行く気になりますが、ただ中でバーミヤンと山岳を眺める以外にすることなさそうですよね…
ご飯もあまり美味しくなさそうだし…(爆
(とか言いつつ日本ではアフガニスタン料理に行ったことはないのですが…)


僕は茨城→(春秋)→上海→(南方)→ウルムチと行きました。
中国といえば、なんといってもC-tripを私はよく使います…
条件の悪い格安航空券の宝庫ですので。
安全かどうかわかりませんが…苦笑

Re: え…

> ken.oさん

はい、ずばりアフガンに行くことだけが目的なのでw
何があるか知らんけどとりあえず死なない程度にアフガンに入ってみたい、って方もごく少数ながらいるんじゃないかと。僕みたいにw
実際特に見所もないド田舎でも、テレビで見たような伝統アフガン服を着たザ・アフガン人がわらわらいてほんとに感動するんですよね。一気に異世界に入ったみたいで。

なるほど、ウルムチ入りにはそのルートもありましたね!春秋航空は最近一気に路線を増やしましたし、どんどん便利になるかもしれませんね。ただその路線が重慶行きとか武漢行きとか、需要あるのか心配したくなるようなものもありますがw

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関西の某外大を卒業して日本社会の荒波へ、しかしまだまだ旅中毒末期患者。モラトリアム期間をなんとかして延長したい。。。

 

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