Latest Entries
首都ドゥシャンベへ悪路を行く前編。
9/18 タジキスタン/ホーローグ →(乗り合いタクシー)→ カライフム カライフム泊
この旅最大の目的であるワハン回廊&アフガニスタン訪問を終え、帰国日が迫ってきたので、タジキスタンの首都ドゥシャンベへ向かいます。
ホーローグからドゥシャンベへは乗り合いタクシー(といってもフツーのジープとかワゴン)で向かう。直通で行ける車もあるらしいけど、所要時間が15時間から20時間以上かかり真夜中に着いても容赦なく降ろされるそう。逆ルートのドゥシャンベからホーローグに来た日本人旅行者の方も、ホーローグに着いたのが午前1時で真っ暗の中タブレットをひったくられたとか言っていた。つーことでそんな事態を避けるためにまずはちょうど中間地点に当たるカライフムへ向かうことにします。

第二次大戦関係っぽい像
カライフム止まりの車はほとんどないらしく、ドゥシャンベまでの料金を要求してくる嫌らしい運ちゃんばっかだったけど、ドゥシャンベまでの料金の約半額である150ソモニ(約3000円)でおkという運ちゃんとランクルをようやく発見。そういえばこの国ジープやワゴンは韓国製ばっかで、ランクルは結構珍しい。
これでもほかのものの値段に比べれば車代はやたら高く感じる。燃料費が高いとのことで、タジキスタンはほかのスタン系に比べて車代だけは高いらしい。300円あれば腹いっぱい食える国なのにね。

出発していきなりこの状態。おいおい大丈夫かよ。。。
もちろんこの国の交通機関に定時出発なんて概念はないので、乗客が集まるまで待つことになる。しかしいつ集まるのかわからないので、荷物だけ預けておいて朝メシ探しに出かける。このときって自分がこの場にいないときに限って乗客がすぐ集まって、いい席を取られたり下手すると置いてきぼりになったりするのよね。だからメシ探しのときもタクシーのことが気になって仕方がない。これ途上国における乗り合いタクシーあるあるねw
で、朝メシは見つからず、席はほとんど埋まってタジク名物トランク急造座席しか空いていないという悲惨な状況に。結局5人乗りのところに運ちゃん乗客合わせて12人、乗車率にすると240%。朝ラッシュ時の京浜東北線かよ。
くっそう今から通る道悪そうだったからまともな座席確保しておきたかったのに。。。
ここから1時間のルシャンまでは3日前のジゼヴ渓谷日帰り旅のときに通ったが、やっぱり日本の林道となんら変わらない狭いボコボコ道。自分のシートは狭苦しく通勤電車と同じ向かい合わせシートなので(普通の車で向かい合わせシートに座るってどんな状況だよ。。。)、やっぱりかなりのしんどさ。急造シートが穴ぼこ箇所の振動を余すことなく伝えてくれる。


店員「ラグマンとスープしかないけどどっちにする?」「おれラグマン」「おれも」
タジクの食堂おなじみの展開


さらに途中からは舗装すらなくなり、その結果絶え間なく車内でセルフヘッドバットをやることになった。やれやれ首都と州都を結ぶ重要路線がこんな状況かよ。。。 さっさと人民労働者に整備してもらいなさいっ。

しかし対岸に見えるアフガン側と比べるとまだずっとマシだった。アフガン側は断崖絶壁と小さい村が連続し、獣道があればいいほうで「は?どうやって村の外に出んの??」と思ってしまう村もあった。天竜川沿いの飯田線沿線を100倍ショボくした感じ。この例え分かってくれる人いるかなあw

原始的ガソリンスタンド
かくして車内でセルフヘッドバットを何百回も繰り返したのち、ホーローグから約7時間でカライフム着。川が合流するところにある穏やかな町という印象。そこらへんにわらわらしている子供に聞くと難なく宿が見つかる。最初宿にいたのはtakumi一人だったが、そのあとイギリス人チャリダーカップルとドイツ人ライダーが相次いで入ってきた。どうもこの町は一般旅行者はすっ飛ばしてしまうが、チャリダーやライダーが多く滞在するらしい。彼らは一日でドゥシャンベからホーローグまで行けないから当然か。
この子たちも含めてやたらこの町は子供たちがわらわらしていてなかなかフレンドリー。サッカーユニフォーム着ている子が多かったので「イスティクロル・ドゥシャンベ!レガール・タタズ・トゥルスンゾダ!」とかタジキスタンのクラブ名を適当に叫んでいたら大ウケしたw
ロンプラ大先生によれば、この国の人口の40%以上を14歳以下が占めるんだそうな。

ミラン


突如出現したやたら立派な柔道場

モスク?怪しい新興宗教の施設じゃないの??

女の人が「ワタシ撮ってー」って言ってくれる国っていいよねー


この食堂の品揃えはマシなほう。ロシアビールもあるし
この旅最大の目的であるワハン回廊&アフガニスタン訪問を終え、帰国日が迫ってきたので、タジキスタンの首都ドゥシャンベへ向かいます。
ホーローグからドゥシャンベへは乗り合いタクシー(といってもフツーのジープとかワゴン)で向かう。直通で行ける車もあるらしいけど、所要時間が15時間から20時間以上かかり真夜中に着いても容赦なく降ろされるそう。逆ルートのドゥシャンベからホーローグに来た日本人旅行者の方も、ホーローグに着いたのが午前1時で真っ暗の中タブレットをひったくられたとか言っていた。つーことでそんな事態を避けるためにまずはちょうど中間地点に当たるカライフムへ向かうことにします。

第二次大戦関係っぽい像
カライフム止まりの車はほとんどないらしく、ドゥシャンベまでの料金を要求してくる嫌らしい運ちゃんばっかだったけど、ドゥシャンベまでの料金の約半額である150ソモニ(約3000円)でおkという運ちゃんとランクルをようやく発見。そういえばこの国ジープやワゴンは韓国製ばっかで、ランクルは結構珍しい。
これでもほかのものの値段に比べれば車代はやたら高く感じる。燃料費が高いとのことで、タジキスタンはほかのスタン系に比べて車代だけは高いらしい。300円あれば腹いっぱい食える国なのにね。

出発していきなりこの状態。おいおい大丈夫かよ。。。
もちろんこの国の交通機関に定時出発なんて概念はないので、乗客が集まるまで待つことになる。しかしいつ集まるのかわからないので、荷物だけ預けておいて朝メシ探しに出かける。このときって自分がこの場にいないときに限って乗客がすぐ集まって、いい席を取られたり下手すると置いてきぼりになったりするのよね。だからメシ探しのときもタクシーのことが気になって仕方がない。これ途上国における乗り合いタクシーあるあるねw
で、朝メシは見つからず、席はほとんど埋まってタジク名物トランク急造座席しか空いていないという悲惨な状況に。結局5人乗りのところに運ちゃん乗客合わせて12人、乗車率にすると240%。朝ラッシュ時の京浜東北線かよ。
くっそう今から通る道悪そうだったからまともな座席確保しておきたかったのに。。。
ここから1時間のルシャンまでは3日前のジゼヴ渓谷日帰り旅のときに通ったが、やっぱり日本の林道となんら変わらない狭いボコボコ道。自分のシートは狭苦しく通勤電車と同じ向かい合わせシートなので(普通の車で向かい合わせシートに座るってどんな状況だよ。。。)、やっぱりかなりのしんどさ。急造シートが穴ぼこ箇所の振動を余すことなく伝えてくれる。


店員「ラグマンとスープしかないけどどっちにする?」「おれラグマン」「おれも」
タジクの食堂おなじみの展開


さらに途中からは舗装すらなくなり、その結果絶え間なく車内でセルフヘッドバットをやることになった。やれやれ首都と州都を結ぶ重要路線がこんな状況かよ。。。 さっさと人民労働者に整備してもらいなさいっ。

しかし対岸に見えるアフガン側と比べるとまだずっとマシだった。アフガン側は断崖絶壁と小さい村が連続し、獣道があればいいほうで「は?どうやって村の外に出んの??」と思ってしまう村もあった。天竜川沿いの飯田線沿線を100倍ショボくした感じ。この例え分かってくれる人いるかなあw

原始的ガソリンスタンド
かくして車内でセルフヘッドバットを何百回も繰り返したのち、ホーローグから約7時間でカライフム着。川が合流するところにある穏やかな町という印象。そこらへんにわらわらしている子供に聞くと難なく宿が見つかる。最初宿にいたのはtakumi一人だったが、そのあとイギリス人チャリダーカップルとドイツ人ライダーが相次いで入ってきた。どうもこの町は一般旅行者はすっ飛ばしてしまうが、チャリダーやライダーが多く滞在するらしい。彼らは一日でドゥシャンベからホーローグまで行けないから当然か。
この子たちも含めてやたらこの町は子供たちがわらわらしていてなかなかフレンドリー。サッカーユニフォーム着ている子が多かったので「イスティクロル・ドゥシャンベ!レガール・タタズ・トゥルスンゾダ!」とかタジキスタンのクラブ名を適当に叫んでいたら大ウケしたw
ロンプラ大先生によれば、この国の人口の40%以上を14歳以下が占めるんだそうな。

ミラン


突如出現したやたら立派な柔道場

モスク?怪しい新興宗教の施設じゃないの??

女の人が「ワタシ撮ってー」って言ってくれる国っていいよねー


この食堂の品揃えはマシなほう。ロシアビールもあるし
- 関連記事
-
- 大統領パラダイスな首都ドゥシャンベ。
- 首都ドゥシャンベへ悪路を行く後編。
- 首都ドゥシャンベへ悪路を行く前編。
- おもしろトロッコに乗れるジゼヴ渓谷と、またまた結婚式へ。
- ホーローグのバザールめぐり。
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
トラックバック
http://furafuramachiaruki.blog.fc2.com/tb.php/631-1b66907c