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2017-05

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ベツレヘムとヘブロン。パレスチナってほんとはどんな場所?

※パレスチナ旅行情報はイスラエル・パレスチナ情報をご覧ください


3/30 イスラエル/エルサレム →(バス、社名不明)→ パレスチナ/ベツレヘム →(バス、社名不明)→ ヘブロン →(バス、社名不明)→ ベツレヘム →(バス、社名不明)→ イスラエル/エルサレム エルサレム泊



パレスチナ。名前からして危ないにほひがプンプンしておりますが、エルサレムから日帰り観光で行ける場所としてバックパッカーには有名です。またユダヤとアラブの対立がひしひし感じられる場所としても。

イスラエル建国の歴史、それに続くユダヤ人とアラブ人の衝突の歴史はここでは省略。


この日は土曜でシャバット(ユダヤ教の休息日)、前日の日没からこの日の日没までイスラエル中の公共交通機関がすべてストップするビックリボンバーな日ですが、アラブ人が運行しているバスは関係ナッシング。そのバスに乗って、まずはベツレヘムへ。


このベツレヘム、キリストが生まれたとされる聖誕教会が有名だけど、ここのもパレスチナ自治区(ウエストバンク、つまりヨルダン川西岸地区)にあり、もろアラブ人の町になっている。



さてさてイスラエルとパレスチナ自治区で何が違うのか?まず目に付くのが車のナンバープレート。


DSC08385.jpg
パレスチナ



DSC08387.jpg
イスラエル




DSC08390.jpg
ベツレヘムの町も坂が多い


とりあえずあの有名な聖誕教会へ。


DSC08391.jpg
これアルメニア教会っぽいなあ、と思ってたらほんとにこの部分はアルメニア教会が管理しているらしい




DSC08396.jpg



DSC08393.jpg



DSC08399.jpg


イースターのためか、とにかく人が多い。イエス生誕地として有名な地下の洞窟も、人の多さに辟易して入らず。うーんやっぱ聖書の世界に造詣が深くないと観光にもやる気湧かないよなあ。。。



DSC08409.jpg
教会のすぐ前は完全にフツーのアラブ人の街


そういえばアラブ人のクリスチャンもそれなりにいるらしいけど、どうなんでしょう。レバノンにもかなりの数のアラブ人クリスチャンがいるしなあ。宗教ゴチャゴチャエリアが大好物のtakumiとしてはぜひぜひ行ってみたいものです。



イースターの巡礼客はこれだけ見てエルサレムに帰る人がほとんどだけど、ベツレヘムにはもう一つの見所がある。


DSC08415.jpg



DSC08412.jpg



DSC08420.jpg


イスラエルが勝手に設置したとされる分離壁と、そこに描かれたグラフィティ。画家の名前からバンクシーアートと呼ばれている。

この分離壁、勝手に町の郊外にあると思っていたのに、あったのは町からすぐ、というかほぼ町の中。もちろんイスラエル兵が監視しているため、壁の向こう側に行くには簡単ではない。それだけこの問題がパレスチナ人の身近にあるということか。


DSC08416.jpg



DSC08429.jpg




DSC08434.jpg
パレスチナ兵としてはこの写真を撮るのはウェルカムらしい。そりゃそうだろうな



さて時間が余ったので、ここより南のヘブロン(アラブ名アルハリール)に向かいましょう。
アブラハムの墓があることで聖地として有名な町ですが、それ以外に有名なのはやはり対立の負の遺産。



DSC08439.jpg
このあたりの土地は豊かそう。最初に人間が住み始めたところだしなあ




DSC08441.jpg
アレ、ゴーストタウンって聞いてたのになんだこの賑やかさは。。。


ゴーストタウンはこの賑やかな町の中心地からすぐにところにありました。


DSC08449.jpg



DSC08444.jpg
上に住むユダヤ人からゴミ等が投げられるため金網を設置したとか



DSC08454.jpg




DSC08456.jpg


ただこのあたりも厳密にはゴーストタウンではありません。確かに人が住んでいる気配はないけど、土産屋がうじゃうじゃあるから。アラブ人の商魂たくましさはすばらしい。。。

この騒がしいアラブ人のせいで負の遺産の雰囲気台無し!ってのもあるけど、でもこのアラブ人の底抜けに明るい性格が、ユダヤ人やイスラエル兵に対する最大の武器であるような気がします。でもこのゴーストタウンの建物の上にはイスラエル兵がいて、彼らをずっと監視していたりするのです。


この数日後、パレスチナ人一人が射殺されヘブロンの町は立ち入り禁止になったそうな。



しっつこーい物売りアラブ人から逃げるように退散し、ベツレヘムへ戻りバスに乗ると、途中でドキッとするものを発見した。



DSC08460.jpg

イスラエル兵の監視塔。このあたりの道路のそこらじゅうにあった。



でもやっぱり、このあたりをちょろちょろ動き回っただけでは本当の姿は見えてこない。少なくともこういう場所を見ているだけではユダヤ人側の立場は全く分からない。

「分かったことは分からないということだけ」といったような言葉が沢木耕太郎の深夜特急で出てきたような。たかが旅行者だ、たかが観光だ。もっと謙虚にならなければ。
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コメント

マルコムXという映画で主人公がアメリカの刑務所で「イエスキリストは黒人だった!」と礼拝中に言っただけで、監視員に暴行されるシーンがありました。

イエスキリストは中東出身だったことを思うと、西洋の絵画の描写と違い、アラブ人であった可能性が高いですよね。
イエスキリストの遺骨の場所の特定は実はできているそうですが、ムダな争い(?)を避けるために、発掘は禁止されているそうです。

いつか平和が訪れることを願うばかりです。
貴重な写真をありがとうございます!

Re: タイトルなし

> kenさん

そうですね。やっぱ歴史なんて後世の人間の都合のいいように変えられていくもんですもんね。特に宗教とか神話が絡むとなおさらですし。。。
多くの旅行者の方もおしゃっていますが、やはりこの地に立つと平和について考えさせられることが多いです。なんとか平和の方向に向かえばいいのですが。。。

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関西の某外大を卒業して日本社会の荒波へ、しかしまだまだ旅中毒末期患者。モラトリアム期間をなんとかして延長したい。。。

 

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