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2017-08

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Road to 桃源郷 後編。

9/19 パキスタン/ススト →(乗り合いタクシー)→ フサイニー →(フェリーボート)→ アッタバード →(乗り合いタクシー)→ アーリアバード →(乗り合いトラック)→ カリマバード カリマバード



1泊しかしなかったパキスタン最初の町スストですが、


DSC06841.jpg

想像してたよりかなり小規模の町。メインストリートにパラパラと商店と安宿、以上。な感じ。
ここから少しはなれたところにススト旧市街があるようで、そちらのほうが大きいかもね。

女の人を全く見かけなかったのは、やっぱりこの地域でイスラム色が強いことの証かしらん。


引き続きカラコルムハイウェイを南下、フンザの中心地カリマバードを目指す。


そのカラコルムハイウェイのメイン交通手段がコチラ。


DSC06845.jpg
左のオッサンの笑顔が素敵過ぎるww


DSC06846.jpg


中古ハイエースが大活躍。でかい荷物はもれなく屋根へ、乗客は詰め込めるだけ詰め込んでまえ方式。
タシュクルガンから一緒の日本人ご夫婦とフランス人オッサンとともに移動。

この日本人ご夫婦はお二人とも大学でウルドゥー語を勉強され、しかもパキスタンとインドのリピーター。ということでかなりディープなことが聞けてなかなか勉強になりやした。

あまり知られてないけどパキスタンは多民族国家。イギリス支配前のムガル帝国時代につくられたウルドゥー語がパキスタンの国語だけど、それ以前に各民族言語が幅を利かせているから、もはやウルドゥー語存在する意味ないんじゃね?英語をパキスタン全土の共通語にしたらよくね?と個人的に思っていたけど、
ウルドゥー語はパキスタン独立後の国民アイデンティティの中心になっていてかなーり重要な言語なんですヨ、ということや、

ウルドゥー語とインドのヒンディー語はほぼ同じ言語だけど、インドにはウルドゥー語のような民族統一言語が存在しないことを教えてもらった。


南アジアの民族関係とか言語研究もなかなか興味深そうですなあ。



DSC06844.jpg
パキスタン名物デコトラ(=デコレーショントラック)。これでも本気度が全然足りないらしい



DSC06851.jpg
引き続き山の景色がすばらしすぎる



とかそんなありがたいお話を聞いていると、アッタバード湖畔のフセイニー村に到着。


このアッタバード湖の成り立ちについては説明が必要でしょう。

もともとこの湖はなく、スストから直接車でカリマバードなどへ行くことも可能だった。状況が変わったのが2010年の大規模な土砂災害。この影響で川がせき止められ、アッタバード湖なる巨大な湖が形成されてしまったのだ。
もちろんカラコルムハイウェイは湖で寸断されたし、いくつかの村も湖底に沈んでいるらしい。

で、この湖はフェリーボートで進んでいくことになる。


DSC06856.jpg



DSC06859.jpg
船着場にあるバラック食堂



DSC06862.jpg
元名古屋の建設会社のトラックの運ちゃんは、



DSC06863.jpg
「白鶴湖」?の帽子をかぶったオヤジ。
「日本のトラックに日本の帽子。わしはジャパーニーじゃ」

相変わらずそのへんのオッサンに英語で絡んでいける安心感ww


ハイエースもそうだったけど、このボートも乗客詰め込めるだけ詰め込んでまえ方式。そもそもちゃんとした座席なんてないし。
さすがにモーターで動いていたけど。



DSC06865.jpg



DSC06867.jpg




DSC06881.jpg
湖の両側に槍ヶ岳やマッターホルン系の岩峰が多数出現してくる


乗船時間は約1時間半。

最初の湖の色は、ザ☆泥水って感じだったけど、向こうの船着場に着いたころには



DSC06896.jpg
透き通るような青緑。ここはアルプスの氷河湖かどこかですか。




DSC06899.jpg
日本ブランドをアピールするために無理やり漢字らしい文字を書いた結果と思われるw




さらにまたハイエースに乗り換え。


DSC06903.jpg
おー桃源郷っぽい景色になってきた!


このあたりも中国系による道路工事が多い。アッタバード湖に橋げたが見えてたけど、あれもたぶん中国系の工事でしょう。
昨日スストの宿で「中国人大ッキライじゃ!」とのたまってたオッサンがいたし、これからも何回かパキスタン人による中国の悪評を耳にすることになるけど、この工事もその原因なのかなあ、って思ったり。


1時間ほどでアーリアバードへ、ここで乗り換えるのは乗り合いトラック。


DSC06906.jpg

パキスタンでは「スズキ」と呼ばれているこのトラック。マツダ製でもなんでも「スズキ」。
もちろん乗り心地はハイエースよりさらに悪い。道路状況も相変わらずだし、パキスタンの移動しんどいなあ。イランの快適バスとか中央アジアのぶっ飛ばしシェアタクシーが懐かしい。。。


目的地のカリマバードに着いたのはその30分後。予約してた宿を探してフラフラしてると貫禄のあるじーさんが教えてくれた。
宿まで連れて行ってもらい、別れるときにじーさんが言った。「わしがハイダー爺じゃ」

ハイダー爺って、、、カリマバードの有名宿のオーナーであのロンプラの表紙にも載ったハイダー爺かよ。自分とこの宿の客じゃないのにわざわざ連れてってくれるんかよ。どんだけいい人なんですか。



こうして桃源郷フンザの滞在が始まりやした。



なお今日3回も「なんたらバード」っていう地名が出てきたけど、「~abad」はペルシャ語で「~の町」という意味。「~バード」と勘違いしている人も多いけど詳しくは「~abad」。「イスラムの町」で「イスラマバード」などなど。ペルシャ語の勢力圏はかつてはかなり広かったので、インドや中央アジアにもこのような地名があるようです。
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関西の某外大を卒業して日本社会の荒波へ、しかしまだまだ旅中毒末期患者。モラトリアム期間をなんとかして延長したい。。。

 

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