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2017-04

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驚くべき独裁者ワールド、アシガバート。

8/19 トルクメニスタン/アシガバート アシガバート泊


さて不思議の国トルクメニスタンの首都アシガバート(アシガバット、アシュガバットとも発音)にやってきたtakumiですが。



DSC05267.jpg
ホテルのロビーにいきなりご登場。なんだこのわざとらしいポーズは。。。


このコスパ最悪ホテルでいきなり日本人を発見。中国某市の大学院生のKさん。
タジキスタン滞在中に東部パミール地方で戦闘が起こってしまい、なんだかんだで1ヶ月もタジクにいたとのこと。そして中央アジア最大の観光大国ウズベキスタンにわずか3日間しか滞在できなかったそうな。


アジアの中でもマイナーな地域中央アジア、さらにその中のマイナー国トルクメニスタン。こんな国(しかもビザ代高いし5日しか滞在できないし)に集まる旅人は本当に旅好きな人ばかりに決まっている。一般的な日本人の尺度から見たら、思いっきり「変人」のカテゴリーに入るんだろうけどww
Kさんもまさにそんな人で、話していておもしろい人だった。


そのKさんと、郊外のタクルーチカバザールへ。木・土・日曜に開かれ、日曜市が一番大きいそうな。歩き方によると、

「トルクメニスタン国内に存在するすべて物が売られている」

らしい。そりゃ行かなあかんわな。
実はこのバザールにあわせて入国日を調整してたりして。


バスの行き方は分からないのでタクシーで。この都市、道端に立ってるとありとあらゆる車が止まってくれる。全自動車総タクシー状態。



歩き方のご指摘の通り、それはそれは巨大なバザール。



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いきなり目に入る人造ヤシの木。やっぱ独裁国家は考えることが違う



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彼らはなかなかフレンドリーですが、普通の国民は外国人に無関心。政府が国民に、外国人とあまり接触するな的なことを言ってるそうな


このバザールの目玉は(あくまで旅行者的目線では)家畜たち。なんとラクダまで売られているそうな。
バザールのオバハンたちに片言のロシア語とヘタクソな絵で聞きつつ、やっとその場所に着いた。



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どっかに運ばれるヤギ



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いやーほんまにおりましたがな

ラクダ見るのは去年末のアフリカ大陸以来。なんかアフリカのより毛色が濃いよな、とか冷静に分析してみる。



DSC05281.jpg
一頭ウン百万円だって


なかなか満足したけどとにかくクソ暑いので、市内中心部に戻る。
そこでtakumiたちを待っていたのは、この上なくアホくさ、もとい、壮大な独裁者ワールドだった。。。!



まずは故ニヤゾフ関連。
2006年に急死するまで「終身大統領」だったニヤゾフ、尊称トルクメンバシュ、通称バシュ様。
突っ込みどころ満載の政策を発表したり、街のあちこちにイカツイ建造物や自らの金ピカ像を作った近年まれに見るヘンタイ大統領ってことは前回お伝えしたけど、


その遺産がこの街の最大の目玉になっている。


変態大統領の遺産が名所ってショボくね?いやいやナメてかかっちゃいけませんぜ。このスケールにはほんとに圧倒されるはず。ではご覧いただきませう。


まずはこの街の目抜き通りマグトゥムグリ通りにある、ニヤゾフの金ピカ像から。大統領が替わって取り壊されたってうわさもあったけど、ちゃんとご健在でした。


DSC05346.jpg
この建物自体も十分イカツイけど、よく見ると。。。



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噂どおりの金ピカ像。バシュ様、あなたにお会いできて光栄っス。


もちろんこれ一つだけでなく、この通りのあちこちにある。しかもバリエーション豊かなのでスタンプラリー感覚で楽しめますw


DSC05354.jpg
胸像バージョン



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凱旋門風をバックに今にも歩かんとしているバージョン



DSC05352.jpg
これは相当レア物!ルーフナーマ(後述)を手に座っているバージョン。すりばちやまのマリル並みにレアですな。
あまりにもレアなのでまともに撮ったら警官に注意されました。なので盗撮風




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建物上部にバシュ様の横顔。もちろん金ピカ。これぐらいならいくらでも見つかりますよん



そしてこの街最大の名所が、「中立のアーチ」。通称「黄金の回るトルクメンバシュ像」。
バシュ様遺産の中では一番の人気を誇る(たぶん)場所で、takumiの中でもトルクメ旅最重要スポットだった。
バシュ様ご健在のときは中心部の広場にあったそうだけど、お亡くなりになった後郊外に移されたそうな。この情報は前もって知ってたので、タクシーで向かう。



DSC05304.jpg
利用者皆無の片側4車線道路の先に。。。



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あった!ついにやってきたあこがれの場所・・・



DSC05297.jpg
うおおおお!光の角度的になかなか神々しく輝いておられる。。。


黄金の「回る」トルクメンバシュ像の意味は、この像が太陽のほうを向いて一日で一回転するところからきているそうな。
なんてバカバカし、もとい、偉大な像なのだ。。。




DSC05306.jpg
アーチの近くにある、利用者皆無のだだっ広い地下道



バシュ様はさらに、アシガバートを近未来都市にすべく、天然ガスの利益を惜しげもなく都市開発につぎ込んだ。で、その結果がこれ。


DSC05315.jpg
なかなか斬新なデザイン、でも人の気配全くナシ



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ただの地下道も、バシュ様によってちょっとした地下街風に。同じような商店が4軒ぐらい並んでるのが理解しがたいけど。




DSC05340.jpg
見事takumiによって世界一無駄に豪華なバス停に選定されたこのバス停。待合室はエアコンつき、外部には時計と温度計つき。ターミナルでもないただのバス停です。こんなの10個以上見たかなw




DSC05341.jpg
もちろん大統領官邸も思いっきり盛大につくっちゃいました。夜になるとさらにえげつない光景になります。たぶん世界でここだけの、白線が光る道路もこのあたり。
この辺はカメラ出しただけでしょっぴかれそうな雰囲気だった



一方の現大統領ベルディムハメドフ。
「独裁路線はやめて開放路線に変更するぜえ!」とは言ったものの、バシュ様の遺産に心を惑わされたのか、先代の路線を思いっきり次ぎつつある感じでした。

とりあえずその露出っぷりをご覧いただきたい。




DSC05336.jpg
イカツイ建造物




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航空会社オフィスww
ちなみに国内線2000円台で飛べますww




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もちろん新聞の一面を飾るのはいつもこのお方



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これはやりすぎだろ・・・



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市バスの車内www



DSC05287.jpg
出た、うさんくさいポーズ



いやーもう某極東の独裁者なんとか一族に匹敵する露出具合ですな。
事実この国は、「中央アジアの北朝鮮」と呼ばれているらしい。


でもこの国が北朝鮮と大きく違うところは、天然ガスという資源を持っていること、そのおかげでほとんどの国民が生活に困っていないこと。


税金はほとんどタダらしいし、交通機関も激安(市バス0.2マナト≒5円、タクシー5マナト≒150円)。市内にボロ車は全く走っておらず、タクシーはすべてヒュンダイの新車。物乞いも全くいない(イランもいなかったけど)。

いろいろクレイジーな国家だけどとりあえず国際的にはほぼ人畜無害な国家なので、あれだけ独裁にイチャモンをつけるアメリカも手出しはできないみたい。


国民も生活には困っていないので、目だった反政府運動も起きていないようだ。
もうこうなったら「独裁者=絶対悪なのか」とかそういった難しいテーマが頭に浮かんでくる。



そんな難しいことは読者の皆様に各自考えていただくことにして、ここからは小ネタ。



DSC05292.jpg
トルクメ限定コーラなんてあります。予想外すぎる。



DSC05329.jpg
この国の女性は民族衣装を着ている人が多い。政府がどんなのにせよ、民族衣装が目立つ国っていいっすネ



さあ、ここからがアシガバート不思議ワールドの本番ですよん。
この都市のイカツイ建造物がもっと不気味に、もとい、壮大に見えるのは夜になってから。
この都市の夜景はまさにこの世のものとは思えないものでした。



DSC05361.jpg
まずは独立記念塔から。



DSC05366.jpg
バシュ様像もライトアップされて神々しさ50%増し



DSC05369.jpg
バシュ様が見つめる先には、、、謎の巨大建造物群



DSC05375.jpg
この塔、約10秒間隔でライトアップされる色が変わる。スカイツリーもビックリ



DSC05385.jpg
この国は噴水がお好き。やっぱり10秒間隔で色が変わる。
そしてこの巨大建造物群。歩き方には高級ホテル群ってあったけど、人が出入りする気配がまるでナシ。とにかく謎



DSC05393.jpg
ルーフナーマのモニュメント。これについては説明が必要でしょう。

「ルーフナーマ」、それはバシュ様が書かれた本の名前。でもこれはただの本ではない。
トルクメニスタン国民にとっては聖書のような本と位置づけられ、教科書や公務員試験、運転免許の試験にも出題される神聖な本なのである。
そしてtakumiはこの本の日本語版があるという情報を入手し、翌日それを探してこの街を駆け回ることになる。それについては次の記事をお楽しみにね♥

ちなみにこのモニュメント、かつては夜8時にルーフナーマの内容が音声で流れていたらしい。今では独立記念日にだけ流れているらしいけど、、、どっちにしても無駄なことには変わりはないw




DSC05404.jpg
将来のアシガバートの姿?早くこうなれるようにがんばってくだはい



DSC05407.jpg
見事takumiが選ぶ世界一無駄に豪華なスクリーンに認定されました。ずっと国旗がはためいているだけ、何のためのスクリーンなのか理解不明です



DSC05396.jpg
もはやアニメかゲームの世界



とにかくこの都市、「突っ込みどころが多すぎてどこから突っ込んでいいのか分からない」ということがお分かりいただけましたでしょうか。



いくらでもこの都市のキャッチフレーズが浮かんできますな。。。


「街じゅうテーマパーク」


「独裁者の独裁者による独裁者のための都市」


「世界一無駄に豪華な都市」


「非現実感あふれる都市」


「世界最強のネタ都市」


そして、takumiが訪れた都市の中で、一番驚くべき、クレイジーな都市であることは間違いない。あとにも先にも。。。
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コメント

おもしろいですね 一度いってみたいw

Re: タイトルなし

> のらねこさん

ぜひ一度どうぞ!最近満を持して(?)日本に大使館もオープンしたそうなので、どんどん行きやすくなる・・・かも?

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関西の某外大を卒業して日本社会の荒波へ、しかしまだまだ旅中毒末期患者。モラトリアム期間をなんとかして延長したい。。。

 

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