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2017-09

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パプアニューギニア情報!

※情報は2017年6月当時のもの


1キナ=約35円


・ビザ情報
空港で取得。ビザカウンターなどはなく、イミグレカウンターにそのままパスポートを突き出すとビザが貼られる。無料。


・ATM、両替情報
空港にATMあり。新生銀行カードが使えたが、高額紙幣しか出なかった気がする。


・移動情報
○日本―パプアニューギニア…需要あるのか謎だが成田からポートモレスビーまで週2便(水・土発)でニューギニア航空直行便が出ている。ピーク以外はほぼ間違いなくガラガラだと思われるが、さらに増便計画があるとか・・・。機内食もエンターテイメントもしっかりしており案外マトモ。


・都市別情報
☆ポートモレスビー Port Moresby
空港情報…最近リノベーションしたらしく、航空会社同様予想以上にマトモでシャレオツなカフェやバー、土産屋、さらには第2次大戦のミニミュージアム的なものまであり、こちらも需要過多感は否めない。wifiは有料で、通信会社のサイト上からカード決済。

観光情報…乗り継ぎ時間中トランジット観光を敢行(シャレではないッス)。とはいえ治安がよろしくない都市なので自力で行く気が起きず、ツーリストインフォでタクシーを呼んでもらおうと思ったが、日本便到着時には閉まっており駐車場のガードマンに紹介してもらった。トグバヒル、エラビーチ、コキマーケットを2時間でまわってもらって130キナ(言い値150キナ)。


ではではHAVE A NICE TRIP!!
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南太平洋戦線から帰還。

6/14 バヌアツ/ポートビラ →(ニューギニア航空)→ パプアニューギニア/ポートモレスビー →(ニューギニア航空)→ 日本/成田

さて、一気に帰国です。
一つでも欠航なり大幅ディレイが出たら総崩れなドミノ式旅程だったので、何事もなくよかった。。

ホストファミリー勢揃いで空港までお見送りにきていただいて大恐縮。この日もカバ熱は冷めず、売店に粉末インスタントカバがあったので迷わず購入する。(日本で飲む気が起きず未だに開けてないけど)

特に何もなく淡々と搭乗。

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ガダルカナル島



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ホニアラ空港

一旦ホニアラに着陸して機内待機。日本人らしき方が一名乗ってきた。
再び離陸、ポートモレスビーへ。


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行きと違ってポートモレスビー空港はオージーらしき白人でにぎわっていた。バーは占拠されているし暇だったのでわざわざカード決済してwifiを使う。
オーストラリア行きフライトがまとめて出発してオージーがほぼいなくなった頃、やっと成田行きのボーディングが始まる。
乗客は行きと同じぐらいで、やはり堂々と横になって寝れたのだった。


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着陸して降りようとすると、ビジネス席に「JFA」と書かれたバッグを持った日本人が4人ほどいるのに気づく。あら、サッカー関係者?
あとでウィキペディアで調べ物をしていると、この前の日にポートモレスビーでパプア対ソロモン、つまりホニアラで観た試合のセカンドレグがあったようで、その主審がJリーグでも観たことのある某レフェリー。なるほどそういうことか、、サインもらうべきだったかなあ。でも審判にサインもらったことあるやつっているのか??
帰国から3ヶ月以上たってしまいましたが、かくして旅行記は終わりであります。ご静聴ありがとうございました。

ポートビラのホームステイ先で考える、カバとは何ぞや。

6/13 バヌアツ/ポート・ヴァト →(乗合トラック)→ クレイグコーブ  →(エアバヌアツ)→ ポートビラ ポートビラ泊


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清々しい朝、ゲストハウスのお子様とお犬様と朝食をいただく

早くもアンブリム島を発つ日。昼前に村を出るので、それまで引き続き村を散策。やはりいかにも南国でラブリーな村だった。


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海の方に出てみると、誰かがボートで村に上陸しようとするところ。時代が時代ならここで村人対侵入者の仁義なきバトルが始まり、首を狩ってor人肉を食らって、、とかなりそうだが(事実隣のマレクラ島ではほんの50年前まで食人儀式が残っていたらしい)、
穏やかな方達だったので大丈夫でしょう。


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別の村からきたそうだが、同じ島でも言語が5つぐらいあって意思疎通ができないとのこと。といってもこの島の面積は約680平米で淡路島より少し大きいぐらい、人口に至っては7,000人ちょっと。これで全く別の言語が5つもあるのが日本人感覚ではアリエナイのだ。
そんな彼らの共通語はソロモン諸島と同じくピジン英語。これに合わせて公用語が英語とフランス語なのだから、4言語を話すのがフツーということになる。やはり英語だけでもあっぷあっぷでバイリンガルも怪しい我々とはまるっきり事情が違うのだ。まあ沖縄弁とか津軽弁は日本語に入るのか入らないのか、って問題は置いといて。。

そういえばここバヌアツやソロモン、パプアなどのメラネシアエリアとトンガ、サモア、タヒチなどのポリネシアエリアとの最も大きな違いは、メラネシアでは同じ島でもいくつもの言語に分かれているため共通語が必要なのに対しポリネシアでは同じ島どころかエリア全体似たような言語が話されていること、と聞いたことがある。
マイナー言語マニアはこの辺の島のウィキペディアページを見ただけでおなかいっぱいになることでしょう。

あとバヌアツでは共通語代わりに砂に絵を描く砂絵も有名だそうな。


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昨日のカババーは日中ブタさんのたまり場になっている模様


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書かれている年号が100年以上前。ここで亡くなった宣教師か誰かか?


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村をひとまわりして宿に戻ると、オーナーのタッソ氏が「ココナッツジュース飲む-?」とかいって実をとってきてくれた。
ほんと絵に描いたような南の島でございます。


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島に来たとき商店で見た謎のトーテムポール。タムタムというそうで宿でも作っていたので土産に売ってもらう
夜になると火山のマグマめがけて目からビームを発するそうです(嘘)


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自分のバックパックとブタが隣り合わせで荷台に置かれるシュールな図

行きと同じく荷台に地元民満載のトラックに乗って空港へ。
途中の村ではつける意味があるのかないのかよく分からない柵が入口にあり、村人に外してもらう。


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空港に着いたのが2時間前。でももちろんチェックインなんて一瞬で終わってしまうし、田舎の無人駅みたいな規模なので時間を持て余してしまう。

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一応チェックインカウンター。搭乗券は手書き。。

タッソ氏と別れを惜しんでいると、「あ、これポートビラの知り合いに届けてくれる?空港に来てるから」と謎の段ボール箱を渡されるまさかの展開。
これが東南アジアなりアフリカなりだったらダメ!ゼッタイ!な展開なのだけど、慣れていそうな口ぶりだったしどうせバヌアツだからいっかー、とすんなり受け取る。脳みそも完全に南の島モードになっているのだ。


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行きと同じく20人乗りの小型機で、島を脱出。短いながらも濃厚な島での思い出に浸っていると、
「左を見ろ、火山だぞお」とパイロットの肉声アナウンス。


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おお、昨日あそこにいたのね。。
てかこんな小型機でみんな片方に寄って大丈夫なのか??


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行きと同じく同じアンブリム島のウレイ空港に寄り、パーマ島空港にも、、と思った所で空港に近づいて着陸態勢になったのになぜか急上昇。もう一度着陸しようとして、、やはり急上昇。気流の関係かなんなのか、結局着陸を諦めてポートビラに向かってしまった。そのせいで30分以上早くポートビラ着。


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ドサッと預け荷物が置かれ「はい持ってってー」

そんなわけで送迎もタッソ氏の知り合いも見つからない。
到着予定時刻になってやっと「あ、荷物ありがとー」とその知り合いがやってくる。予想したとおり、結局人の荷物を預かってダメ!ゼッタイ!な事態にならず一安心。
ほどなくして送迎ドライバーも到着。本日はこのドライバー宅にホームステイするオプショナルツアーを入れているが、その前に軽ーい市内観光。


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とりあえず定番の観光地(らしい)フレンチの丘


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だが景色はビミョー。。
ただ「ちっちゃい街ですけど離島から来たら大都会ですよ」と初めて来たときいわれたが大いに納得


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独立広場。まさかここでサッカーとかラグビーの公式戦やるつもりでは。。


そのあと中央市場へ。
こんな時間に行ってやってんの?と思ったが、やはりホニアラほどの活気はないものの、

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南太平洋特有のなんとか芋エリアもしっかり見学でき

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それなりに満足。
あと刑務所も車窓から見学。他に見るとこないのか?この街。。

一旦ホテル兼サウスパシフィックツアーズのオフィスに戻って預かっていただいた荷物を受け取り、ホームステイ先に向かう。なんでもドライバーさんがアンブリム島出身とのことで、お宅に向かう前から歓迎モードプンプンだった。

お宅はおそらくポートビラではデカイ部類に入るだろうと思われる立派なお家で、奥様やらご両親やらが出迎えてくれ、ハワイとかタヒチでよく見る花の首飾りをかけてもらい大恐縮。みんなでバヌアツ伝統料理を作ろう!というステキなプログラムが入っており、首飾りをかけたままいきなりさあ作るベ!ということになった。


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なんとか芋をすり下ろし、


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お父様(なぜかフランス代表ユニ)のご指導ご鞭撻の元バナナの葉で包む


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ドライバーさんはココナッツ専用すり下ろし機(?)にまたがって作業


調理が一段落した所で、さてカババー(ナカマル)に行きますか、、ということになった。この旅最後のカババーなので気合いを入れねばならぬ。
そういえば嗜好品ではあるがアルコールは勿論入っておらず、含まれるのは興奮作用というより鎮静作用なので運転しても別に問題ないらしい。

バヌアツだけで200軒以上あるといわれるカババー。ドライバーさんお気に入りの店へ。
「カウンターが2つあるけどなぜだか分かる?」とドライバーさん。なんでも片方はアンブリム産のカバ、もう片方が別の島のカバを出しているとのことだった。

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アンブリム産カバカウンター

そうか、異常にポートビラにカババーが多い理由はそこだったのか!
世界各地の首都と同じく、ポートビラにも田舎から移住してきた人々が多く住んでいる。彼らが故郷のカバを恋しがるから、それぞれの島のカバを出すカババーがあるのだ。
島の数だけカバがある。東京に各県の地酒だけを扱う居酒屋が乱立する様を想像すれば分かりやすい(のか?)。


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別の島のカバを出す隣のカウンター

このドライバーさんにアンブリム島出身だからここによく来るの?と聞くといや、味がいいからとのこと。ほらアンブリムのカバは美味いって分かるだろう、って分かんねーよw 相変わらず糞まぢーよww
けれどよく馴染んだ故郷の味だからよく来てしまうのだろう。外国人には知ったこっちゃないけど。


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田舎のカババーはほぼ女人禁制だけどここはOKなのだろか?


でも彼によると、外国人は外国人なりの飲み方があるらしい。日本人はいろんなバーに行きたがるけどフレンチの奴らはお気に入りを決めて同じ店ばっか行ってる、オージー達はそもそも行かない、などなど。


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カババーにあるキリスト教の祠的なもの。我々でいう神棚みたいなもんか

彼が言う「アンブリム産の上質な」カバをしこたま味わった後、そういえば近くにオバマ・カババーなるものがあるよ、とのことで行ってみることになった。

といっても全然オバマ臭がしないが、、

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サイクロンの被害に遭うまで天井近くの空いたスペースにオバマの写真があったそうだ。


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サイクロンの被害について語るオバマ・カババーの女将

じゃあトランプ・カババーもつくらないといけませんね、と言うとそれもちゃんと存在しているらしい。んもうカババー最高。

飲むだけでなくテイクアウトもできる、ってことで大きいペットボトルにしこたまカバを入れてホームステイ先に帰宅。そのままホストファミリーとカバ宴会が始まる。


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皆様満面の笑みw

飲み干した後は、みんなして植え込みにカバを吐く。いい大人が自宅で「ウエェェェ」「カー、ぺっ」と吐きまくっている様は壮観であった。

カバは嗜好品だけではなく、医薬品として、また祭礼の儀式としても昔から使われてきたとのこと。カバなくしてバヌアツなし、カバこそバヌアツ文化そのものなのじゃ!と、程良くラリった頭で考える。この旅でお世話になった数々のバヌアツ人の恩に報いるには日本初のカババーを立ち上げるしかない。かつてゲテモノ扱いされたパクチーが今やブームになったように、カバも必ず日本で流行ってエスニックレストランにカバ飲み放題プランができたり、カルディーでインスタントカバなんかが売られたりすることであろう。知らんけど。


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あ、自分もお手伝いしたバヌアツ伝統料理ラップラップもそれなりのお味。カバのお口直しにはピッタリ

アンブリム島火山トレッキング二日目、ベンボウ火山へ&ポート・ヴァト村でカバ飲み会。

6/12 バヌアツ/アンブリム島キャンプサイト →(トレッキング)→ ベンボウ火山 →(トレッキング)→ ポート・ヴァト ポート・ヴァト泊

初登板の一人用テントの性能はバッチリで、朝まで快眠。


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昨日の昼と同じく謎のパンと手作りジャムの朝食

昨日会ったキウイ男2人組とベンボウ火山を目指すことになった。昨日は出発の時点でこれダメじゃね的な空になっていたが、本日は快晴。いけるんじゃね!


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マルム火山への登山道は斜面を横切っていくような道だったが、ベンボウ火山へはひたすら尾根を登っていくようだ。気を抜いたらオシマイな結構危ない道にあることに変わりない。
それでも天気も相まってなかなか景色がよろしいので、三途の川でも出てきそうな昨日の景色とは大違いでテンションも上がる。


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が、火口まであと一歩というところで急にフリーズすることになる。
「じゃー、ここ下りてね。」

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顔が一気に引きつるtakumiを必死に励ますガイドさんの図

ここ、ってまんま崖やんけ。。

まともな登山経験もないド素人がこんなほぼ垂直の崖を下りていってもいいものなのか。つーか日本なら間違いなく立ち入り禁止になっているレベル。
冴えない一般人がタッキーに並ぶのはやはり険しい道なのだ。

それでもこんなところで引き返したらガイドが島中に「あの日本人怖じ気づいて火山にたどり着けないでやんのm9(^Д^)(プゲラ」とふれ回ってゆくゆくは日バ友好関係に支障が出るかも知れない。日本人の誇りをかけて、慎重かつ大胆に(児玉清風)崖を下っていくことにする。


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崖の途中から。キウイ男も後ろからついてくる。


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火口が近づいてきた。ガスマスクがなかったらどうなってたか。。


30分かけてやっと崖下、火口入口へ。少し登って、ついに火口の淵に立つ。
これが間近で見るベンボウ火山のマグマだ!


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今まで行った火山と言えば、エチオピアのダナキル砂漠、エルタアレ火山。火口の大きさこそそこには劣るものの、マグマは断然こちらの方がアクティブ。火口全体が真っ赤に染まり、ゴウゴウブチュブチュ言っている。この中に落ちたらどんなものも一瞬で燃え尽きそうな、リアル地獄絵図だった。こんな煮えたぎるマグマ(専門用語で溶岩湖というらしい)が間近で見える場所は本当に貴重とのことらしい。

「見たかタッキー!やっと並んだで!」(何様)


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相変わらず裸足で、ここでは火口に落ちないようずっと手をつないでくれていた(深い意味はない、たぶん)ワイルド系ガイドさんだったが、ガスには勝てないようで「ここキツいから10分だけね」とのこと。ガイドさんの身に何かあっては困るので、この絶景を目に焼き付けてささっと退散。またあのほぼ垂直断崖をよじ登り、無事生還する。


次のターゲットはコンゴのニイラゴンゴ火山かな、あそこは火山はともかく国の治安がアレっぽいけど。。

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キャンプサイトへ下りてテントを畳み、そのまま下山。途中、昨日一緒に空港を下りた夫婦とすれ違う。フランス語を話していたけど本国出身か、それともニューカレあたり?バヌアツでもフランス語が通じるので旅しやすそうだ。独立前は英仏共同統治だったという珍しい過去を持つこの国、学校も英語教育の学校とフランス語教育の学校に分かれているとのこと。

登山口にはちゃんと車が迎えに来ており、荷台に載ってポート・ヴァト村へ。やっぱり南太平洋は荷台での移動がよく似合う。イイネ!

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キウイ2人組は別の村に行くとのことで自分とトレッキングガイドだけこの村で下車。島のガイド、ジョン・タッソ氏経営のゲストハウスへ連れて行ってもらう。


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英語は片言だったけど頼りになったトレッキングガイドさん。あざした!

さて、今晩のお宿であります。
設備的な面はまったく期待していなかったけど(そんなの気にしてたらこんな島来てないってのw)、清々しいまでに何もない宿。といってもベッドルームはちゃんと個室で蚊帳まである(結局刺されまくりで役に立ってない気がしたけど)。あとシャワーもあるけどたぶん雨水を貯めたやつ。


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それでもタッソ氏は親切で、さっそく村の散策へ連れて行ってくれる。

バヌアツ旅にこの島を選んだのは火山トレッキングの他、できるだけプリミティブな島に行きたい、ツーリスティックな島はちょっとねえ、、(一般日本人感覚からしてツーリスティックな島はバヌアツに存在しないと思うけどw)という誠に自分勝手な理由があったけど、ちょっと歩いただけでまさにどストライクな場所ってことが分かる。うーん、この満ちあふれる「何もない南国の村」感。


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おそらくこの村の宿は今泊まっているゲストハウスだけで、宿帳兼意見帳を覗いてみると(そういえばソロモンの宿とか国立博物館とか、この辺よく意見帳を見る気がする)、だいたい1ヶ月に1組ゲストがいればいい方。出身はニュージー、ヨーロッパ諸国、といったところだがなんとこの10年必ず年一で来る日本人夫婦がいるそうな。
「それ以外で日本人は見たことないから、あんたがこの村に来た3人目の日本人だけどな。」

とにかくこんな期待通りのラブリーでショボい村に来られて大満足であります。あ、ショボいって褒め言葉よ。

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それでも教会はやはりデカイ


そのままこの村唯一のカババーに連れて行ってくれることになった。ポートビラより離島の方が断然カバがきつい、と聞いていたのでこれも期待せざるを得ない。

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やっぱりポートビラのに比べるとショボいぜ!バーというよりハイキングコースにある東屋だぜ!

辺りがどんどん暗くなってきて、それに比例するように村の男達がどんどん集まってきた。もともとカバは男しか飲めないので女人禁制なのだ。
なんと学校の校長も来ていた。ラリってるとこ生徒に見られたらどうすんだ。


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この方も学校の先生だった気がする


それではさっそく2日ぶりのカバを。。

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やっぱりマズい。やっぱりこんなマズい飲み物が存在していいのか!と思うぐらいマズい。
そしてやはりポートビラのに比べると若干お強めのようで、さっそく舌がピリピリしてくる。なんとなくまわりの人と話したくなってもきたけど、これもカバの効果なのだろうか。

彼らによるとバヌアツの中で76種類(!)あるカバの中でもアンブリム島のは上質で、ニューカレに輸出したりもしているらしい。カバビギナーの自分には何が上質かなんてさっぱり分からんけど。そしてカバをじゃんじゃんおごってくれた。青汁のCMじゃないけど、こんな糞マズいのにまた飲みたくなってくる不思議!カバマジック!

おもむろに店の裏でカバを作り始めており、ご丁寧にもすでにふらふらになった自分を「まあ見てきなよ」と案内してくれる。
男だらけの夜の社会見学だね!響きがやばいね!


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コショウ科の木の根を切り刻み(歯でかみ砕くカバもあるらしい。げえぇ・・・)


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水に入れて


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濾過して完成。何も知らなければ黒魔術か何かをやってるようにしか見えないw

カバの正体って木の根だったのね!道理で泥水の味がするのね!うえぇ。。

結局5,6杯ほどいただいて文字通りフラフラ状態でカババーを出る。
途中、何かの集まりでバヌアツ伝統料理のラプラプが食えるよ、とのことで立ち寄る。


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さっきとは打って変わってコチラの集まりはほぼ100%ご婦人方


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ラプラプ。芋や肉にココナッツミルクをかけ、バナナの葉で包んで蒸したもの。
コメントしがたい味だが糞マズいカバのお口直しにはピッタリ。

このあとも意識があるのかないのかよく分かんなったが、タッソ氏の介抱によりちゃんと宿に着けていたようだ。この村3人目の日本人がこんなヘタレで申し訳ないッス。

僻地の中の僻地・アンブリム島火山トレッキング一日目、マルム火山へ。

6/11 バヌアツ/ポートビラ →(エアバヌアツ)→ クレイグコーブ →(乗合トラック)→ ポート・ヴァト →(トレッキング)→ マルム火山 →(トレッキング)→ アンブリム島キャンプサイト アンブリム島キャンプサイト泊

準備編の記事で述べたとおり、今回のバヌアツ旅の目的はヤスール火山のタンナ島でもブルーホールのサント島でもなく僻地バヌアツのさらに僻地、謎の島アンブリム島での火山トレッキング。さっそく向かいませう。


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国際線の100倍ボロい国内線ターミナル。ネズミも見たでよ

アンブリム島へのフライトは週3便(うち1便はサント島のルーガンビル乗り継ぎ)で、島内の空港は西部のクレイグコーブと東部のウレイの2つ。どの便も両方経由するのだが、西部からのトレッキングが一般的とのことなのでクレイグコーブで降りる予定。
チェックインのとき窓側をリクエストしたが「自由席よん」と言われ、しかも荷物だけでなく人間ごと重さを量らされて「???」と思ったが、機体を見て納得。


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想像以上のミニ小型機。。 テンション上がるう!

あ、預け荷物が規定の10kgから2kgぐらいオーバーしてたの見逃されてたけど、大丈夫なのか・・・?

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席数は20席ほど。もちろん肉声で機内放送w

地元民だけかと思っていたら意外と欧米人2組が乗り込んでいてクリビツ。なぜかパイロットまで白人だった。
アンブリム島の日本での知名度はないに等しいけど(一応某歩き方にも記載はあったが「黒魔術の島」との説明のみで火山のことはシカト、もちろんアクセスの記述もなし)、向こうでは知られているのかもしれん。

自分自身今回初の南太平洋旅なのでこの搭乗だけではしゃぎまくっていたが、この辺のベテラントラベラーにとっては当たり前なのかもしれぬ。自分のまわりに何人かミスター南太平洋とでも呼ぶべき方がいらっしゃるけど、こうやって段々はまっていったのかしらん。

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最初に寄ったパーマ島空港、って何処すか・・・。牛がウロウロする芝生の滑走路が海へ続いていた


1時間ほどでアンブリム島のウレイ空港着。ここで欧米人1組が降りていった。装備を見るに彼らもトレッキング目的で来たようだ。


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期待を裏切らないショボすぎるターミナル


そして島を横断し、、

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終点クレイグコーブ空港へ。やっぱり芝生の滑走路、田舎の無人駅のようなターミナルビル、と秘境感満載でまたまたはしゃぎまくる。乗客とギャラリー?野次馬?がいなかったら飯田線とかにあってもおかしくないね。


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もうこの景色を見ただけでおなかいっぱいになりそうですが、本来の目的はトレッキングなのでした。麓から火山までが遠く、ほぼ必ずテント泊が必要なアンブリム島トレッキング。今回も1泊2日の日程になるので、この足でさっそくトレッキングを始めねばならぬ。
地上に降りて5秒でこの島のガイド、ジョン・タッソ氏が見つかる。ここでの手配もサウスパシフィックツアーズに頼んでいたが、勿論こんな場所に日本語ガイドはいるはずもなくオール英語またはフランス語のみ。


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トレッキングルート図(今回は緑のライン)。ガイドは公定料金のようで右にガイド名と写真、料金が書かれていたが、タッソ氏のは口を開けた変顔写真だった

なぜか手配した車が来ておらず、タッソ氏と暇そうなギャラリーと20分ほど待ちぼうけ。やっと立派なトラックが来たので乗り込むと、チャーターしたはずなのに荷台に次々のそのギャラリーが乗り込んできた。みんなで便乗すれば怖くないのだ。


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もう一組の欧米人もここで降りて車を手配していたが、やっぱこんな状態

登山口までガタガタ道を進んでいく。椰子の木に藁葺き(椰子葺き?)家の村、犬に鶏、キレイな海という、どや南の島じゃ文句あっか的な光景が次々と現れる。


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途中商店に寄り道。なぜか青島ビールあり。右にある謎のトーテムポールが気になるけど、あれが噂の黒魔術か?


空港を出て1時間でポート・ヴァト村の登山口に到着。タッソ氏とはここで別れ、トレッキングガイドとポーターがやって来た。


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実はまともなトレッキング経験は小学校の富士山日帰り登山しか経験がなく、海外ではもちろん初めて。あ、一応パタゴニアのフィッツロイがあったか。でもあれは一応一泊したけどトレッキングというかハイキングに近いものだったし。
ノリと勢いで決めてしまった今回の火山トレッキング、決めた後で「テント必須」「トレッキングシューズ必須」「防寒着必須」とそれなりにガチなやつだったということに気づき、しかも登山前にガスマスクまで渡され、不安120%な中でのスタートであります。

というかスタートからいきなり崖だし。。

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が、これを越えると平坦な砂利と岩道。見た目からすると溶岩か?ポーターもいるのでとりあえずここまでは楽。


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途中ポーターが運んできたパンと手作りジャムの昼食を取ると、本格的な山道へ。でかい椰子が現れたりして白亜紀系ジュラシックパーク的光景になる。



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いきなりその辺の木をバキバキ折って担ぎ出すガイド。しかも途中で「マメできたー」と言って靴脱いで裸足で歩いてきたw

その山道も所々急だが大したことはなく、スタートから3時間ほど経つといきなりパッと視界が開けた。

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ついにアンブリム島のカルデラへ。火山が見えないのがより不気味さを増している。。
ここからすぐ近くのキャンプサイトで休憩兼テント設営となった。

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意外と何でも揃うキャンプサイト。さっき担いでいた木で火をおこしコーヒーを作ってもらった


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満を持して初登板の一人用テント。なんかよく分かんなかったので旅仲間SAORIさんが絶賛していたヤツにしてみました(人任せ)


アンブリム島には2つの火山があり、この日はマルム火山に向かうことに。4年前にタッキーが行ってたのがこの火山とのことだった。

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カルデラの中を進んでいくと、その辺でガスが噴出するこの世の終わり感あふれる景色に・・・。ここで登山前に借りたガスマスクの出番がやってくる。


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地獄の手前?恐山みたい(行ったことないけど)

ガスだけならいいのだけど、平坦だった道もいつの間にか斜面を横切るような危険度が高い道に。ガイドとポーターについていくのがやっとになってきた。


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ここは落ちたらアカンやつや。。

それでもキャンプサイトから2時間、やっとマルム火山の火口へ到着。
ただ何となく予想してたけど、真っ白やんけ。。


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この後ろは煮えたぎるマグマの絶景です(たぶん)


晴れることは少ないと前もって聞いていたけど、ここまで登ってこれは無念。これが人気アイドルタッキーと冴えない一般人takumiの越えられない壁なのだろうか(タッキーも晴れるまで何日も待ったらしいけど)

けれど、「ゴゴゴゴ・・・」というタダナラヌ音、ベタな表現でいう地球の鼓動ってやつははっきり聞くことができた。


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これは明日登るベンボウ火山に賭けるしかない。マグマ見てやるからな、待っていやがれタッキー!(何様)


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キャンプサイトに戻ると今日の飛行機でウレイで降りていった欧米人男2人組がいた。ニュージーランドから来て、東から入って西へ下りる横断トレッキング中とのことだった。去年行ったけどニセコは良かったとか話してくる。オージーだけでなくキウイにも人気だったのね。

今度は嬉しいことに白米を炊いてくれた。ツナの缶詰も運んでいたようで、これが本日の夕飯。


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寝る前に再度ベンボウ火山を見ると、不気味なほど赤々と燃え上がっていた。

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Author:takumi
関西の某外大を卒業して日本社会の荒波へ、しかしまだまだ旅中毒末期患者。モラトリアム期間をなんとかして延長したい。。。

 

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