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2016-04

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引き続き感激のムザブ観光、そしてコンスタンティーヌへ。

2/17 アルジェリア/ガルダイア →(専用車)→ ベニ・イスゲン →(専用車)→ ガルダイア →(アルジェリア航空)→ コンスタンティーヌ コンスタンティーヌ泊


引き続きVIPに専用車&専属マンツーマンガイドでムザブ観光。やっぱりガイドさんは立派な髭を生やしていらした長老風だった。

本日はまずエル・アーテフの町へ。


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前日ハイウェーから見えたエル・アーテフ全景


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町の入口


ここはムザブの中でも戒律が厳格に守られていることで有名。


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偶然(を装って)街並みと一緒にガイドさんを写しても、昨日のエル・アーテフの町と違い
「ここは人の写真撮っちゃいけないジェリア!」
と怒られてしまう。フランス語だけど雰囲気で、たぶん。
そうそうこの日ももちろん最初から最後までしっかりフランス語でのご案内。何言ってるか分からないし何も言い返すこともできないのでやっぱり「ダコール、ダコール(分かりました、分かりました)」のワードに頼ってしまう。。


それでもやっぱり街並みはすばらしいの一言。


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やっぱり気になってしまうムザブ女性の独特の姿



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イランのヤズド、トルコのマルディン、ウイグルのカシュガル、これまで何度か土壁のイスラム旧市街をふらついてその度にこんな街並みが好きになってきたけど、やっぱりここは別格。迷路みたいな路地、いきなり出くわすロバ、時々現れるアラビア語看板、すべてがイイ。。。


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村の入口にて。5つの鍵はムザブの町をあらわしているとか


そしてムザブ最大の町、ガルダイアの旧市街へ。
ここの中央市場はムザブで唯一写真が撮り放題な場所。これまで入ってきたムザブの町はいずれもゴーストタウンのようにシーーーーーンとしていたけど、さすがにここはガヤガヤしていた。やっぱ外に出ているのは男だけだったけど。例の全身白装束女性もいるにはいるが、買い物することなく足早に通り過ぎるだけだった。


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土産屋の2階から、ムザブ定番ショット



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スパイいっぱい、中東臭プンプン


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それでもやっぱりどんどん中に入っていくと静寂の世界へ。。


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モスク


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ムザブの象徴、天に向かってのびるミナレット


天邪鬼パッカーらしく、今までの旅行ではとにかくヨソ者やツーリストっぽいツーリストになるのが嫌で無理やりにでも現地に溶け込もうとしていたけど、ここほど自分がヨソ者感を感じる場所はなかった。フランスに支配されようが世界遺産になってツーリストが押し寄せようがかたくなに戒律を守り続けてきた土地柄、溶け込もうとしても分厚いバリアにはね返されるだけだからしかたないけど。ここガルダイアもムザブで一番開けている町とはいえ、外人ウェルカム感はほとんど感じなかった。
けど、それを差し引いても残る充実感。居心地よろしくないなあ、、と感じたことはときどきあったけど、それより感動の方が勝って不快感を感じたことは一切なかった。

でもそれはたぶんここがムザブだからだろうな。。

この2日間お世話になった運ちゃんが別れ際に一言、「また来れるかどうかはインシャラー」(フランス語だけど雰囲気で、たぶん)。やっぱり聖なる地に住む人はいうこともひと味違う。


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新市街に入るとフレンドリーさがちょこっとうp



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オリーブとレバーを同時に食うとめちゃウマという大発見!


さてそろそろムザブを離れましょか。。


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アルジェリアの小渕首相?



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想像はしてたけどやっぱり売店もカフェもなし、一日数便のフライトのときだけ稼働するなーーーーにもない空港。
しかもフライト3時間前に着いたから暇なことこの上ナッシング!


けれど空港内の人間はガルダイアよりフレンドリーさがさらに数段うpするようで、英語もそこそこ話せた。若い空港職員が「シンジカガワ、ケイスケホンダ」と言ってくれる。
「ハリルホジッチ知ってる?」
「うん、彼はほんとグッドマネージャー」
やった、「アルジェリア人とハリルホジッチトーク」ミッション達成w

「今は誰人気?」
「うーんブラヒミとグルキュフ(監督)が人気あるジェリア」

最後に「グッドフライト」と言ってくれた。アルジェリア人の好感度がどんどんうp。


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やっぱりプロペラ機。前日に引き続き雲がイイカンジ

ボーディングパスを発券してもらうとき窓側席をリクエストすると「心配なく、自由席だから」と言われたけど、やっぱり好き勝手座っていいようだった。10人も乗っていなかったし。
というより重さのバランスのためか、乗務員にここらへん座ってネとゆるーく指定される感じ。


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次の都市、コンスタンティーヌへは約1時間半のフライト。直行便は水曜だけの運航で、わざわざこれに合うように旅程をぶつけたのだった。アルジェへは週6便、オランへも週何便かフライトがある。
砂漠からアトラスを越え地中海へと出る陸路もそれはそれですばらしいと聞いたけど、車をチャーターするとまた大金がかかってくるだろうし、バスはビザ申請の条件上乗れないだろうしなあ。。


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内部も外観も結構立派なコンスタンティーヌ空港


やっぱりここも専用車送迎のVIP待遇。ケツのむずむず感は続く。。
ただムザブと違って観光はガイド必須ではないので、ここではすべてフリープランにしてもらう。

けれどせっかくなので、英語がビミョーに話せる人のいい運ちゃんに郊外のおすすめレストランに連れて行ってもらう。
ここの名物はプロシェットだ、ってことでなんぞやと思って行ってもらうと要するに焼き鳥(&羊)屋。


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クールなオヤジ。日本の焼き鳥屋のオヤジは超おしゃべりなイメージだけど



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見た目通りの激ウマ。謎の瓶詰めはスプライトっぽいお味

日本だったら間違いなくここでビール投入だけどやっぱり酒はなし。うーんやっぱこの国も思うように飲めなそうだなあ。。

詳しくは次回の記事で述べますがココはなんといっても橋と峡谷の街。帰り道に運ちゃんがライトアップされた橋へ連れて行ってくれた。


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アルジェリアンカラーな橋



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ホテルからも別の橋が


到着して数時間、街歩きもなにもしてないのにこの充実感。ここもなかなか期待できるぜよ!
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聖なる地、異世界の地。あこがれのムザブ観光。

2/16 アルジェリア/ガルダイア →(専用車)→ エル・アーテフ →(専用車)→ セブセブ →(専用車)→ ガルダイア ガルダイア泊


前回の記事でも書きましたが、アルジェリアの特殊な旅行事情により豪華ホテル滞在を余儀なく(?)強いられているムザブの旅。
まあ貧乏旅行者目線では豪華でも世間一般から見たら中級ホテルなのだけど。。

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ホテル名はアグレーンパラダイス


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フロントの奥にブーテフリカ大統領の写真。ここも政治的にアレな国なのか・・・



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それでも部屋も敷地も広いしプール付きだし宴会用?の大広間もあるし自分にとってもったいなさすぎる宿には間違いない。
猫に小判、豚に真珠、インド人に松阪牛。。。


もちろん観光も専用車でマンツーマンの現地ガイド付き。うーん昨日に引き続きケツがむずむずする!
まあここではやっぱり嫌でもそうせざるを得ない理由もあるわけで。。

ムザブの谷には5つの町があるが、まずはエル・アーテフへ。

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町の入口にあるのがこの「人の写真ダメよ」の看板。
ここムザブはアルジェリアの中でも最もイスラムの戒律が厳しく守られている地。そもそもイバード派というスンナでもシーアでもないマイノリティ宗派が信仰されている地域で、1000年以上も前から他宗派から迫害されていたイバード派の避難所となっていたとか。。

それゆえムザブの人々は外界との接触を拒み続け、世界でここだけにしかない独特の街並みができあがった。
それと同時に戒律も守られ続け、外国人旅行者は「人物撮影禁止」、「現地ガイドなしで街歩き禁止」、「ムザブ最大の町ガルダイア以外での宿泊・食事禁止」、「既婚女性に話しかけるの禁止」ととにかく禁止禁止のオンパレード。それでも行く価値があるからこそ、というかこのおかげで固有の文化がずっとずっと守られてきたからこそ、やっぱり旅行者も来るわけで。。
といってもこのご時世、takumi以外の外国人旅行者を見ることは結局なかった。宿にアルジェリア人旅行者が数組いたぐらい。

そんなわけで、ここエル・アーテフでもいかにも長老風な現地ガイドと一緒に町へ入っていく。
ちなみにエル・アーテフはムザブのなかで最初に築かれた町とのこと。

一歩町に入った瞬間に感じるこの異世界感。なんかどこかで感じたことある・・・。あ、千と千尋に出てくるやつだ。


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トンネルをくぐって謎の町に入るあの感覚、これだこれだ。街並みも異様な静けさもクリソツ。

期待はしていたけど、このいかにもイスラムな土壁迷路風の旧市街とムザブ独特の丘の上ににょきっと立つミナレットが見えた瞬間、ここに来て良かった・・・と思う。


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既婚女性は片目以外全身白のアバヤで身を隠す。その姿が見えるとさらに異世界度UP


そういうわけで街を歩いているだけで大感動なムザブだけど、ここで一つ問題が。ガイドが一切英語を話せないのだ。
これは他の町でも同じで、結局2日間ずっと分かりもしないフランス語をリスニングし続けることになった。ごめんね長老風ガイドさん、たぶん一生懸命説明してるんだけど全部右から左に受け流してるのよ。わしムーディ勝山なのよ・・・。
それでもずっと黙っているのはさすがにかわいそうなので、とりあえず何か言われたらダコール、ダコール(分かりました、分かりました)を繰り返す。1%も分かっちゃいないけどw
たぶんこの2日間で100回以上はダコール言ってた。


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こちらが理解できないのを知ってか知らずか、フランス語で延々と説明してくれる長老風ガイドさん



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ムザブ人はアラブ人と変わらない顔立ちだけど、ときどき黒人も見かけた。モーリタニアらへんからの出稼ぎ?聞けなかったけど。。



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建築家ル・コルビュジェがインスピレーションを受けた白い聖堂



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町の入口にある、郷土資料館的な展示物



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どや顔で昔のミキサーかなにかをシェイクし始めるドライバーさん兼ホテルスタッフのオジサン
(この人も英語話せず)


結局豚に変えられることも、BBAに名前を変えさせられたあげくタダ働きさせられることもなく無事町の外に出る。

次に寄ったのは唐突に動物園。


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この聖なる地に動物園って・・・。
しかもいっちょまえにライオンもトラもいるし。


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けれど、白い帽子をかぶったガチムスなムザブ人が柵を揺らしたり奇声を上げたりしてトラを近づかせようとしているのを見ると、シュールすぎてどこかほっとする。ムザブにもこんな面があるのか。。

実際意外とムザブの近代化は進んでいるようで、道路はちゃんと整備されているしピカピカの路線バスも見かけた。大学もあるみたい。


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ナツメヤシの緑があふれるムザブの谷




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ベニ・イスゲンの町。丘に張り付く旧市街とミナレット、そうそうこの景色が見たかったのよ!

結局この日は町の観光はエル・アーテフのみで、あとはセブセブの砂丘にでも行きますか、ということになった。
セブセブへはムザブの谷から車で約1時間。国土の大部分がサハラなアルジェリアで、手っ取り早く砂漠体験をするならココ!といったところ。




正直モロッコのメルズーガなんかと比べるとショボい・・・のは否めないけど、このご時世安全に砂漠体験ができる場所はアルジェリアでは貴重なのだ。タマンラセットやタッシリナジェールはテロリストな方々がいらっしゃる気がするし。。
砂漠観光の定番ラクダもちゃんと用意されている。


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雲の形がなんかイイ!


ラクダに乗るのは2000ディナール、バギーもあってこちらは500ディナール(1ディナール=約1円)。うーんどこでもそうだけどなんでラクダってこんなに高いのか。。

「どっちにする?やっぱラクダがいいよ、砂漠にラクダはロマンがあるジェリア」
と勧められたが、ラクダはもうモロッコでも敦煌にも乗ってるしそう何回も乗るものでもないしでバギーに乗ることにする。
(今後当ブログではアルジェリア人の発言に多少フィクションを含むことがあります)


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砂丘のテント風食堂でどや顔でクスクスを奨めるドライバーさん
「ここのクスクスはほんとに食べる価値があるジェリア!」



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サハラをぶち抜く一本道でガルダイアへ戻る




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宿の裏山から。やっぱり雲がイイ感じ


General Information of Algeria

アルジェリア Algeria   takumi68番目の訪問国


国旗
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正式名称 アルジェリア民主人民共和国 People's Democratic Republic of Algeria


首都 アルジェ(人口約350万人)


5大都市 アルジェ、オラン、コンスタンティーヌ、アンナバ、ブリダ


面積 約238万km2(日本の約6.5倍)


人口 約4000万人(日本の約1/3)


民族 アラブ人が約8割、ベルベル人が約2割


宗教 イスラム教がほとんど


言語 アラビア語(アルジェリア方言)、フランス語


通貨 アルジェリア・ディナール 1ディナール≒¥1


時差 日本と-8時間


ビザ 必要


ローマ遺跡にイスラム系旧市街に砂漠に、、、と観光大国としてのポテンシャルはすごいものがある(と勝手に思う)のだけど、セットで周遊できそうなモロッコとは仲がよろしくないようで国境閉鎖中、最近は日本でしかビザが取れなくなり現地代理店からのインビテーションなどが必要とハードルがかなり高く、さらにさらにあのイナメナスの石油プラント襲撃事件、、、ともはや旅行者が敬遠しそうな要素しかない今のアルジェリア。昔はサハラ越えの玄関口としてにぎわっていたとのことだけど・・・。
けれどひねくれ者旅行者としては、モロッコみたいに世界一周定番ルートに組み込まれてウェーイwwしている日本人であふれかえるよりは今の方がいいんじゃないかと思うわけです。自分勝手だけど。
上から目線っぽくて恐縮ですが、行かれる際は歴史関係、とくに独立戦争あたりの予習をしていった方がよろしいかと思います。あの壮絶な戦争を事前に知ってたか知らなかったかで感じることも全然違うと思うので。。

アルジェリア入国!早速ムザブの谷へ。

2/15 チュニジア/チュニス →(エアチュニス)→ アルジェリア/アルジェ →(アルジェリア航空)→ ガルダイア ガルダイア泊

宿を出発してメディナを出たところでタクシーを拾い、チュニス空港へ。
ガラスのハートを持つチキン系パッカーなので最後の最後まで警戒感が抜けなかったけど、運ちゃんはちゃんとメーターを使ってくれたし端数は切り捨ててくれた。結局チュニジアでお金関係で嫌な思いをしたことはほとんどなく、これで気持ちよく出国できるっす!アザッス!


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この国のフラッグキャリアのエアチュニス(TU)、ヨーロッパの首都だけでなく地方都市にも飛ばしてる
ミュンヘン、マルセイユ、パレルモなどなど。。


アルジェ行きエアチュニス便、TU374便はなぜか1時間以上遅れての出発だったけど、どうせアルジェで長い乗り継ぎがあるので無問題。たぶんしばらく飲むことはないであろうセルティアをグビグビして待つ。


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フライトマップが独特。無駄に3Dw


1時間20分ほどでアルジェ着。入国カードが機内にもイミグレ前にもなくそこらへんの係員からもらうことになった以外は別にトラブルもなく、念願のアルジェリア入国。っっしゃあああAAAAA!


本来ならとりあえずさっそくアルジェ市内に突撃したいところだけど、スケジュールの都合でガルダイア行き国内線に乗り継ぐことになっており、乗り継ぎ時間は結構あるけど大雨が降っているので空港内に引きこもる。テンションは高いのに文字通り水を差された感じ。。。 まあいいけど。

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いきなり出迎えてくれたのはサッカー代表チームの広告。

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なんだか前々からサッカーをごり押ししているようで誠に申し訳ないけど(あ、数少ない読者の方はすでにサッカー馬鹿ってご存じのはずだからいっかw)、この広告はここに限らずこの先アルジェリアの至る所で見られたことを考えるとやっぱりこの国もサッカー熱高め。
2014年のワールドカップではあのハリルホジッチ監督のもとグループリーグ突破の快進撃を達成、決勝トーナメントでも優勝国ドイツをあと一歩のところまで追い詰めた。いまだにFIFAランキングではアフリカ一位だし、そんなわけで日本同様代表人気はかなーり高そう。こんな代表チームの広告は一切なく、エスペランスとクラブアフリカンそれぞれのサポが足を引っ張りあっている(らしい)、チュニジアのサッカー事情とは対照的のようだ。

今回の旅のミッションの一つに「アルジェリア人とハリルホジッチトーク」てのがあったけど、空港内の人間はやっぱりいろいろ忙しそうで自分みたいな暇野郎はあまりいなさそうだったので次回に持ち越し。
あ、闇両替人が何人かいたのでそいつらに聞いたら良かった。。 


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国際線ターミナルはお高い系レストランしかなかったので国内線へ移動してピザ。
かなりデカいのにコーヒーと合わせて300ディナール(約300円)、コスパ最高



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地味にアフリカ一の国土を誇るアルジェリア、国内線の行き先も多彩


国際線ターミナルと国内線ターミナルは歩いて約5分ほど。これに加え入口で途上国あるあるな無駄な荷物のX線検査があるので、結構手間がかかる。しかも屋根が途中でなくなるので雨の時はずぶ濡れ。
両替や土産屋の冷やかし等々のため、そんなターミナル間移動を2、3往復繰り返してやっと長い乗り継ぎ時間が終わる。
wifiはないしインフォのおねいさんも英語が通じずあー?うー?とか言うばかりで、約7時間の乗り継ぎ時間が余計長く感じられた。。

そういえばチュニジアでは全く見かけなかった春節帰り?な労働者風中国人民を何人か見かけ、アルジェリア人にもときどきニーハオと言われたのが印象に残った(これもチュニジアではあり得なかった)。この差はなんだろ?やっぱり資源の有無かなあ。。


今度はアルジェリアのフラッグキャリア、アルジェリア航空。
遅延、欠航で有名とか怖い噂を聞いていたけど、今回もちゃっかり1時間弱遅れ。しかもプロペラ機だった。これはこれで僻地感がにじみ出てて好きだけど。


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ジトジト感あふれるアルジェと違い、やっぱりサハラに近づいただけあって雨が一滴もなく極度乾燥しなさい!感あふれるガルダイア。ここを拠点に念願のムザブの谷をまわることになるのですが、詳しくはまた次回。。

さてアルジェリアは事実上ビザの申請に旅行の現地手配が必要という地味にビザ難関国のため、takumiのようなケチくさボンビー旅行者でも空港送迎付き。しかもこのご時世めったに旅行者なんていないため必然的に専用車送迎のVIP扱い。ああこんな奴がVIPなんてケツがむず痒い!
ガルダイアでは宿泊するホテルが旅行会社を兼ねているようで、ホテルのオッサンが出迎えに来てくれていた。やっぱり一切英語が通じないけどまあいいか、、、てことでホテルへ。

もちろんホテルもパッカー個人旅ではありえないクラスのを事前手配済み。


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部屋広くて落ち着かないっつーの!



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食べきれない夕食


宿代や食費、観光代をまるごとツアー代金として支払ってしまったから詳しくは分からないけど、確実に自分の旅史上最高額ホテル。まあこの先こんなクラスのホテルばかりだけど。。
ケチくさボンビー旅行者でもこんなホテルに泊まらざるを得ないアルジェリア旅行の特殊性がこれで分かっていただけたかと。

チュニスから日帰りトリップ!「第4の聖地」ケロアンへ。

2/14 チュニジア/チュニス →(SNTRI社バス)→ ケロアン→(乗合タクシー)→ チュニス チュニス泊

今回のチュニジア旅は時間の関係でチュニスに泊まるのみだけど、一日余裕があるので日帰り旅行してみることにする。
とりあえず行きたかったのがチュニスからバスで2時間半のケロアン。日本人には発音しにくい地名のようで、他にケルアン、ケルーアン、カイルーアン、カイルアン、カイラワーンとかいろいろ表記方法がある。でもチュニジア人に伝えるときはそれっぽく言っとけば問題なく伝わる模様。

内陸部にある都市で鉄道が通っていないためバス利用になるのだけど、チュニジアのバスは国営のSNTRI社、鉄道会社SNCFTの連絡バス、私営バスに分かれるとのこと。って完全にモロッコのバス事情と同じじゃねーか。懐かしのCTMw スープラトゥールww

今回はSNTRI社を利用。バスターミナルは市内から少し南に行ったところにあり、歩いて向かっていると親切なオッサンがずっと案内してくれた。
バスはしっかり時間通りの出発、車内も清潔で優秀。ここんとこもモロッコと一緒。


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立派な高速道路もあるで。しかも3車線


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ドア市

さて、ケロアン。ここに来た理由はチュニジア最大の聖地かつイスラム全体でもメッカ、メディナ、エルサレムに次ぐ第4の聖地らしいから。まあ自称第4の聖地なんてイスラム世界にたくさんありそうだけど、ここは北アフリカのアラブ発祥の地ってことでなかなか聖地度は高そう。
632年にムハンマドが亡くなり、わずか150年ほど後の760年頃にアラブ軍の将軍ウクバがこの地に進軍、都を置いて北アフリカのアラブ化・イスラム化を進めた。それまでこの地に住んでいたのはベルベル人がほとんどで(もちろん今もベルベル人にルーツを持つ人が多いのだけど)、宗教も多神教やらキリスト教やらユダヤ教だったから、ケロアンがなければ今のチュニジアや北アフリカは存在しなかったのかもしれない。そんなわけでここは絶対行っておきたかった。


街の散策の前に、とりあえずメシ。かの有名なクスクスをいただいてしまいませう。


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なんか見た目からして超辛そうなのだが、実際超辛い。クスクスに限らず食べ物自体はモロッコとかと似ているのだけどとにかくチュニジアではあらゆるものが辛いのだ。北アフリカの中は涼しい気候のため辛い料理が多いとかなんとか。。
よく使われる調味料が唐辛子のペーストにオリーブオイルを加えたハリッサなるもので、とにかくあらゆるものにこいつが入っているし平気でパンにジャムの代わりにこいつを塗って食べるし(しかも結構いける)、だいたい食堂のテーブルにこいつが載っていて追いハリッサも可能。とにかく守備範囲が広い。韓国でいうコチュジャンと同じ扱い。
これがなかなかやみつきになる味で、スーパーで瓶詰めハリッサを買ってしまった。使い道分からずに未だに自宅の冷蔵庫で眠ってるけどw

料理評論家でもないのでチュニジア料理批評はこれぐらいにしてケロアンの街へ。ところがやっぱり今日も例のエスペランスユニを着ていたので会う人会う人に声をかけられる埒あかない状態に。。
地方都市でもサッカー馬鹿が多いこの熱狂ぶり、日本から来るとなんともうらやましい限りであります。


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クスクスを食った食堂のおふざけ店員


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床屋から声かけられたと思ったら、、、おそろで2ショット


一回だけそのユニ嫌いじゃ!と言われ、はいはいクラブアフリカンサポ乙と思って話を聞いていると地元クラブのJSケロアンファンだった。そっかケロアンにもクラブがあったのね。
結局この人はジャポン大好き!ほらこの待ち受け日本のアニメでしょと言って携帯を突き出してきてさっそうと去って行ったナイスガイだったのだけど。。


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メディナ入口。掲げられているのはたぶんJSケロアンのフラッグ、この日試合があるみたい。時間なくて行けなかったけど


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その近くの、たぶんアラブの春のグラフィティ。これ描いた人の思いを想像すると目がウルッと。。。
やっぱり自らの手で革命を成し遂げたチュニジア国民は偉大だったのだ!


さっそくメディナの中へ。
細い路地が入り組んだもろ異世界間が広がるのはチュニスと同じ。でも地方都市だけあってチュニスよりのんびりした空気が流れている気がする。。
これでも国内第4の都市らしいけど。



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ふらふら歩いているとケロアンのシンボル、グランドモスク。


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なんとなく空がイイカンジ

別名ウクバモスク。はるかエジプトからやってきた将軍ウクバが建てた、アフリカ最古のグランドモスク。
ケロアンが北アフリカのイスラム発祥の地で聖地ということはさっき書いたけど、ここは聖地の中の聖地だ。


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特徴的な列柱はローマ遺跡から流用されたとか

ときどき観光客や巡礼者がやって来る以外は本当に静か。1000年以上も前にここに攻めこんできた、野心あふれるアラブ軍の姿を思い描いてみる。
・・・が、己の想像力に欠ける脳みそでは全く何も思い浮かばない。。


そのほかの見所といえば、シディ・アモール・アバダ霊廟。といっても自分で行ったのではなくて、そのへんをふらふら歩いていたら現地人が手招きするのでついて行ったらありました、みたいなもんだけど。。


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それでも、メディナとはまた違う異世界感。言ってしまえばただの墓なのになんか落ち着くこの感じ。着て良かった・・・。
連れてきてくれたオッサンありがとう。


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霊廟ついでにもう一つ、バスターミナル近くのシディ・サバブ霊廟。ここはシディ・アモール・アバダ霊廟と違って巡礼者やら暇人やらで結構賑わっていた。

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アンダルシアのイスラム建築に似ているような。。


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シディブサイドの記事でも書いた気がするけど、本来イスラム教では御法度の聖者信仰が盛んなのを気づかせてくれるこの霊廟。ところ変わればイスラムも変わるわけで。

でもやっぱメディナの街歩きが一番楽しいんだな。

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メディナの外にある市場。ここでも「そのユニ着るな!ここはケロアンじゃ!」と言われる。。。

チュニジアでは広場とか通りに面したオープンカフェがいつも大盛況でどんだけ暇人多いねんと突っ込みたくなるけど、ここもやっぱり同じ。メディナ入口のカフェは老客男女ありとあらゆる暇な方々(ややオッサン率が高いけど)がだべりんぐしていた。
takumiもそんな暇人の仲間入り。オッサン3人組のテーブルに入れさせてもらう。

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英語と現地語(フランス語)と日本語とボディランゲージで会話になっていない会話をする、英語が通じない国あるある。
しかしチュニジア、一目こちらを見ただけでなぜかすぐジャポンジャポン言ってくれて好感度高いぞ!なぜか唐突にコンニチワって言われたりするし!


チュニスへの帰りは乗合タクシー、チュニジアでの呼び名はルアージュ。バスの補完的役割を担っているようで、モロッコとかウズベキスタンの交通事情に似ている。速い上に運賃はチケット事前購入方式、これならぼったくりもなく安心ですな。
その他バスとどう違うのか?いろいろ観察してみたかったけどすぐ寝てしまう。。


で、起きたところなんとゲリラ豪雨。

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乗ってきた乗合タクシー。土砂降りの中中途半端な場所で下ろされる。。

アラブの春に博物館襲撃事件と世間一般的治安イメージはあまりよろしくないチュニジア、結局全く安全でリアルゲリラに遭遇することはなかったけどこっちのゲリラも困るんだよなあ。街外れのバス・タクシーターミナルから大雨の中トラムで中心部に出るとほとんど店が閉まっている。ただでさえチュニスの夜はあまりない上にこの天気だとますますやる気なさがアップしてしまうようだ。

しかし、この日時間が余ったら海沿いの地方都市スースとかローマ遺跡のスベイトラにも行こうと思っていたけど行かなくてセーフ。行ったらもっとえらいことになっていた。。


結局なんとか開いていた安食堂を見つけてチュニジア最後の晩餐をとるものの、、、

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野菜やらをぐちゃぐちゃにして卵を落とした混ぜ混ぜ系食べ物、たぶんオジャなる料理
この国はフランスパンとオリーブのレベルが異常に高い。。


食べている途中でまたもゲリラ豪雨。メディナ入口まで行くと、この先道が水没して歩いて行けないとの衝撃の事実が入ってくる。えーっ、宿はメディナのど真ん中だし今晩の寝床ないんですけど。。
生活の場にも世界遺産の観光資源にもなっているチュニスの誇りメディナ、これまでの記事でもさんざん褒めまくってきたのにここに来てまさかのだめっぷりを露呈。

なんとか通れる道を探したり引き返したりしていると、よほどかわいそうに見えたのか周りの人が警察官に声をかけてくれ(しかも傘を持たせようとしてくれた)、マンツーマンで宿まで送ってくれることになった。
ああ最後の最後までチュニジア人に助けられまくりんぐ。。 でも最初から何となくこういうことが起こりそうな気がずっとしてたのは内緒だけど。毎回毎回チュニジア人の優しさに助けられるのが当たり前になっていたのだ。

アルジェリアの前座的扱いと勝手に思っていたチュニジア(チュニジアの皆様スイマセン。。)、でも前座にはもったいなさすぎるすばらしい国でございました。こんな国をさっさと出るのは惜しいですが、明日ついにアルジェリアに向かいませう。

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Author:takumi
関西の某外大を卒業して日本社会の荒波へ、しかしまだまだ旅中毒末期患者。モラトリアム期間をなんとかして延長したい。。。

 

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