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2015-01

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元日に世界遺産のモスク詣で。

1/1 バングラデシュ/(ロケットスチーマー)→ フラーハット →(オートリキシャ)→ ピロジプール →(バス、社名不明)→ バゲルハット バゲルハット泊


酒も豪華な食事もないつつましい年越しから一夜。
takumiが2015年最初に見た光景は、座礁している船だった。。

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幸先悪っ。

そういえば、家の近所のバングラカレー屋の親父が「船乗るのか?やめとけ、沈んで死ぬよ」って言ってたなあ。
初日の出も曇ってて見えないし。。


せっかく憧れのロケットスチーマーに乗ってんのにいまいちテンションがあがりませんが、明るくなってきたし船内探検へ出てみましょう。


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3等は雑魚寝。これでも乗客減ったほう


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ガキンチョがチャイを作ってくれる



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この子は売店担当。児童労働させまくってるけどいいんだろか?


もちろんこんな共有スペースにいると自分の周りにわらわら乗客が湧いてくる。JICAで働いていた人や千葉で働いていた人も。やっぱりこの国はどこに行っても日本とつながりのある人がいるようだ。
ただ、今人気のある出稼ぎ先はマレーシアや中東とのこと。そりゃーイスラム圏だもんね、今の日本の経済社会情勢を考えてみてもそっちのほうが魅力的だろうなあ。


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外を見てみると、小船が霧の中に溶けていきそうでやっぱり幻想的。バングラ=川の国ということを実感するにはロケットスチーマーに乗るのが一番!って誰かのブログで見かけたけど、やっぱその通り。
でも霧もいいんだけどちょっとぐらい晴れてくれないかなあ。やっぱり2015年の幕開けとしてはこれでいいのか?感がぬぐえない。ま、そんなの気にしてるのはたぶん自分ぐらいで、「Happy new year!」と言ってくれたのはあのカタルーニャ男二人組みだけだった。
バングラで新年を祝ってるのは、外国人が多いダッカのボナニやグルシャン地区だけだよ!ってバングラ人が言ってたけど、そっちに行ったら行ったでバングラ臭がなくてつまんない気がする。。

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途中三、四回港によりつつ、

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やっぱカメラ目線すごいなあ。。


カタルーニャ人含む我々が降りる町、フラーハットに到着。結局所要16時間の船旅、2等船室相部屋で850タカ(約1300円)はまあまあ妥当な金額かも。
ま、最終的に夕食代400タカ(約600円)もとられ、しかも特に何もしていないお世話係がチップ!チップ!とうっさかたのでいくらか払うはめになったのだけど。人口大国のくせにツーリスト産業皆無のビックリボンバーな国バングラデシュだけど、やっぱりロケットスチーマーは着実に旅行者慣れしてきてるのかも。そもそもこの船自体いつスクラップになってもおかしくない状況らしいし、そう考えたら今のタイミングがギリギリだったかも。。


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ここフラーハットはロケットスチーマーの終着ではないのだけど、ここで降りたのはこの日の目的地バゲルハットに行くため。
まずは船の中で知り合った元千葉県民のバングラ人が交渉してくれたオートリキシャで、ピロジプールへ。


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オートリキシャ初体験。なんと電動!こんなエコなものバングラらしくないぞー




ピロジプールで降りるとバスターミナルが見えるのに「バスはない、リキシャで行けや」と運ちゃんに包囲され、ダッカとはまた違ったタイプのめんどくささだよなーと思いつつバスを探す。無事バゲルハット行きのバスを見つけたが、途上国おなじみの満席にならないと発車しません系のバスでしかも我々が最初の乗客。


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2015年初メシ。「おせちもいいけどカレーもね!」・・・ってこれしか食べるものないのよ


案外早く満席になりバスが出発したが、なんと途中で電柱がぶっ倒れ見事に道をふさいでいる。

なんか行くとこ行くとこでギャグみたいな場面に遭遇するよなこの国。


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この電柱をバングラの得意技人海戦術でなんとか引き上げ、やっと通れるようになる。


フラーハットからなんだかんだ4時間弱かかり、本日の目的地バゲルハットに到着。


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ここで初めてバングラデシュの田舎の顔に触れることになるけど、予想通り街自体は特にフツーな感じなので(ダッカ以上に現地人にガン見されるけど)、


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あ、このQQOパーカー?が地味にツボにはまったw



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即席魚市場


日が暮れる前に、カタルーニャ人とここのメインディッシュの世界遺産モスク群へ。


事前情報では、都市間バスに乗って途中下車したら安く行けるとのことだったけど、相変わらず我々を包囲してくるバングラ人に聞いても否定しまくり。オートリキシャをチャーターしろ!とのこと。

で、チャーターしたはずなのに結局現地人がわんさか乗って詰め込みまくりで移動っていう。。


ダッカのラールバーグフォートと同じく現地人の10倍の理不尽極まりない入場料を払い(ちなみにインドなどの南アジア人は外国人でも手加減されるようで、現地人の5倍で済みます。)、

進むとすぐにモスク群の中の最大のモスク、シャイト・ゴンブス・モスジッドがデーンと登場。


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デーン、といっても中東の歴史あるモスクなんかと比べてしまえば規模は大違いなのだけど、ムガル帝国以前のモスクでは国内最大規模なのだそうで、それゆえ世界遺産にもなっているらしい。そう考えたらイスラム圏辺境の地で、しかも強いイスラム権力がない時代に建てられたということはやっぱそれなりに価値があるんでしょう。
また偶像崇拝厳禁なガチイスラムモスクと違って、この地を開拓した聖者の廟の役割も兼ねているという。

といっても世界遺産に惹かれてここに来たわけではなく、とにかくバングラ西部はここ以外ほぼ見所がないのでとりあえず行っておくべか、みたいなモチベーションでやってきたわけで。他にこのあたりの見所といえばシュンドルボンのマングローブ見物だけど、時間をかけなければ楽しめないようなのでもともと行く気がなかった。

そういえばバングラ人にこれから西のほう行ってくるわ、といったらほぼ必ず「シュンドルボン行くの?」と聞かれるので、そっちのほうが知名度は高いみたい。そのあといやバゲルハット行くわ、と言えばだいたい「ああそういえばそんなとこあったね」的な反応が返ってくる。


まあでも2015年始まりの日にここにたどり着いたってのは何かしらの縁を感じるし、初詣がてらなかるーい気持ちで入ってみる。まだまだ現役のモスクなので、参拝する人の邪魔にならない程度に。。


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もうひとつぐらい別のモスク行ってみるべか、ということでシャイト・ゴンブス・モスジッドに近いビビ・ベグニ・モスジッドへ。


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この写真に写っているオッサンがこのモスクのアザーン係のようで、モスクの中で生アザーンが聞けた。大きいモスクだとアザーン専用スペースみたいなのがあるのだろうけど、このモスクは小さいのでライブハウスみたいな感じでマイクが立ててあったのだ。アザーンってのは聞くたびに心洗われて清清しい気になるけど(でも早朝大音量で起こされるのは勘弁w)、やっぱ間接的に聞くより生のほうが効果がでかい気がした。ロースハムより生ハム、缶ビールより生ビール、間接アザーンより生アザーン!あ、こんなことムスリムに言ったら怒られるか!


このほかにもいくつかモスクがあるようだし、それ以上にこの辺の村の雰囲気がよさげだったのでもっと歩きたかったけど、夕暮れが迫ってきたのでタイムアップ。やっぱこんな国だと思うように旅行できないなあ。。


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魚カレー


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巨大春巻き


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見た目どおり超甘ったるいスイーツ
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驚きのバングラ政治熱、そしてロケットスチーマーで年越し。

12/31 バングラデシュ/ダッカ ダッカ泊


大晦日inダッカ。
ですが、この国はやはりグレゴリオ暦よりイスラム暦のほうが優勢のようでそれらしい雰囲気はありません。まーこんな国に派手な年越しを期待するのはただのバカなのでしょう。


宿でもオールドダッカでもネット環境が絶望的だったので、この日は朝から官公庁、ビジネス街のモティジール地区へ。ここでwifi環境なりネットカフェなどを探してみる。

東京でいえば一応霞ヶ関とか丸の内に当たる地区のはずなのだけど、

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確かに高層ビルらしき建物もあるけど、オールドダッカより人の量が気持ち減った?程度。あとは臭いとか汚いとか含めて何もかも変わらない。さすがダッカだ。。

そしてネット環境が絶望的なのも同じだった。いくつかパソコンが置いてあるネット屋らしき店も見かけたけど、入ってみるとネットはできないよんとのこと。何の店なのか、結局謎だった。


で、やっぱり一切ネット環境を見つけられず(1000万都市の中心地区でネットできないってどうなってんのこの街。。)、失意のままオールドダッカ方面に歩いていると、こんなのに遭遇。


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なんか道路を封鎖してものものしい雰囲気の中行われているのは、与党アワミ連盟の政治集会。
「君子危うきに近寄らず」とかいうことわざがありますが、takumiは君子とは正反対のただのバカなので近寄ってみます。

前回の記事でも書いたけどバングラはとにかくそこらじゅうに政党広告がある政治に激アツな国。日本でいえば建物とか電柱とかもうありとあらゆるものに安倍ちゃんやら自民党やらのポスターが貼られている感じ。そのバングラ政治のクレイジーさを突っ込めるチャンスだし。
当然ながら、ここでも誰かしら話しかけてくれるのでいろいろ話を聞いてみる。


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「この左のオッサンがボンゴボンドゥ、んで右の女の人がミセス・ハシナだよね」
「そうそうよく知っているね」

この国はまず英領インドから東パキスタン、つまりパキスタンの飛び地として独立。しかしすぐに中央政府が東を軽視していることに不満の声があがる。パキスタンとはパンジャブのP、アフガンのA、カシミールのK、シンドのS、バローチスタンのTANという5つの地域の頭文字からできた国名だけど、確かにベンガル地域は一番人口が多いにもかかわらず国名にBの文字はない。この時代東パキスタン最大の政党だったのが、現在の与党アワミ連盟。

そしてついに内戦(といっても1600kmも離れているけど)が勃発、インドの協力もあって1971年にバングラデシュが独立。バングラデシュは結局イスラムの絆よりベンガルの絆のほうを取ったのだ。この内戦で300万人が犠牲になったとのことだけど、その凄惨さの割には詳しい日本語資料があまりない。。
もちろんバングラ人の対パキスタン感情は相当悪いもので、takumiの近所のバングラカレー屋のオヤジも「オレはパキ人とはしゃべらない」と言っていた。

当然独立当初はアワミ連盟が政権を握ったが、当時の指導者で初代首相となったのが上の写真の横断幕の左のオッサンであるムジブル・ラフマン、別名ボンゴボンドゥ(ベンガルの友の意味)。その名がつけられたボンゴボンドゥスタジアムはダッカ最大のスタジアムで、つい最近U-21日本代表も試合しにやってきた。

ところが75年にムブジル・ラフマンは軍部により暗殺。そのときイギリスにいて生き残ったのが彼の娘で現在アワミ連盟総裁のシェイク・ハシナ。横断幕右のオバハンである。

ラフマン暗殺後、軍部がアワミ連盟に対抗するため結成したのがバングラデシュ民族主義党(国民党)。以後、この国ではアワミ連盟と民族主義党の間で政権がころころ変わり、そのたびにアワミ連盟総裁のハシナと、旧大統領ジアウル・ラフマン夫人で民族主義党党首のカレダ・ジアが首相となっている。当然政党間のライバル意識は激しく、野党はよくホッタール(ホルタル)、つまりゼネストを起して国じゅうが機能不全に陥り、もはやバングラ名物になっている。。というのがバングラデシュの簡単な政治状況。
特に2014年は、選挙方法や与党アワミ連盟が内戦時の戦犯の死刑を執行したことに対し、野党が選挙をボイコットしたという異常な年だったとのこと。

それでこんなものものしい集会やったりそこらじゅうにポスター貼ったりしてるのね。

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眼鏡のオッサンはなんとか大臣らしく、握手させてもらった(というか周りの人に強制的に握手させられた)。そんなエライ人と接していいのおれ?


みなさんもちろんアワミ連盟の熱烈支持者なので、横断幕持って行進したりいろいろ叫んだりなかなか興奮してらっしゃるご様子。

・・・が、やっぱりバングラなので最終的にこうなる。


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この中のオヤジの誰かは伊勢崎に住んでたとのこと。おとといも旧伊勢崎住民にあったし、なんなの伊勢崎?そんなにバングラ人に人気なの?


しかし結局、この異常なほどのバングラ政治熱の詳しい原因は分からなかった。バングラに詳しい日本人の方は、最近独立したし貧しい国だし外国の干渉をあまり受けなかったからじゃないのとおっしゃってたけど。結局のとこどうなの、教えてエロい人!
確実に言えるのは、この政争に愛想を尽かした人が多くなってきているということ。バングラ人に政治の話を振っても、あんなことしてるから発展しないんだと苦笑いする人が多かった。


あ、takumiがバングラを出国したあとすぐについにホッタールが起き、現在(2015年1月末)まで国じゅうの交通機関が機能不全中とのこと。やっぱり怖いわバングラ政治。


そんなこんなで昨日に続きオールドダッカ街歩き。


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映画館



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ビリヤニ



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場違いすぎるKFC


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木材市場



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しかしやっぱり、どこで写真撮ってても絶対カメラ目線なやつが入ってくるなあ。。w

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路地で偶然ヒンドゥー寺院を見つけたので、ひょこひょこ入ってみる。すると葬式の真っ最中。
が、やっぱりここはバングラ。このヘンな日本人を見つけた若者グループから参加のお誘いが。結婚式ならまだわかるけどいいんすか葬式なんて。


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ヒンドゥー寺院初参拝也!



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まず川に花を流しに行くとかで、連れてってもらう。


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もちろん故人はヒンドゥー教徒なのだけど、故人の息子の友人という彼らはムスリムとのこと。印パ関係見てたら仲悪そうなイスラムとヒンドゥーだけど、ここでは仲良くやってんのね。その寛容の心があるから外国人にも親切なのか?
ちなみに彼ら、日本とバングラの国旗が激似なことを知っていた。現地でも有名なのかなあ。

そして寺院に戻って食事。参加者が輪になり、一人一つの皿に料理を盛ってくれる。

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バングラらしいカレー(ベジ)と野菜と米



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とミシュティ(デザート)。クリームみたいなのはヨーグルトのドイ。汚い皿でゴメンナサイ


もちろんフォークなんてついていなかったので手で格闘しておいしく頂く。ああやっぱ来てよかったバングラ。



ここに限らずオールドダッカはヒンドゥー率が高いよう。バングラデシュ国民のヒンドゥー教徒の割合を聞いてみると、人によって違ったが1割から3割ということだった。


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そういえば「旅行人」バングラデシュ編のオールドダッカの地図に「ゴミと山羊」という点があって密かに気になっていたのだけど、実際行ってみると、

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なんなんだ旅行人のリサーチ能力。確か発行が2006年ぐらいだった気がするから、10年近くもあるのかこのゴミと山羊はw



さてさて、バングラ旅のメインディッシュ、ロケットスチーマーに乗る時間がやってまいりました。
旅行人だけでなく歩き方にもドカーンと見開き2ページで載るほど(たぶんそれぐらいしか載せるとこないんだろなw)有名になったロケットスチーマー、要は車輪で動く外輪船のこと。しかし古すぎるがゆえにその定期船はこの国でしか乗れないとのこと。
そんなオンボロ船でわざわざ年越ししなくても、クルーズ船じゃあるまいし。。と思うのだが、昨日の便は取れなかったのだから仕方がない。まーいいじゃないすかドM系パッカーらしいし。

まずは昨日も行った船着き場、ショドルガットへ。

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陸以上に汚い、臭い。。



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出ましたこれがロケットスチーマー

どっかからガイドっぽいのがわいてきて案内してやると言いだした。この国で自称ガイドにチップ要求されたことはまだないけどコイツ怪しいぞ。。と思ってたらやっぱり最後にバクシーシと言ってきた。全く土産屋が見当たらず(ソマリランドですら土産屋があったのにねw)、ツーリスト産業がほぼないこの国だけど、やっぱり外国人旅行者はそれなりに増えているようで着実にツーリスティックになってきているかもしれない。

丁重にお断りして2等船室へ向かう。


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この部屋で上等!なぜか卵の腐ったにおいが漂ってくるけど。。


・・・が、この部屋にいても「おっ、日本人やんけ」と勝手に人が入って撮影会状態になってしまう。この国ではホテルの部屋以外プライバシーが確保される場所がないようだ。。


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小舟が闇に溶けるようで何とも幻想的です。。が、実際水面超汚いんだろうなあ



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もちろん船着場にも人うじゃうじゃ



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船は定刻通りに出港。一晩の船旅の始まり始まり。


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夕メシもビリヤニかよ。。


ここでやっと外国人旅行者を発見。カタルーニャ出身の男二人組で、アジア圏の長期旅行者だった。ああ、一人でさびしく年越しせずに済むw

「セリエで日本人いるの知ってるよ、ミランのオンダと、、あとユーベにいたっけ?」と言ってきたので、ちゃんとした知識を教えてあげる。
「君んとこワールドカップで駄目だったね」「君んとこもね」と返すと、おれらスペイン代表は応援してないから関係ないとのお答え。ああやっぱカタルーニャ人はそうなるのか。。


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日付が変わる前にもう一つ港に寄った


船室で本読んだりスマホいじったりしているともう年明け寸前。同室のバングラオヤジはそんなの関係なしに寝ているので、デッキへ出てカタルーニャ人とささやかな年越しお菓子パーティー。
「やっぱ酒ないよね」というと「さっき港寄ったときに村に出て探してたけど、村人に「酒ってなんだ?」て言われたw」「とりあえずこのマンゴージュース飲みなよ」と言ってくれたので、ジュースで新年に乾杯。


海外では3年ぶりの年越し。そのときのモーリタニア・マリ国境のしょーもない街ですらビール飲めたのに。。
これから先も海外年越しするかどうか分からないけど、あってもこんな地味な感じでしかできない気がするw

とにかくキョーレツ、オールドダッカを歩く。

12/30 バングラデシュ/ダッカ ダッカ泊


早朝にアザーンの爆音で起こされ、二度寝しても車の音や通行人の声、さらに従業員のデカイ話し声で起こされる。あまりご機嫌麗しくないバングラ二日目。
ちなみにこのロムナホテル、どう見ても需要を越えた従業員がおり、各階に2,3人は常駐しているし挙句の果てにはエレベーターガールならぬエレベーターオヤジまでいる。これだけ人がうじゃうじゃいる国なんだから、我々の常識を超えた雇用事情があるんでしょうきっと。


まあ起きてしまったものはしゃーないしよく考えたらダッカにいる時間は限られているので、さっさと外に出てダッカ街歩きのメイン、オールドダッカに向かう。
そういえば部屋にはいっちょまえにテレビがついていたのだけど、予想通りクリケット番組が充実。いつかのワールドカップ総集編的な番組がやっていたのだけど、スリランカ対西インド諸島とか激レア試合をやっていた。つーか西インド諸島代表ってなんだよ。


外に出るとなんだかどよーんとした天気。大気汚染か?
そして南国のイメージが一瞬で吹っ飛ぶほど寒い。バングラメンズがそろってストールやほっかむりを巻いているのも納得。


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オールドダッカに入ると天気だけではなく雰囲気もどよーんとしており、建物も見るからにボロいし人も少ないのでなんだか世紀末都市に来た感MAX。リキシャが鳴らすチリンチリーンの音がやたら響く。


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ダッカはリキシャの都市と呼ばれているのだけど、このリキシャは凝った絵が描かれていることで、リキシャアートとして(ごくごく一部に)有名。パキのデコトラとか、フィリピンのジプニーに通ずるものがある。うーんでもやっぱ車に比べたらスケールショボイよね、まあバングラだもんね。

ダッカでよく見るリキシャアートはタージマハルのようなイスラム寺院と、むさくるしいオッサン(映画俳優らしい)の絵。


にしてもダッカはどこでも人であふれてるって聞くのに、バングラ人は朝に弱いからなのかなんか寂しいなあ。バングラ人、もっと出てこいや!!(高田延彦風)

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・・・が、船着場のショドルガットまで来ると雰囲気一変。ああこんなとこに集結してたのねバングラ人。

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てか人と車両で道路が埋め尽くされてまともに歩けないんすけど!さっきは調子乗ったこと言ってすんませんでしたバングラなめてましたやっぱバングラ人出てこなくていいです。
しかもときどき「カーッ、ペッ」とやってくる人民風バングラ人や(実際のところバングラ人は中国人より痰吐いてた気がする)、船酔いしたまま上陸したのか派手にオエーッとやっているオバハンがいたりして不快極まりない。

このあたりは果物市場で、バナナやらフルーツ入った木箱やらトラックやらがただでさえ狭い道をさらに狭くしている。

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通称ピンクパレス、ダッカの見所のひとつのはずだが、、この汚さにドン引きして入る気失せたw


ま、人が多いってことはつまり話しかけられる回数も増えるってことで。。
昨日の撮影会状態もすごかったけど今日はしょっちゅう「おれ撮ってくれよおお」と引き止められることに。同じイスラム圏でも風景撮るだけで文句言われたジブチ・ソマリランドとのこの違いはなんだ??

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当然のようにマスカットを何粒かくれた、笑顔が素敵すぎるオヤジ


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このオヤジたち、右の噛みタバコ売りからタバコを買って当然のように渡してくれた。質の悪い漢方薬みたいな味で全然楽しめなかったけどね


なんかオッサンがトラックの荷台から呼んでいるので寄ってみると、

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いきなり荷台に引き上げられた。荷台からはこんな光景。


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うーんいい笑顔だww

オッサンに勧められるがままに荷台からバンザイなんかをやってやるとこの50人ぐらいのバングラ人集団がドワーッと盛り上がる。このトラックからはオレンジを下ろしているようで、これ投げたれ!とオッサンが言ってきたので餅まきよろしくオレンジを放り投げるとやっぱりドワーッとなる。なんかよく分かんないけど楽しすぎるw
で、やっぱり当然のように自分にもオレンジを3つぐらい渡してくれた。


おおお、やっぱり「日本人がバングラに行ったら突っ立ってるだけで現地人に囲まれ撮影会状態」って都市伝説はほんとだったのね!もう誰が行ってもアイドル気分でしょう。DKA48なんてつくったらダッカ中の人が殺到するかもしれん。
そしてやっぱり全くツーリスト慣れしていない、ピュアで親切な人ばかり。「バングラデシュの最大の見所は人」って何回も聞いたことがあるけど、早くもバングラ旅の真髄が見えてきたぜよ!
まあいくら見所が人といっても、この人ごみはやめてほしいけど。ダッカだけに人だっかりがやばい、、ってやかましいわ。


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川のほうを見るとこの景色。やっぱバングラは川の国だなあ、と実感



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バングラで一番目に付くのはどこにでもある選挙ポスターかも。とにかくこの国の政治熱狂度は異常、これについては次回詳しく突っ込みます



朝は人が少なかった地区も、昼が近くなってくるとこのとおり。


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渋滞の中ではただ邪魔臭いだけの2階建てバス



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大通りの地図カレンダー売り。ベンガル語のイカしたカレンダーを10タカ=約15円で購入。読めないけどw


大通りに歩道橋があったので上ってみると、まさに壮観。

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・・・なのだが、不思議だったのはこんなに道に人が蠢いているのに歩道橋にはほとんどいなかったこと。別に金取られるわけでもないのに、なんで?そんなにリキシャに轢かれたいのかバングラ人。


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大通りだけでなく路地という路地が渋谷以上の人ごみなんですけどなんなんすかこれ?いくら世界一の人口密度を誇る国といってもいくらなんでもおかしくないですか?

ダッカ随一の観光名所らしいラールバーグフォートに行くと、さすがに人はほとんどいなかった。有料だしね。まあバングラ人は入場料20タカ(約30円)、んで外国人は200タカ取られるけどね。
そういえばこの国では500タカ紙幣はほとんど使い物にならないので、ちゃっかり出して100タカ札三枚のおつりをもらう。この100タカ札も商店で出すと嫌な顔されるけど。150円そこらのお札でも出すのがためらわれる国って。。


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いくら人がいないといってもごく少数のバングラ人はいるのだけど、全員セレブ家族か若いカップル。ここで初めて外国人旅行者も見かけた。
城壁の下にはカップルが等間隔で並んでおり、京都の鴨川の河原を思い出させてくれる。


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とまあスーパーカオスなオールドダッカでは珍しくゆっくりできる場所なのだけど、ふと下を見るとねずみがうろちょろしてたりするのがやっぱりバングラ。


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人ごみを尻目にリキシャ移動快適!なんだけど、珍しくボってくる運ちゃんだった。これ以外はほぼ適正価格で乗ってたのに。。



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ベンガルメシといえば米と魚。これで70タカ=約100円

しかし、メシを食っているときでさえそこらへんの人が湧いてきて一瞬で包囲されてしまう。やっぱりバングラ人包囲網はすごいぜ!

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イスラム・ヒンドゥーな空気プンプンな中突如出現するアルメニア教会



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中から男が鍵を開けてくれたけど、「寄付しといてね☆」と言われただけでチップの要求はなかった



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こちらもダッカの見所のひとつスターモスク




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しかしバングラは子供も物怖じしないなあ。。 目の前でコイントスの要領で表か裏か当てる超単純ゲームをし始め、結局takumiも強制参加で「表!」とか「裏!」とか叫ぶことになった。


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旅行者に有名な富士山タイル。地元の人も指差してくれた


結局この日は朝早くから夕方までずーっとオールドダッカにいることになった。だって飽きないし。まあ五感すべてがキョーレツなのでドMじゃなかったらちと厳しそうだけど。


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その五感の中でも一番キツいのはやっぱり嗅覚、つまり大気汚染。一番ひどいときと比べるとマシになったと聞いてたけど、やっぱりこの渋滞では排気ガスの量はえらいことになる。必然的に鼻くその量もえらいことになり、もちろん真っ黒。
というわけで、このダッカをテヘラン、アディスアベバとともに、takumiの独断と偏見で選ぶ大気汚染がヤバイ都市トップ3に認定。テヘランとアディスは坂が多い都市だから悪い空気が溜まるのも分かるけど、ダッカは平地でこれだからなあ。。
あとちょくちょく道路わきに生ゴミのかたまりがあり、これが大気汚染とあいまって吐き気を催させてくる。

そんな中で生きるダッカ市民はやっぱりスゴイ。


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夕メシ。コカコーラのベンガル語ラベルがイカシテル。


この日だけでたぶん50人以上のバングラ人と言葉を交わした気がするのだけど、まず聞かれるのが独身か結婚か。シングルっすと答えるとなぜか嬉しそうにオオーッと言ってくれる。うるせーこっちは好きで独身やってるんじゃなくて嬉しくもなんともねーんだよ。でもたぶん結婚してる、と答えてもオオーッと言ってくる気がするw
あとはフェイスブックのアカウントもよく聞かれた。世界を席巻するフェイスブックはもちろんバングラでも大人気。無言で携帯を突き出して勝手にこっちの写真を撮ってくる、日本的に考えると失礼極まりない行動に毎日何度も遭ったのだけど、どうせそのあとフェイスブックに写真載せて「なんか日本人いたwwwwwヤバwwwwマジウケルwww」とか書き込んでるんでしょう。

それでも今日嫌な思いをすることはほとんどなく(うっとおしい思いは何回もしたけどw)、やっぱりさりげない優しさを見せる気持ちのいい人が多い。あっ油断してたらいつの間にかリュックの中の財布がなくなってたっけ。被害総額約1500円の現ナマのみですんだけど。でもここまで平和だと、その財布をなくしたのですら自分のうっかりミスじゃないかとすら思えてくる。



ほんとはこの日ロケットスチーマーでダッカを出発するつもりだったのだけど、1等と2等のチケット売り切れとかで(甲板に雑魚寝の3等ならあるみたいだけどオールドダッカよりカオスそうなので自重w)、明日出発することに。このキョーレツ都市にもう一泊、そしてオンボロ船上で年越し。うわーたのしそー(棒読み)

バングラ初日、いきなり濃すぎるダッカ滞在。

12/29 中国/昆明 →(中国東方航空)→ バングラデシュ/ダッカ ダッカ泊

昆明発のフライトは12時。

それまでモーレツに暇なので(wifiはやっぱり外国人使えないみたいだし)、千葉在住ニューヨーカーと一緒に市内まで出てみる。

せっかくなので2年前に出来たばかりの地下鉄で行ってみましょう。
空港開業と同時に開業した路線とのことで、中国の割になかなかやりおるな。正式名称は昆明軌道交通6号線。

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中心部まで届いてない上に駅が2つしかない地下鉄6号線

しかし路線図からお察しのようにまだまだ発展途上の路線で、始発から2本目ということもあってご覧のように車内はガラガラ。


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線路はほぼ地上でしかも車窓から雲南の山々が一望できるので地下鉄らしくねえよなあと思いつつ、約20分で終点の昆明東部汽車站(バスターミナル)に到着。ここで路線バスに乗り換えて市内中心部を目指すが、遠い上に渋滞がひどくなかなか進まない。
関係ないけど昆明はやたら夜明けが遅く、8時でやっと明るくなったかな?ぐらい。まあ馬鹿でかい国土なのに全部北京時間で活動してたらそうなるわな。ウイグルなんかもっとひどく、北京時間の2時間遅れのウイグル時間なんてのも存在していた。
そして日本より寒い。

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結局バスを降りたのは空港を出てから約1時間半後。それも中心部まで着けず、「このまま乗り続けたらフライトの時間心配だし、どっかテキトーなとこで降りるべ」とニューヨーカーと相談した結果だった。


そんなわけでせっかくはるばる昆明までやって来たのに、市内でやったことと言えば肉まんを食らったことと10分ぐらいまわりを散策しただけ。

まあいっか、雲南自体は見所多いけど昆明は特に見るものないって言われてるし。たしかにちょろっと散策した印象も、なんてことはないただの中国の地方都市。


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やはり驚異的にウマイ中国肉まん



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中国名物オバチャンの朝のダンスになぜか一人だけ混じるオッサン。やっぱ人民はいいネタを提供し続けてくれるぜ!



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帰りに空港への直通リムジンバスを見つけたので乗ってみると、ものの30分で空港についてしまった。行きの所要時間の1/3。
あーあ、あのガラガラ地下鉄に乗ったのってただの時間の無駄だったのね。まあいいかおれ地下鉄フェチだし。


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昆明長水空港の外観は東南アジアの寺に似てなくもない



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やっぱ中国の空港内のデザインって落ち着かないね


自分の中で唯一昆明でやりたいことは雲南名物過橋米線を食べることだったのだけど、空港内に店があったので難なく達成。
この過橋米線、要するにビーフン入りしゃぶしゃぶ。具によって値段が大きく変わるようだけど(今回は5つのうち2番目に安い豚肉入りをチョイス、2人でシェアして48元=約900円)、カップラーメンバージョンも見つけたので手軽に食べれると思うYO。


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具材は普通で味もまあまあだったのだけど、それより気になったのが豊富なサイドメニュー。中国では漢字のおかげでだいたいどの食堂に行ってもメニューの想像がつくのだけど、ここのメニューは字を見ても写真を見ても意味不明なものばかりだった。なんだこいつら雲南名物なのか?お茶もよく分からない方向に充実しており、松茸茶なんてのもあった。

今回はメインの過橋米線以外は頼まなかったのだけど、ひとつだけサイドメニューがついてきた。上の写真でいうと麺と具材の間にある小皿がそれで、メニューの写真と照らし合わせると虫草参とかいうらしい。見た目は「中国四千年の歴史☆東方漢方の神秘」風、味はサクサクいけるスナック菓子風。
漢字が読める千葉在住のニューヨーカーは、「インセクト・・・グラス・・・かよ。。」と言ってほんのちょっとしか手をつけなかった。まあ字面だけ見たら気色悪いだけだわな。
いつかガッツリ雲南を旅した際は、この意味不明な食材どもを丸ごと食ってやりたいものです。



さて、一瞬の中国滞在が過ぎダッカへ向かう時間がやってまいりました。

ゲートの周りには旅人風日本人が何人もいる。おっバングラって実はこんなに日本人旅行者がいるのか、これは一緒に年越しをすごせる人も見つかるかもしれん、よっしゃーバングラ風紅白歌合戦を、、とか勝手に意気込んでよく見ると、彼らが向かっているゲートはダッカ行きゲートの階下にあるヤンゴン行き。

ダッカ行きゲートは、想像通り角刈り人民オヤジと荷物をめちゃくちゃ持ったむさくるしい浅黒バングラオヤジがほとんどを占める別世界となっていた。


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フライトはダッカの悪天候のため1時間半遅れ。なんだ悪天候ってサイクロンか?つーか今乾季じゃなかったの??


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ミャンマー上空付近。イラワディ川か?


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そしてベンガル湾へ



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水と陸の区別が付かないような景色が続く。これが川の国バングラデシュか。。



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同じような建物ばっか。社会主義臭い?


結局悪天候に出くわすことなく、ダッカに着陸。空港内とは思えないほどかっ飛ばすバスに乗って、平べったい空港ターミナルへ。

特に長い列でもないのに猛烈に時間がかかり、係官に執拗に国内での携帯番号と滞在先を探られた挙句他のスタンプの真上に入国スタンプを押されパスポートを放り投げて返してくるというまことにフラストレーションがたまるイミグレを通過しやっとこさ空港外へ。

そういえば人民オヤジとバングラオヤジでほぼ100%を占めると思っていたフライトだけど、ダッカに着くと4組ぐらい日本人旅行者がいた。やっぱそれなりに行く人はいるのだ。
そして彼らと外国人用イミグレと並んでいると、隣にどう見てもバングラ人のご婦人も並んでいた。話を聞くとロンドン在住のイギリス国籍ベンガル人で、家族訪問に来たとのこと。自分の後ろのベンガル人オヤジは韓国パスポートを持っていたし、これが出稼ぎ大国の証拠かと一人で納得。北海道二つ分の国土に1億5000万人がうじゃうじゃしてる国だもんな、ある程度国外に脱出しないとやってらんねーよなと思う。


さて、空港外へ。なんか空気がキタナイのは予想通りだけど、ときどき「タクシー?」とのお声がかかるだけで一気にバングラ人が殺到してくるわけではない。なんだ、バングラに日本人が行くと常時30人ぐらいに囲まれ握手攻め&サイン攻めっていう都市伝説があるからさっそくここで第一回包囲戦が、とか思っていたけど拍子抜け。確かに無意味に空港前に人がワラワラしているのだけど、こっちを見てもガン見するだけ。


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タクシーの声をシカトして鉄道駅まで行っても同じ状態。おとなしすぎるぞバングラ人。せっかくサインの練習までしてきたのに!
しかしちゃんと空港から市内まで鉄道が延びてるって地味にすごいな。。

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ベンガル文字オンリーな鉄道駅


ホームに出るとさっそく屋根と線路上に人がワラワラしているザ・アジアな風景。ついでにヤギが線路上にもホーム上にも。
ほんとは車体が見えないほどびっしり人が張り付いている列車を見たかったのだけど、まあこんな程度がバングラ風通常運転なのでしょう。高望みはいけません。


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それでもこんな駅は今まで見たことがなかったのでそれなりに満足してパシャパシャ撮りまくっていると、雰囲気よさげなにーちゃんねーちゃんグループが英語で話しかけてくる。
するとそれを待っていたかのように一瞬で暇なバングラ人がわんさか湧いてきて、またたくまに20人ぐらいに包囲されてしまった。出たああああこれがバングラ旅行の真骨頂だっ!!


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ちょwwカメラ目線www

このにーちゃんねーちゃんたちはtakumiと同じく終点のダッカ中央駅へ向かうそうで、もちろん同行させていただく。あとは国籍やら何で来たの?やら仕事は?やら当たり障りのない会話。そしてこの会話に聞き耳を立てまくる野次馬たち。

そうこうしているうちに列車がやってきた。なぜかこちらの列車が来るまで反対側には4本も列車が来ていたけど。


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いいねえ引き続きザ・アジアンなこの感じ。このドMな感じを期待してわざわざ鉄道をチョイスしたのよ。
こんな中でもにーちゃんたねーちゃんグループはtakumi用のスペースを確保してくれ、座りたいなら席を空けといてやるよ!と言ってくれる。開けっ放しのドアから景色を見たいので丁重にお断りしたけど。。


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途中駅で撮影大会



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「ベンガル語しゃべれる?」と聞いてきたので「ノモシュカール」と返すとそれヒンドゥーだよん、とのこと。やっぱり無難な挨拶はイスラム共通のアッサラームアライクム。「ありがとう」は「ドンノバット」。ちなみにヒンディー語だと「ナマスカール」、「ダンニャワード」。
ヒンディー語のアの発音をオに、スをシュにするとベンガル語っぽくなるのかな?と推測。バングラ西部の観光地、シュンドルボンのマングローブもインドだとスンダルバンっていうらしいし。まあそうは言ってもヒンディー語が分からないからお話にならないのだけど。


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貨車の中でバングラダンスw

どこまでも明るい彼ら。なんか歌って!といわれたのでウルトラソウルを熱唱すると一瞬ポカーンとしたあと社交辞令っぽい拍手をしてくれた。


たった4駅だけなのに通過待ちとかでものすごい時間がかかり、結局空港を出てからダッカ中央駅に着くまでに3時間もかかってしまったけど、その時間が全然退屈しなかったのは彼らのおかげです。ザッスザッス。


最後に駅前のリキシャと交渉してくれ、あっさりと別れていった。


というわけで暗闇の中人生初リキシャでダッカ中心部へ。
思ったより渋滞ひどくないなあ。というか首都なのに明かり少なすぎじゃね?という印象。

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ストールは冬のバングラ男子に人気のファッション。ときどきほっかむり男子も出現する


目当ての宿は知らなかったようなので、妥協して次に目星をつけていたロムナホテルへ。シングル600タカなり。
この宿の周りは、最初のダッカ市内の印象と打って変わって明かりキランキラン人ウジャウジャな場所。バザールの真っ只中に宿があるのだった。

というわけで、疲れた体に鞭打ってさっそく散策してみる。


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宿のすぐ近くのでかいモスク。いやーな予感がする、と思ってたら案の定早朝に大音量アザーンで起こされる



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バングラ初メシはやっぱりカレー。マトンっていってたけどバングラ人のいうマトンはヤギのことらしい。
ここの中学生ぐらいのウエイターもなかなかフレンドリー。バングラ初日は上出来!


しかしまだまだ終わらないバングラ初日。バザールをふらふらしていると日本語で声をかけられた。日本で仕事していた、仕立て屋のバングラオヤジトリオ。
そのまま流れでお茶をご馳走してもらう。

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日本の思い出話からダッカ風俗事情までありとあらゆることを教えてくれた。つーかイスラム国なのにおおっぴらに買春の話していいのかよ。。

なんか無償の愛受けまくりで親日家に出会うことも多かったイラン旅を思い出させてくれますねこの国。そういえばベンガル語でさようならは「コダーハフェーズ」、ペルシャ語の「ホダーハーフェズ」にクリソツ。

いきなりハードなベンガル旅行初日。

12/28 日本/東京 →(中国東方航空)→ 中国/上海 →(中国東方航空)→ 昆明 昆明泊


はじまりました年末年始弾丸ベンガル旅行。


といっても初日はひたすら飛んで飛んでな一日、しかも昆明泊。
しかもいきなり虹橋→浦東の上海市内移動に昆明着が深夜12時すぎと、Mな要素もたっぷり。
てかなして昆明?どうも中国東方航空は昆明を上海に次ぐ拠点にしているとかで、このキャリアで南アジアやドバイに行く乗客は容赦なく昆明で滞在させられることになる。安いんだからガタガタぬかすなやって言われたら仰るとおりですとしか言うしかないのだけど。


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今旅一本目のフライトのMU538便は、羽田発虹橋行き。都心から都心へのフライト、ポジション的に羽田発金浦行きとか松山行きと同じ感じか。
さて、初の日本発の中国便。中国の飛行機(特に東方航空)は何があっても分からない、たとえば搭乗直前になっていきなり欠航なんかもありえるというウワサだし、自分自身LCCに毛が生えた程度と思っているので怖いもの見たさな面はあったけど、このフライトは定刻発着で至って順調。しかも機内食にうなぎが出てきた。なんなんだあの悪評は。

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けど、日本人CAがちゃんと「うなぎですか、肉ですか」って聞いてるのに中国人CAが「fish or meat」てしか言ってないのはどうなのよ。肉をチョイスした客があとでうなぎ見て取り替えてもらう光景も見たし。中国東方航空は、日本人のうなぎに対する情熱をもっと知っといたほうがいいよ。


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右下の地図要らなくね?こんなとこでも領土アピールw


隣は人民オバチャンで、なんか満面の笑みで中国語でべらべらしゃべってきたかと思ったら食事タイムには「機内食余ったからあげる」と言ってきた。ああああ猛烈に懐かしいこの人民のツンデレ具合。。


さて、上海虹橋空港。上海へは去年フェリーで入ったことがあるだけで、空路入国は初めて。
名前はやたらカッコイイ、というか厨二病風なんだけど(だってレインボーブリッジだよ??)、いたってショボイ空港。地下鉄の駅まで遠いし。


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ここから東方航空の都合で浦東まで移動させられるわけで、もちろんバスチケットを無料でくれるとのこと。ただ一旦出発階で行って係員からチケットをもらい、隣のターミナルまでシャトルバスで行ってやっとバス乗車となるとのことで、しかも普段1時間~1時間半で着けるらしいが時間によっては渋滞にはまるとのこと。
着陸直前に上海の街を見ると道路が渋滞しまくっているのが見えてげんなりしたし(それ以上にげんなりしたのが大気汚染だったのだけどw)、今回は時間もあまりないし時間の読める地下鉄で行くことに。

10号線に乗車して南京東路で2号線に乗り換え、さらに広蘭路で同じ2号線に乗り換えて浦東空港まで約1時間40分、8元。

しかしこの街ほんと地下鉄の発展スピードがスゴイ。5年前の歩き方が全然役に立たないっつーの。
まあすごいのは発展スピードだけで、車内に物乞いやらがいたり券売機が紙幣に反応しなかったり駅の停車時間がムダに長かったりもはやおなじみの乗車客と降車客がクラッシュするカオスな光景が見られたり、やっぱり日本から見たらウッソーシンジランナイな地下鉄だよなあと思いながら乗車しておりました。

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こんなのを地下鉄に描く人民のセンスを疑うw



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突端恐怖症の人大丈夫?と心配したくなる浦東空港


中国の空港はwifiなし、というか一応あるんだけど中国の携帯が必要でガイジンは蚊帳の外的なwifiばっかなんだけど、さすが中国最大の空港。ここではフツーに使えました。

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こういう機器が出発ゲートにいくつかあるので(国内線の場合は10番ゲートを過ぎたあたり)、中国語の案内に従ってパスポートをスキャンするとIDとパスワードが書いた紙が出てくる。スマホなりパソコンなりで登録ページを表示し、「登録」のタブをクリックして入力するとめでたく使える。ちなみにイミグレ前では、第2ターミナル出発階の上の階にある味仙ラーメンで使えた(たぶんここだけ)。
おおーこの国よくわかんないとこでハイテクw でもこれは同じくwifi不足の日本にもあれば便利かも!

そういえば地下鉄の走行中にはアニメーションがあり、動物園の広告とか映画の宣伝が流れていた。それも日本にあればいいなーと思ったけど、中国のものでうらやましいって思ったのそれぐらいなんだよな。。 あと寝台バスぐらいか。


昆明行きの便はなぜか欧米人が半分ぐらい、そして日本語のアナウンス。
???状態だったけど、このフライトは関空発の上海経由便ってことがわかって日本語アナウンスの謎は解けた。でも欧米人の多さはなぜなのか。。

自分の右隣も体形からして完全にアメリカ人なにーちゃんだったのだけど、そのにーちゃん、おもむろに日本語の本を出して読み始める。
「日本語読めんの?」と聞くと、日本語勉強中の千葉県在住ニューヨーカー。なんだろう、飛行機の隣の人が結構おもしろい人だった率がおれの場合かなり高い気がするw
彼は昆明経由でカトマンズに向かうそうで、これで昆明滞在中の話し相手ができました。ヨカッタヨカッタ。


国内線のくせして搭乗時間は東京上海便よりも長かったけど、無事昆明着。宿の客引きが何人か待ち構えてたけど、彼らを避けて前もって調べていた2階の仮眠室へ。

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ちゃんとしたホテルでもないし、ソファーに毛布かけて寝るだけなのに一晩168元って完全にボッタクリじゃね?とも思ったけど(翌朝「二人で」168元と判明。どんな料金システム?w)、
空港泊する場所探すのめんどくさいし荷物も心配なのでここで寝ることに。でも結局電気はつけっぱだし途中からはスタッフのねーちゃんがゲームし始めてピコピコうっさいしでもはや仮眠所の意味すらなかった気がする。。

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関西の某外大を卒業して日本社会の荒波へ、しかしまだまだ旅中毒末期患者。モラトリアム期間をなんとかして延長したい。。。

 

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