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2017-10

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ソロモン諸島情報!

※情報は2017年6月当時のもの


1ドル=約15円


・物価、ATM、両替情報
島国なので途上国にしては高いが日本ほどではない。缶ジュースやミネラルウォーター5ドル、瓶ビール14ドル(一般商店にはなくリカーショップで購入)、ビスケット5ドル、屋台でコーヒー5ドル、焼き魚とキャッサバ芋20ドル。
空港にはATMが見当たらず、日本円からの両替もできなかったので(日系ホテルのキタノメンダナホテルならできるかも)、米ドルで両替。市内でも使えるATMがなかなか見つからず、結局銀行で両替した。


・移動情報
○日本―ソロモン諸島…曜日(成田水・土発)が合えばポートモレスビー乗り継ぎ、ホニアラ行きニューギニア航空が便利。ただ荷物はスルーだが搭乗券がポートモレスビーまでしか出ず、トランジットカウンターで手続きの必要あり。このカウンターが一台しかない上係員のおばちゃんの作業がとろいのでできるだけ早く降りて手続きしたい。どうぜニューギニア航空ガラガラだろうから自由席みたいなもんだし。これ以外だとカンタス航空でブリスベン→ソロモン航空に乗り継ぎ、あたりが使えるルートでしょうか。

○ソロモン諸島―バヌアツ…ニューギニア航空とソロモン航空が週何便かホニアラとポートビラを結んでいる。ニューギニア航空はまだマトモだがソロモン航空は遅延常習犯らしく、今回も1時間半ほどディレイした。

○ホニアラ空港―市内…ミニバスで行ける。空港から駐車場を突っ切って大通りに出、向かって左側へ向かうミニバスをつかまえる。市内中心部まで約30分、3ドル。

○ホニアラ―ビル村(戦争博物館)…まず市内から西へ向かうミニバスで「リバー地区」へ行き(3ドル)、ガダルカナル島西部へ行くミニバスに乗り換える。満車になり次第発車、約40分/15ドルでビル村へ。戦争博物館へは幹線道路から徒歩10分かかるが、そこらへんにいる暇人が道を教えてくれるはず。戦争博物館はガイド付きで100ドル。
ちょうど中間地点には輸送艦鬼怒川丸の残骸が見られるボネギビーチがある(入場料25ドル)。ボネギビーチからホニアラまでのミニバスはなかなかつかまらず、結局通りがかりのオージー経営ダイビングショップのトラックからお声がかかり乗せてもらった。
そんなわけで自力でホニアラ市外の戦跡めぐりをしようとするとなかなか時間が読めないので、慰霊目的で行く方はちゃんとツアーを組むなりタクシーをチャーターするなりしていった方がいいと思う。当たり前だけど。


・都市別情報
☆ホニアラ Honiara
空港情報…国内最大とは思えないミニ空港だが、一応ロビーに軽食スタンド、一つしか無いゲートにカフェ兼土産物屋あり。wifiは野良が入ったり入らなかったり。最近まで空港税の支払いが必要だったが現在不要になったようだ。

安宿情報…タヌリロイヤルプレインズモーテル Tanuli Royal Plains Motel:ホテル予約サイトで最安だったのでエクスペディアで予約。トイレシャワーつきツインで1泊約7,000円也。wifiフリー、キッチン付きと設備はそれなりだがアクセスがちと問題。市内中心部からは坂道を2~30分歩くか、ミニバスでタリセ地区まで行き未舗装路を5分歩く。空港送迎サービスあり(片道1台70ドル)。

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市内交通…市民の足はハイエースのミニバス。市内なら均一3ドル。ターミナルは中央市場で、海沿いを東西に貫くメンダナアベニューを中心にあちこち路線があるが行き先などは一切書いていないので車掌役が叫ぶ行き先連呼を聞き取るかこちらから聞くしかない。バス停らしいバス停もないが交差点などでなんとなく人がわらわらしている場所がバス停のようで、降りるときもだいたいとこでも止まってくれる。旧ソ連圏に旅行経験がある方はマルシュルートカを思い出すのが手っ取り早いかもしれない。

サッカー観戦情報…一応ソロモン代表戦を観戦したので誰得情報。市内東部、幹線道路沿いのローソンタマスタジアムで行われ、ゴール裏とバックスタンド(どちらも立ち見、バクスタに至っては崖を切り開いただけのナチュラルなスタンド)が20ドル、メインスタンドはもっと高いはずだが早めに売り切れた。損額はたいしたことないが偽チケ売りが出没するので注意。スイカなどスタグルは意外と豊富。グッズショップは勿論ないがメインスタンドに小さい国旗をいっぱい持ったおっさんがいたので5ドルで売ってもらった。

地図
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赤丸…タヌリロイヤルプレインズモーテル
青丸…中央市場(各島から人が集まる週末がオススメ)
橙丸…キタノメンダナホテル
緑丸…国立博物館(料金は寄付制)
黒丸…ヒュンダイモール(ホニアラに似つかわしくない小ぎれいなショッピングセンター。2階の銀行で両替可)
桃色丸…バンブーカフェ(ホニアラに似つかわしくないシャレオツなカフェ兼バー。サンドイッチ60ドル、パスタなどもあり)
茶色丸…国会議事堂
黄丸…米軍記念碑(ミニバスで行ける。ドライバーにUSメモリアルと伝えること)
紫丸…チャイナタウン(商店多数、中華料理屋もあり)
灰色丸…タリセ地区(屋台、教会あり。日本人慰霊碑へはさらにミニバスで上ったボーダー地区下車、徒歩15分。ジャパニーズメモリアルで通じる)


ではではHAVE A NICE TRIP!!
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ミニサイズなりにおもしろい、ホニアラ市内ふらふら観光。バヌアツで早速カババーへGO!

6/10 ソロモン諸島/ホニアラ →(ソロモン航空)→ バヌアツ/ポートビラ ポートビラ泊

ソロモン諸島最終日。まだまともにホニアラ観光をしていなかったので、ふらふら市内へ。
そういえばソロモン人、「グッドモーニング」のグッドを勝手に略して「モーニン」とだけ言ってくる。グッドイブニングもしかり、ピジン英語やね。

宿から市内へ歩いて行くとまず出くわすのが、小さい街にしてはやたらでかい教会。前も書いたけどこの国、メラネシアで最も熱心なクリスチャンが多いらしいのだ。

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一応職員の方に入っておkか聞いてみるが、人のいいソロモン人、予想通り0.1秒後に快くおkの返事が返ってくる。
それにしても南国らしい開放感たっぷりの教会ですこと。


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さらに、(こんな観光資源に乏しい国ではなおさら)定番観光コースの市場へ。

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さっそく入口付近のスイカ売りのオッサンに絡まれる。

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このオッサンは近くの島からわざわざスイカを売りに来たそうで、彼みたいな人たちのおかげで週末の方がにぎわうそうな。わざわざ市場観光を土曜にぶつけてラッキー。
彼の島にも日本人ボランティアがいるとのことだった。


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海外ではなかなかこんな立派な貝が売られているのはお目にかかれない


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南太平洋ならではのやたら充実した芋ゾーン


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フィッシュアンドチップスならぬケマラチップス。サツマイモ、魚、ネギ入り


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せっかくなので店のオッサン一押し、怪しい着色料ドバドバ系ジュースも飲んでみる

いやーやっぱ(こんな観光資源に乏しい国ではなおさら)市場観光は楽しいですな。
今度は山の手へ向かってみる。

またまたでかい教会が出現してきたので、

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一瞬だけミサ?を見学して

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例のハイエースミニバスをつかまえて向かったのはスカイラインにある米軍記念碑。

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うーん一昨日行ったアウステン山の日本記念碑より明らかに立派、しかも無料。
これが戦勝国の余裕なのか。。


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再び市内に下りる途中に国会議事堂があるとのことなので、寄ってみる。
敷地入口にゲートがあったので一応職員の方に入っておkか聞いてみるが、予想通り0.1秒後に快くおkの返事が返ってくる。さすがに中には入っちゃダメよと言われたが、一国の国会議事堂にこんな得体の知れないガイジンを通らせてセキュリティ大丈夫なのだろか。。

といっても人口65万ほどの国、予想通りの小ささ。田舎の役場レベルである。

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議事堂横の休憩所、「議員以外立ち入り禁止」とあったのにどう見ても議員でないギャルが一人でくつろいでいたw

その国会議事堂から徒歩5分で国立博物館。ただこちらも案の定国立とは思えないサイズ。。

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しかもこちらの建物は改装中か何かで、実際に入れるのはさらにショボいこんな建物。これ倉庫とかじゃないの?


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もちろん3分ぐらいでちゃちゃっと見て回れる。展示物はホコリをかぶっていてやる気のなさ満載だし、そのくせ謎に撮影禁止だし、入場料寄付制なのに「ちゃんと払ってってね」アピールは忘れないし。。

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屋外展示もあるけど、、うーん。。

南太平洋諸国なら当たり前なのだろうけど、こんな全てがミニサイズ的な国はなかなか経験がないので逆に感動。そういえばメインストリートのごく普通の建物にもなんとか省だのオリンピック委員会だの書かれていてテンション上がったし。こうなったら伝説の島国ナウルやらピトケアン諸島やらにも行かなあかん!


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そんな街に不釣り合い?なシャレオツなカフェでランチ

ソロモンドルが余ったので、空港までは宿の送迎バンを変態ドイツサッカーファントリオ(前回の記事参照)の一人のブラウンシュバイクサポとワリカンすることにした。彼はバヌアツではなくその少し前のフライトでフィジーに向かい、その後オーストラリアでアマチュアリーグを観に行くそうな。

空港に着いてからもディープサッカートークが続き、ゲートで別れる。そういえばチェックインのときに全く別人のボーディングパスを発行してきた。いくら島国でなんくるないさー精神があるとはいえそれはあかんでしょ。。

ところが彼のフライトはオンタイムで出発したものの、我らがソロモン航空ポートビラ行きは謎の遅延。南太平洋旅の諸先輩方のブログを拝見すると1日2日も遅延することがあるようなので覚悟はしていたが。。

「遅れました。てへぺろ☆」以外のアナウンスも一切なく、遅れて当たり前感が漂う。
売店でバヌアツの旅行会社に到着が遅れる旨の国際電話をただでさせてくれたのはありがたかったけど(慣れてんのか?)


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お礼も兼ねて目に付いたココナッツジュースを買ってヤケクソで飲み干す


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ゲートにて。やはりこの国に来る日本人は慰霊関係がほとんどなのね、と改めて思い知る

これで今日飛ばなかったりするとあとの旅程がドミノ倒し的にパーになるのでガクブルしていたけど、結局1時間半ほどたってやっと出発。


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フライトは全く問題なく、バヌアツの首都ポートビラのバウアフィールド国際空港に到着。記念すべき80ヵ国目の入国であります。
ソロモン諸島やオーストラリアと同じくやたら食べ物の持ち込みについて税関で聞かれ、空港ロビーへ。ソロモンとは打って変わってバヌアツは送迎にまともなホテルつきのツアー扱いで手配しており、今回お世話になるサウスパシフィックツアーズの方がしっかりお迎えに来られていた。

すでに真っ暗になっていたが、ちょっと市内を車で走っているだけでもあのショボかったホニアラよりポートビラの方がさらに小さいのが分かる。我々ビンボー系旅行者から見たら豪邸ホテル(だが、世間一般から見ると中級ホテル)のメラネシアンホテルにチェックイン。すぐにバヌアツでのto doリストの一つ、カババーへと歩いて向かう。一応バヌアツのメインイベントはアンブリム島の火山トレッキングなのだが、バヌアツ人が愛してやまないという謎の嗜好品飲料カバの調査もこの旅の目的の一つなのだ。


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赤提灯ならぬ青いランプが「カバありますで」のサインとのこと

カバとはなんぞや、まあ平たく言えばパプアやソロモンのビートルナッツ(ビンロウ)に似た嗜好品で、南太平洋の国はビートルナッツ派とカバ派の国に別れておりバヌアツはフィジーなどと並びカバの方が人気、、ということなのだがざっと調べてみるとかなり奥が深いようで気になっていた。せっかくサウスパシフィックツアーズの日本人スタッフの方も来られているので質問攻めにすると、、

・「カババー(別名ナカマル)」はポートビラだけで200軒以上ありバヌアツ人社交の場
・店ごとに味が違い、人気のカババーでは18時にはカバが売り切れる(そういえばサウスパシフィックツアーズとのメールやりとりのとき、カババーに行きたいと送ったら「売り切れるかもしれないのでできるだけ早く空港出てください」と返信が来た)
・木の根が原料で、とにかくマズいため一気に飲み干し、水でゆすいではき出す
・それゆえカババーには「ガー、ペッ」という下品な音が響きまくっている
・量で値段が決まり、初心者には100バツ(約100円)がおすすめ
・最近カバが高騰してきているが、値段を上げるのではなく薄めることで対応している
・何杯か飲むと効果が出てくる、いわゆるキマってくる(ただカバ中毒のバヌアツ人は効果が出るまでかなりの量のカバが必要)
・といってもアルコールのような興奮作用ではなく鎮静作用があるためカババーは薄暗く、静か


たしかにここのカババーも暗い、そして先客が5人ほどいるのに静か。居酒屋というより銭湯上がりに皆がくつろいでいる大広間みたいな落ち着きがある。テレビも付いてるし。そういえば広かろうとテレビが付いていようとカバの料金はどこもだいたい一律で、こんなところだと料金上げた方が儲かるのに、、なんて話もしていた。

それでは飲んでみませう。


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味噌汁のお椀?に入っているのはどう見ても泥水です本当にありがとうございました

見た目からしてドン引きなのだが、これを飲まないことにはバヌアツに来た目的の半分が達成されないので躊躇なく一気に飲み干す。
、、、驚愕のお味だった。とにかくマズい、世の中にこんなマズい飲み物が存在していいのか!と思わず憤慨するぐらいマズい。

かのエチオピアのインジェラが見た目雑巾、味ゲロならカバは見た目泥水、味も泥水(飲んだことないけど)。しかもインジェラは肉や野菜を包んで食うことである程度カモフラージュが効くが、こいつはもう一対一の真剣勝負するしかない。
カバの後酒を飲んでも悪酔いはしないようで(逆はよくないらしい)、すぐにローカルブランドのタスカーなるビールを飲めたのが救いだった。

でもとりあえずキマってみたいので、あと1、2杯追加で飲んで気持ち頭ボーッとしてきた?と感じた所で終了。
なんでもバヌアツには約80の島があるがそれぞれカバの味が違うそうな。これは明日のアンブリム島でもカババーに行かねばならぬ。やはりカバは調査のしがいがある奥深い文化のようなのだ。

ガダルカナル島戦跡めぐり&B級スタジアムdeサッカー観戦。

6/9 ソロモン諸島/ホニアラ →(ミニバス)→ ビル →(ミニバス)→ ボネギ →(逆ヒッチハイク)→ ホニアラ ホニアラ泊

本日の旅行記の前に、前日の宿でのお話。

5月に観に行ったアウクスブルクでのドルトムント戦で着用した香川ユニ(ドイツ出発前に慌ててアメ横で買った2300円のパチモンw)を着て共用スペースでグダグダしていると、「お、ドルトムント!」と白人男が話しかけてくる。
アウクスブルクではドルトサポ、アウクスブルクサポ問わず皆様方に絡まれてtakumi人生史上最高のチヤホヤを受けたものの、まさかソロモン諸島で反応されるとは思わなかったのでいろいろ話してみるとなんとこの男ずばりドルトムント出身の筋金入りサポ。まじかよ。

そのうち彼の連れ2人も会話に入り、3人とも強烈なサッカー馬鹿であることが判明。1人はブンデス2部のカイザースラウテルンサポ、もう1人も同じく2部のブラウンシュバイクサポで、5月には来日して10試合ぐらいJリーグの試合を観たとのこと。しかも北は仙台から南は鳥栖まで(しかも鳥栖の試合はちょうどレディースデーだったそうで、スタジアムを埋めるピンクユニに衝撃を受けたそうな)。まじかよまじかよ。

もちろん日本以外の国でもサッカー観戦経験豊富で、特にカイザースラウテルンサポの彼はtakumiも行こうと予定している(というかソロモン旅のメインイベントとしてわざわざ旅程をぶつけたw)明日のW杯予選、ソロモン諸島vsパプアニューギニア戦でめでたく201カ国目の観戦とのこと。まじかよまじかよまじかよ。

ドイツが超サッカー先進国でドイツ人はだいたいサッカー馬鹿というのはこの前の月の渡航で改めて感じたけど、ここまでの変態がいるとは。自分もそこそこ変態だと思っていたがこれは上には果てしない上がいるのね。。
ちなみに日本サッカーについて聞くとまあレベルはまだまだね、とサッカー先進国民から叱咤激励をいただく。けれどスタジアムの清潔さには感動したようだ。ブラウンシュバイクサポの彼はカラーリングとスタジアムの小ささに共通点を見いだし柏レイソルに親近感を感じた模様。
というわけで、スタジアムでの再会を誓って一旦別れる。


試合は午後からなので、まずは観光。前にも描いたけどソロモン諸島の日本人来訪理由はほとんどが慰霊・戦跡めぐりのためで、今回もどこかしら戦跡を訪れようと思っていた。ツアーは高いので自力で行ける所を探した結果(この時点でちょっと不謹慎かもしれない。。)、ガダルカナル島西部のビル村にある戦争博物館と輸送艦鬼怒川丸が見られるボネギビーチに行くことにする。


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今日もとにかく明るいソロモン人が多数声をかけてくれる。今まで来た国で一番ビーサン率高い気がする。。



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宿からホニアラ中心部への間にある墓地



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読めなくてもとりあえず新聞を買ってみるのが最近のマイブーム。ソロモンのは英語で書かれているのでちゃんと読める



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ホニアラ中心部にも慰霊碑が


ホニアラ市内中心部を走ミニバスはビル村へ行かないようなので、まず西外れのリバー地区へ。その後、島西部のエリアをつなぐミニバスに乗り換える。
毎度おなじみになったビートルナッツやらの屋台がずらっと並んでいるが、ここでも陽気なソロモン人に包囲される。


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やーやっぱ人当たりが良くて英語が通じる国ってスバラシイ!


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中に入れさせてくれた屋台ではなぜかオウムを飼っていた


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本日の日本車特集


1時間ほど待ってミニバスが発車。ビル村はそこそこ有名なようで、着いたらまわりの乗客が声をかけてくれるという。
隣のオッサンがやはりめちゃくちゃフレンドリーで、話の半分以上は「ソロモン人かわいいっしょ?一発どうよ?」「オラに日本人女を紹介してくれえええ」な内容だった。

新聞を広げると、ちょうど今日の試合の記事。エースが出場停止か何かで出られず、トトリ(NZのクラブ在籍時にCWCで来日した大ベテラン、ソロモンの選手これしか知らないw)が出るだろう、とのことだった。

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選手が皆同じ顔に見える。。

下ネタオヤジにワールドカップ出れんの?と聞くと出るよ、との答え。まじかよ、オセアニアなんてせっかく島どうしの戦いをくぐり抜けてもNZにフルボッコにされ、さらにプレーオフで中南米にフルボッコにされる悲惨なエリアなのに。。
あとコンフェデ杯の記事もあったが、そこはさすがにNZを応援しているようだった。

ビル村には約30分で到着。下車したのは自分だけだったが、乗客が口々に博物館への道を教えてくれる。

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こんな気持ちの良い道を歩いて10分で戦争博物館へ。一応管理室っぽい小屋と100ソロモンドル(約1500円)との表示があったが誰もいなかったので、とりあえず中に入ってみる。


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小屋の中には大戦時の写真が数々


ジャングルの中に日米の兵器が置かれていた。すぐに管理人らしいオバチャンがやって来て説明してくれる。入場料高いな、と思ったがこのガイド料込みのようだ。

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そこらへんにいる主婦のオバチャンのような出で立ちだが兵器にめちゃくちゃ詳しく、充実した説明をしてくれる。といっても自分のヒアリングがヘッポコな上専門用語が混じるのでどっちの国の何という兵器かぐらいしか聞き取れないけど。
彼女のお父さんがあちこちに散らばった戦闘機やら戦車やらを集めてこの博物館を開き、受け継いでいるようだ。ジャングルの中に兵器が置かれているといっても放置プレイされている感じではなく、ちゃんと管理してくれているのがありがたい。

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おそらく博物館最大の目玉、アメリカのグラマン戦闘機


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オバチャンが翼を折りたたんで見せてくれた


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ジャングルと一体化したラピュタ的風景になっているのもあったが、ここまで大量に兵器を見たのは初めてで、しかもこんなザ・平和な島で自分の国が戦争をしていたという現実が信じられず、なんともいえない感情になる。最後までしっかりガイドをしてくれたオバチャンに丁重にお礼を言って博物館を出た。


幹線道路に戻ると暇そうな村人がワラワラ集まっており、彼らの助けで次に来たホニアラ行きミニバスに乗る。戻る途中にボネギビーチがあるのだ。
このミニバス内の隣の現地人もサッカーを観に行くと言っていた。

ボネギビーチでは今度は25ソロモンドル(約400円)を払い、沈没した鬼怒川丸を見に行く。といってもこっちはガイドは付かない。代わりにビーチでボーッとしているチャラそうな若者が撮影料とか言ってきた気がするけどシカトする。


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やはり美しい海と無残に沈没した鬼怒川丸とのコントラストとのギャップがどうも現実離れしているようで、チャラい若者と同じくしばしボーッと眺める。20分ぐらいボーッとしたあと、再度幹線道路へ。


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本日の日本車特集その2。停車中ずっと「左へ曲がります、ご注意ください。。」の音声が流れていた

ビル村からのミニバスもすぐ乗れたんだし今回も余裕でしょ、と思っていた。しかししかしここは事情が違う。ボネギビーチはガダルカナル島のなかではそこそこな観光地(?)かもしれないがそれでも今いる旅行者は自分以外皆無で、まわりには村もない。ゆえに停まってくれるミニバスも手助けする人もいないのだ。ただただ満車であっけなく通過するミニバスを見送るばかり。。


5台ほどのミニバスを見送り、ヤケクソでやってみたヒッチも全くつかまらずうろたえる。腹も減ったし暑いし、いやでもかつてここに来た日本兵はこの100000000万倍も辛い思いをしたんだろうなー・・・。いや感傷に浸るのは良いのだけどそろそろソロモン旅のメインイベント、サッカー観戦に間に合わなくなっちまう!
さらにヤケクソになってホニアラ方向へ歩いてると、一度追い越したトラックが目の前で止まってくれる。車内にはなぜか白人熟年夫婦が乗っており、「荷台でいいならホニアラまで乗ってけよ」。ここまで来てまさかの大逆転逆ヒッチですか!神ですか!

荷台には現地人とダイビング器具が乗っており、オージー経営のダイビングショップの車と聞いて納得。そして荷台の気持ちの良いこと。南太平洋に来たこの2日間ですでに20回ぐらい荷台に現地人満載のトラックを見かけたが、やっぱ南太平洋に一番ふさわしい交通手段だよな、と改めて思う。


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川で洗車中。どうもソロモン人は洗車好きなようで、宿の近くでも毎朝見かけた



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本日の日本車特集その3


下ろしてくれたダイビングショップから今回の試合会場「ローソン・タマ・スタジアム」へは若干距離があり、昼飯を食う暇もなく急いで向かう。
このスタジアム名、ついに日本企業が海外のネーミングライツ獲得か?と勝手に盛り上がっていたのだがあのローソンは100%関係なく人名由来ということだった。

試合開始10分前に着くとなかなかの盛り上がり。


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、、、で、あのドイツ人たちがいるらしいメインスタンドはなんと売り切れ!そうなるとあとはバックスタンド&ゴール裏なのだが。。

一度ようつべで見たところここのバックスタンドがすさまじい光景だったのだ。もうその場所に行くしかないのか?
とりあえずチケットの買い方が分からないのでまわりの行動を観察し、チケット売りっぽいオッサンに5ソロモンドル握らせて購入。なんか安いしチケットが質の悪いコピーみたいだし大丈夫か?と思っていると、自分の前に買っていた奴らがことごとく入口で追い返されている、、、

「???!!!」


偽チケットかよ!なんでこんな試合に!!
海外サッカー観戦だいたい20ヵ国目にして、初めて偽チケットをつかまされた瞬間。被害金額75円。。 儲かんのかコレで・・・?


ちゃんとチケットを買おうとすると、ゴール裏の柵の向こうの職員?に20ソロモンドル(約300円)を握らせ→柵からビミョーに(10歩ぐらい)離れたチケットの山から職員が取ってきて→購入者に渡す、というやたらめんどくさいプロセスを経ないといけなかった。道理で偽チケット売りも出るわな。

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正規チケット。偽チケットと質が変わらない。。

さてさっき述べたすさまじいバックスタンドがこれ。

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崖を切り開いて人を詰め込んだこの感じ、仮にもこの国最大のスタジアムというのになんというB級感!
というかようつべ見たときには気づかなかったがゴール裏もすごいぞ!大人も子供も寝そべって広告看板の隙間から見てるぞ!



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しかもトイレの屋根まで満席だぞ!
他にも木の上とか、登れる所ならどこでも登っているようだった。


ざっと試合を観てみたがプレーも応援もレベルは想像通りのお察し状態だったが、まあとにかくファンの混雑と熱気だけはすごいので前半はなかなか落ち着いて見られず。さすがに寝転んでまで見たくはなかったので、ゴール裏の離れた所しか見るしかなかった。

後半はなんとかしてあのエキセントリックなバックスタンドに行きたくなり、反対側のゴール裏から再入場。チケットは回収されたが腕にスタンプを押してもらい、それを見せると再入場おkだった。
ついでに国旗やユニが欲しかったがグッズショップなどあるはずがないので、メインスタンド近くでミニ国旗をやたら持っているオッサンを見つけ柵越しに5ソロモンドルで売ってもらった。

バックスタンドの中腹(スタジアムに中腹って言葉使わないよな普通)までなんとか登り切り、そこからの眺めがコチラ。


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うーんやっぱり漂うB級感!でもオーシャンビューなのはスバラシイ!
想像よりもファンが絡んでこず、皆応援に熱心なのも逆にいい感じ。やっぱり応援のレベルはお察しだけど。。(チャントなどは勿論なく、とりあえずチャンスが来たらウーとかアーとかやるあの感じ)

で、試合内容はというと前半のうちに2点先制したソロモン諸島に対し後半にPNGが追いつく。なぜかPNGサポも多いようで同点時はそこそこの盛り上がりを見せていた。
そして残り5分のところでついにソロモン諸島が勝ち越し!


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暴動を起こすにはうってつけのスタだけど、劇的な形で勝ってヨカッタヨカッタ。市船とか青森山田あたりなら勝てそうなレベルだけど。次の次からはこんなのでも本大会出れるのか。。
結局ほぼソロモンサポと絡みがなかったが(勝ち越し時に動画撮ってたら近くのファンに「国旗持ってんならちゃんと振れ!」と笑われたぐらい)、帰る途中で珍しくゲーフラ、というかプラカードを持っている一団を発見したので写真を撮ってもらう。


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寂しい選手インタビュー


この試合がW杯予選のどのステージなのかちゃんと調べていなかったのだが、この次が予選決勝にあたるかなり重要なステージだったようで次の週のアウェーPNG戦でもソロモン諸島勝利、そして9月にラスボスNZと戦ってオセアニア1位を決めるそうだ。ああ、ここでフルボッコにされるのね。。


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この国は数少ない台湾の味方なのでやたら国旗を見かける


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夕食!ソロモンビール「SolBrew」とやたら安かったツナ缶、ビスケット
ビールは普通の商店では売っておらず、リカーショップでないと見つからなかった。商店はほとんど中国人経営で、どこも現地人店員や客を見下ろすように一段高い所に座っていたのがやな感じ。


宿でやっとドイツ人と合流、前日に引き続き超ディープな変態サッカートークを楽しむ。次バヌアツに行くといったら「あーじゃあその日は○●スタジアムで▲▽戦があるから見るといいよ」と即答してくれた。どこまで変態なんや。。

General Information of Solomon Islands

ソロモン諸島 Solomon Islands   takumi79番目の訪問国


国旗
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正式名称 ソロモン諸島 Solomon Islands


首都 ホニアラ(人口約8万人)


5大都市 ホニアラ、タンダイ、ギゾ、アウキ、ノロ


面積 約3万km2


人口 約65万人(島根県とほぼ同じ)


民族 メラネシア人がほとんど。その他ポリネシア人、ミクロネシア人等


宗教 キリスト教がほとんど(英国国教会が多数派)。地方では自然崇拝も


言語 公用語は英語だがピジン言語が共通語として使われる。その他オーストロネシア語族、パプア諸語など約120の固有の言語が存在


通貨 ソロモン諸島ドル 1ドル≒¥15


時差 日本と+2時間


ビザ 不要


ソロモン諸島よりガダルカナル島がある国、という方がピンとくる方が多いと思う。首都ホニアラ近辺だけで第2次大戦関係の慰霊碑等々が至る所で見られる。おそらく訪れる日本人の8割は慰霊関係、1割はダイビング、そして残り1割が自分のような国めぐり系・地理馬鹿系かと。
そういえば純粋な島国にプライベートで入国するのは初めてかもしれん。別に島嫌いなわけでもないのに、なんで縁なかったんだろ。。。

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Author:takumi
関西の某外大を卒業して日本社会の荒波へ、しかしまだまだ旅中毒末期患者。モラトリアム期間をなんとかして延長したい。。。

 

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