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2017-11

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チュニジア情報!

久々の誰得旅情報ざんす!


※レートおよび情報は2016年2月当時のもの


1ディナール=約56円



・物価、ATM、両替情報
水やコーラなど清涼飲料水500mlで1ディナール前後、カフェでコーヒー1ディナール。イスラム圏だけあって酒はお高め(そもそも飲めるところが少ない)。庶民的な食堂で腹一杯食べても5ディナールくらい、サンドイッチスタンドなら2ディナールくらい。ただ物価が安いってことはつまり高額紙幣を使いにくいってことで、10ディナール札ぐらいでもちょっとした買い物では貧乏くじのごとく忌み嫌われる。ATMは空港や街の各地で使えるが、出てくる紙幣は宿や観光施設などでできるだけ崩すようにしませう。銀行でも時間はかかったがコインに替えてくれた。両替は今回行わなかったが、チュニスのメディナ入口フランス門からブルギバ通りの間で闇両替っぽい声をかけられた。


・移動情報
○日本―チュニジア…夜発の中東系、昼発の欧州系キャリアを使うのが一般的かと思われる。今回はターキッシュエアラインズ(トルコ航空)を利用。成田を夜出る便ならイスタンブールでの乗り継ぎ時間は4時間ほどだった。ピークでなければ値段も安め。

○チュニス空港―チュニス市内…日中ならバスで行ける。外に出て右側にバスがわらわら止まっているが、まともな案内表示がない(あってもアラビア語)なのでヨソ者には難易度高め。成田から茨城とか栃木に行く感じで直接チュニス以外の都市へ行くバスも出ており、自信がなければその辺の人に聞きまくりませう。日本の市バスのようなバスが市内中心部のマリン駅近く、マリンバスターミナルまで行き、所要20~30分ほど、0.4ディナール(車内支払い)。
空港へ行くときは朝早かったのでタクシーを使ったが、メディナ入口フランス門前ですぐ見つかり所要15分、4.4ディナール。メーターを使ってくれ安心だった。

○チュニス―カルタゴ、シディブサイド…郊外鉄道TGM利用。チュニスの始発駅は中心部のマリン駅で、本数は結構多くチュニス・マリン駅からカルタージュ・ハンニバル駅(カルタゴ遺跡最寄り)まで所要25分ほど。シディブサイド駅へはその先さらに5分ほど。ドタバタしていて料金は忘れてしまったが、いずれの区間も1ディナールでお釣りが来た(駅入口の窓口で切符購入)。

○チュニス―ケロアン…通常バス、またはルアージュなる乗合タクシーで。いずれも市内南部Bab Aliouaターミナル(最寄り駅はトラムの同名駅)から出発。バスはいくつか会社があるが国営のSNTRI社で所要2時間半/9.5ディナール、本数多そう。ルアージュは所要2時間/10.25ディナール。ケロアンから乗ったが料金はチケット制で安心、満員になり次第発車。普通のバンだがぎゅうぎゅう詰めにされることなく快適だった。
ケロアン側バスターミナルは旧市街メディナまで歩くと30分ほど。詳しくは下記地図参照。

○チュニジア―アルジェリア…チュニスからアルジェまでエアチュニス(TU)とアルジェリア航空(AH)合わせて一日3~5便ほど、所要1時間半、2万円ぐらい。なぜか国境に近いアルジェリアのコンスタンティーヌへはフライトがないようだ。また国境も開いており、車を手配すればチュニスからコンスタンティーヌまで一日で行ける模様。


・都市別情報
☆チュニス Tunis
安宿…Auberge De Jeunesse オーベルジュドゥジュネス(ユースホステル):事前予約できる安宿がここしかないっぽかったので必然的に宿泊。ユースホステルホームページで一部カード払い、残金現地払い。ダブル一泊15ユーロほど(朝食あり、トイレ・ホットシャワー共同)。ドミもあるかもだが予約できなかった。wifiはロビーで使用可。信頼と実績のユースホステルで、メディナど真ん中の民家を改装しており雰囲気はGOODだが、英語が話せる人がたまにしかいない、朝食がパンとコーヒーだけとショボい、あたりが欠点。しかも立地が災いしてなかなか見つけにくく(一発でたどり着ける人は5%ぐらい。たぶん)、夜は真っ暗で宿に着くまで肝試し状態。

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食事…レストランらしいレストランは繁華街のブルギバ通りに多い。安食堂や酒場はその南側の通りのあちこちに。ただ夜は治安があまりよろしくない雰囲気。

サッカー情報…チュニスの名門、エスペランスチュニスを観戦。もう一つの名門クラブアフリカンともに市内のスタッド・エル・メンザか郊外の巨大スタジアムスタッド・オリンピック・デ・ラデスを使用するが、今回はメンザで観戦。最寄り駅はトラムのCite Sportive(中心駅のバルセロナ駅からLa Republique乗り換えで約20分、0.3ディナール)。ただ問題なのがチケットで、あまり人気のないカードでも当日券が少ないようで今回キックオフ後にダフ屋から10ディナールでやっと手に入れた始末。現地語が話せないのでどこで前売り券が手に入るのか、それともそもそもシーチケしかないのか分からなかった。勇気のある方レポ夜露死苦。
なおエスペランス(赤黄ストライプ)かクラブアフリカン(ラグビー日本代表似)のユニを着て街を歩いているとあるとあらゆる人から声をかけられまくるので全く退屈しない。サッカーファンなら楽しいし、中東・アフリカサッカーマニアにとっては最高だが興味のない人にとってはうっとうしいだけかと思われる。
詳細情報は観戦記事参照→さっそくチュニス街歩き&ドタバタのチュニジアサッカー観戦。

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地図
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赤丸…オーベルジュドゥジュネス(ユースホステル)
青丸…トラム・TGMマリン駅、空港行きバス乗り場
緑丸…Bab Aliouaターミナル
黒丸…フランス門(メディナ入口)
紫丸…中央市場
黄丸…メディナ(旧市街)
赤線…繁華街ブルギバ通り
青矢印…スタッド・エル・メンザ方面


☆ケロアン(ケルアン、カイルアン) Kairouan
観光情報…主な観光施設はいずれかの受付か観光案内所で買える共通入場券で入れる。入場券10ディナール、撮影代1ディナール。

地図
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赤丸…バスターミナル
青丸…ルアージュターミナル
緑丸…グランドモスク
黒丸…ショハダ門(メディナ入口)
紫丸…シディ・サバブ霊廟
黄緑丸…市場
黄丸…メディナ(旧市街)


ではではHAVE A NICE TRIP!!
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チュニスから日帰りトリップ!「第4の聖地」ケロアンへ。

2/14 チュニジア/チュニス →(SNTRI社バス)→ ケロアン→(乗合タクシー)→ チュニス チュニス泊

今回のチュニジア旅は時間の関係でチュニスに泊まるのみだけど、一日余裕があるので日帰り旅行してみることにする。
とりあえず行きたかったのがチュニスからバスで2時間半のケロアン。日本人には発音しにくい地名のようで、他にケルアン、ケルーアン、カイルーアン、カイルアン、カイラワーンとかいろいろ表記方法がある。でもチュニジア人に伝えるときはそれっぽく言っとけば問題なく伝わる模様。

内陸部にある都市で鉄道が通っていないためバス利用になるのだけど、チュニジアのバスは国営のSNTRI社、鉄道会社SNCFTの連絡バス、私営バスに分かれるとのこと。って完全にモロッコのバス事情と同じじゃねーか。懐かしのCTMw スープラトゥールww

今回はSNTRI社を利用。バスターミナルは市内から少し南に行ったところにあり、歩いて向かっていると親切なオッサンがずっと案内してくれた。
バスはしっかり時間通りの出発、車内も清潔で優秀。ここんとこもモロッコと一緒。


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立派な高速道路もあるで。しかも3車線


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ドア市

さて、ケロアン。ここに来た理由はチュニジア最大の聖地かつイスラム全体でもメッカ、メディナ、エルサレムに次ぐ第4の聖地らしいから。まあ自称第4の聖地なんてイスラム世界にたくさんありそうだけど、ここは北アフリカのアラブ発祥の地ってことでなかなか聖地度は高そう。
632年にムハンマドが亡くなり、わずか150年ほど後の760年頃にアラブ軍の将軍ウクバがこの地に進軍、都を置いて北アフリカのアラブ化・イスラム化を進めた。それまでこの地に住んでいたのはベルベル人がほとんどで(もちろん今もベルベル人にルーツを持つ人が多いのだけど)、宗教も多神教やらキリスト教やらユダヤ教だったから、ケロアンがなければ今のチュニジアや北アフリカは存在しなかったのかもしれない。そんなわけでここは絶対行っておきたかった。


街の散策の前に、とりあえずメシ。かの有名なクスクスをいただいてしまいませう。


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なんか見た目からして超辛そうなのだが、実際超辛い。クスクスに限らず食べ物自体はモロッコとかと似ているのだけどとにかくチュニジアではあらゆるものが辛いのだ。北アフリカの中は涼しい気候のため辛い料理が多いとかなんとか。。
よく使われる調味料が唐辛子のペーストにオリーブオイルを加えたハリッサなるもので、とにかくあらゆるものにこいつが入っているし平気でパンにジャムの代わりにこいつを塗って食べるし(しかも結構いける)、だいたい食堂のテーブルにこいつが載っていて追いハリッサも可能。とにかく守備範囲が広い。韓国でいうコチュジャンと同じ扱い。
これがなかなかやみつきになる味で、スーパーで瓶詰めハリッサを買ってしまった。使い道分からずに未だに自宅の冷蔵庫で眠ってるけどw

料理評論家でもないのでチュニジア料理批評はこれぐらいにしてケロアンの街へ。ところがやっぱり今日も例のエスペランスユニを着ていたので会う人会う人に声をかけられる埒あかない状態に。。
地方都市でもサッカー馬鹿が多いこの熱狂ぶり、日本から来るとなんともうらやましい限りであります。


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クスクスを食った食堂のおふざけ店員


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床屋から声かけられたと思ったら、、、おそろで2ショット


一回だけそのユニ嫌いじゃ!と言われ、はいはいクラブアフリカンサポ乙と思って話を聞いていると地元クラブのJSケロアンファンだった。そっかケロアンにもクラブがあったのね。
結局この人はジャポン大好き!ほらこの待ち受け日本のアニメでしょと言って携帯を突き出してきてさっそうと去って行ったナイスガイだったのだけど。。


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メディナ入口。掲げられているのはたぶんJSケロアンのフラッグ、この日試合があるみたい。時間なくて行けなかったけど


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その近くの、たぶんアラブの春のグラフィティ。これ描いた人の思いを想像すると目がウルッと。。。
やっぱり自らの手で革命を成し遂げたチュニジア国民は偉大だったのだ!


さっそくメディナの中へ。
細い路地が入り組んだもろ異世界間が広がるのはチュニスと同じ。でも地方都市だけあってチュニスよりのんびりした空気が流れている気がする。。
これでも国内第4の都市らしいけど。



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ふらふら歩いているとケロアンのシンボル、グランドモスク。


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なんとなく空がイイカンジ

別名ウクバモスク。はるかエジプトからやってきた将軍ウクバが建てた、アフリカ最古のグランドモスク。
ケロアンが北アフリカのイスラム発祥の地で聖地ということはさっき書いたけど、ここは聖地の中の聖地だ。


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特徴的な列柱はローマ遺跡から流用されたとか

ときどき観光客や巡礼者がやって来る以外は本当に静か。1000年以上も前にここに攻めこんできた、野心あふれるアラブ軍の姿を思い描いてみる。
・・・が、己の想像力に欠ける脳みそでは全く何も思い浮かばない。。


そのほかの見所といえば、シディ・アモール・アバダ霊廟。といっても自分で行ったのではなくて、そのへんをふらふら歩いていたら現地人が手招きするのでついて行ったらありました、みたいなもんだけど。。


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それでも、メディナとはまた違う異世界感。言ってしまえばただの墓なのになんか落ち着くこの感じ。着て良かった・・・。
連れてきてくれたオッサンありがとう。


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霊廟ついでにもう一つ、バスターミナル近くのシディ・サバブ霊廟。ここはシディ・アモール・アバダ霊廟と違って巡礼者やら暇人やらで結構賑わっていた。

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アンダルシアのイスラム建築に似ているような。。


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シディブサイドの記事でも書いた気がするけど、本来イスラム教では御法度の聖者信仰が盛んなのを気づかせてくれるこの霊廟。ところ変わればイスラムも変わるわけで。

でもやっぱメディナの街歩きが一番楽しいんだな。

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メディナの外にある市場。ここでも「そのユニ着るな!ここはケロアンじゃ!」と言われる。。。

チュニジアでは広場とか通りに面したオープンカフェがいつも大盛況でどんだけ暇人多いねんと突っ込みたくなるけど、ここもやっぱり同じ。メディナ入口のカフェは老客男女ありとあらゆる暇な方々(ややオッサン率が高いけど)がだべりんぐしていた。
takumiもそんな暇人の仲間入り。オッサン3人組のテーブルに入れさせてもらう。

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英語と現地語(フランス語)と日本語とボディランゲージで会話になっていない会話をする、英語が通じない国あるある。
しかしチュニジア、一目こちらを見ただけでなぜかすぐジャポンジャポン言ってくれて好感度高いぞ!なぜか唐突にコンニチワって言われたりするし!


チュニスへの帰りは乗合タクシー、チュニジアでの呼び名はルアージュ。バスの補完的役割を担っているようで、モロッコとかウズベキスタンの交通事情に似ている。速い上に運賃はチケット事前購入方式、これならぼったくりもなく安心ですな。
その他バスとどう違うのか?いろいろ観察してみたかったけどすぐ寝てしまう。。


で、起きたところなんとゲリラ豪雨。

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乗ってきた乗合タクシー。土砂降りの中中途半端な場所で下ろされる。。

アラブの春に博物館襲撃事件と世間一般的治安イメージはあまりよろしくないチュニジア、結局全く安全でリアルゲリラに遭遇することはなかったけどこっちのゲリラも困るんだよなあ。街外れのバス・タクシーターミナルから大雨の中トラムで中心部に出るとほとんど店が閉まっている。ただでさえチュニスの夜はあまりない上にこの天気だとますますやる気なさがアップしてしまうようだ。

しかし、この日時間が余ったら海沿いの地方都市スースとかローマ遺跡のスベイトラにも行こうと思っていたけど行かなくてセーフ。行ったらもっとえらいことになっていた。。


結局なんとか開いていた安食堂を見つけてチュニジア最後の晩餐をとるものの、、、

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野菜やらをぐちゃぐちゃにして卵を落とした混ぜ混ぜ系食べ物、たぶんオジャなる料理
この国はフランスパンとオリーブのレベルが異常に高い。。


食べている途中でまたもゲリラ豪雨。メディナ入口まで行くと、この先道が水没して歩いて行けないとの衝撃の事実が入ってくる。えーっ、宿はメディナのど真ん中だし今晩の寝床ないんですけど。。
生活の場にも世界遺産の観光資源にもなっているチュニスの誇りメディナ、これまでの記事でもさんざん褒めまくってきたのにここに来てまさかのだめっぷりを露呈。

なんとか通れる道を探したり引き返したりしていると、よほどかわいそうに見えたのか周りの人が警察官に声をかけてくれ(しかも傘を持たせようとしてくれた)、マンツーマンで宿まで送ってくれることになった。
ああ最後の最後までチュニジア人に助けられまくりんぐ。。 でも最初から何となくこういうことが起こりそうな気がずっとしてたのは内緒だけど。毎回毎回チュニジア人の優しさに助けられるのが当たり前になっていたのだ。

アルジェリアの前座的扱いと勝手に思っていたチュニジア(チュニジアの皆様スイマセン。。)、でも前座にはもったいなさすぎるすばらしい国でございました。こんな国をさっさと出るのは惜しいですが、明日ついにアルジェリアに向かいませう。

さっそくチュニス街歩き&ドタバタのチュニジアサッカー観戦。

2/13 チュニジア/チュニス チュニス泊


今回チュニジアではチュニスのみ3泊の予定だけど、どうも安宿の選択肢があまりないようでしかも事前予約できる宿となるとユースホステル(フランス語でオーベルジュ・ドゥ・ジュネス)一択しかなかった。
世界遺産の旧市街メディナのど真ん中にあり、古民家を改装した宿のようで安宿にしてはなかなかゼータクなのだが、、


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前回の記事通りそのメディナが夜になると真っ暗になり、肝試し状態で帰る羽目になるのがやなところ。。

あとスタッフが英語通じない(たまに通じるオッサンが出てくる)、カギが古くしばらくガチャガチャしないと開かない、朝食がパンとコーヒーだけでしょぼいといった安宿あるあるもあるけど、久々にこんな宿に泊まったから気になっただけであってたぶん長期旅行してるなら全く問題ないはず。wifiも一応あるしホットシャワーだし。

けれどそれ以上に気になったのが宿泊客の少なさ。一応いるにはいるがどうも現地人っぽいようで(アルジェリア人なら一人いた)、外国旅行者は皆無。うーん前日のカルタゴといいほんとこの国の観光産業大丈夫か??夏ならまた違うだろうけど。。

とりあえずこの日は半日メディナ街歩き。宿を出るとすぐにトンネルあり洒落た扉や出窓ありのばりばりイスラム系旧市街。やべえおらワクワクすっぞ!



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モロッコなどマグレブ諸国共通、すっとのびたモスクのミナレット


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大都市のど真ん中にこんな街並みが広がっていることに感激しまくりんぐ。やっぱりどうしても同じ北アフリカ・マグレブ地域のモロッコと比較してしまうけど、マラケシュやフェズと違って会う人会う人が親切でツーリスティックすぎないし(やっぱ観光客減ったせいかなあ。。)、ラバトよりメディナの規模がでかい。なかなかやるじゃねーですか、チュニス。


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お菓子屋さんらしく甘い言葉で女性を誘惑する(たぶん)、店主のオヤジ


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中央アジアやら独裁チックな国で見た覚えのあるモニュメント。ベンアリの遺物?


さて午後からは久々の海外サッカー観戦を決行しようとしていた。それに欠かせないアイテム、ユニフォームをさっさとメディナ内の店で買って着てみる。

・・・ここまではフツーなのだが、急展開なのはここから。
その前にちょいと前置きが必要なのだが、チュニジアサッカーはだいたい2つのクラブを中心にまわっている。ともにチュニスに本拠を置く、エスペランス・チュニスとクラブ・アフリカン。特にエスペランスはチュニジアリーグ最多優勝を誇り、アフリカ王者としてCWCで日本にもやってきた名門。これに絡んでくるのが地方都市スースのエトワール・サヘルで、こっちもCWCに出場経験あり。
チュニジア人のサッカー熱はそこそこ知っていたけど、これは予想外だった。エスペランスユニを着たガイジンを会う人会う人が呼び止めてベラベラ話しかけたり写真撮ったりする国だとは。。

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エスペランスのフラッグの下で

乱暴に日本国内で例えると、エスペランスとクラブ・アフリカンは巨人と阪神のようなもの。同じ街だからサッカーファンにはインテルとミランとか、ガラタサライとフェネルバフチェとかで例えた方がしっくりくると思うけど、まあつまりライバル意識が強烈な両クラブでチュニスっ子はだいたいどちらかのファン。つまり歩いているとエスペランスファンからは歓迎のありがたいお言葉が、クラブアフリカンファンからは罵声(というほどでもないと思うが、、)が飛んでくるわけだ。
メディナのスーク(市場)を歩いているとそれがエンドレスに繰り返されるわけだから、もう埒があかなくなる。


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この宝石屋のオッサンは昔の優勝したときの記念写真をくれた!なんだなんだ。。

エスペランスのチャントを教えてくれるオッサン(エスペランスはアラビア語でタラジと言うそうでタラジ!タラジ!と連呼)、クラブアフリカンのエスペラント侮辱チャントを歌わせて動画を撮ろうとするにーちゃん、「スタジアム行くならおれのチケットも買ってや」とすり寄ってくるうさんくささ満点の奴、まあとにかく皆さんこのガイジンを放っておけないようで全然退屈しない。

うーんこんなにサッカー熱あふれる街久々に来たぞ!これは一刻も早くエスペランスの試合を見ねばならぬ!!
そういえば空港から市内へ行く途中にも、クラブアフリカンのクラブハウスっぽいところに群衆が押し寄せてるのを見かけたし。。


スタジアムへはトラムで向かう。メディナからトラム駅へ行く途中に中央市場があったのでちょっとだけ見学。


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アラブの市場といえば山盛りのデーツ


・・・が、結局やっぱりこうなるw

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猛エスペランス魂を感じる肉屋。帽子を拝借!


ここでチュニストラム初乗車。地下鉄でもないのに正式名称はメトロというらしいが。。
車両も駅もグリーンカラーで統一されており、チュニスの街名物となっているようだ。
フランス時代に建設され、意外と路線が多い。

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メディナ最寄りかつトラム最大の駅、バルセロナ駅


ここでも、何も聞いていないのに周りの人がホームや乗換駅を教えてくれる。ああ中東に来たら毎日感じる無償の愛。。


本日の試合会場はスタッド・エル・メンザ。メンザはそのまま地区の名前で、チュニス中心部から見ると北にある。
スタジアムの最寄り駅はCite Sportive、バルセロナ駅からLa Republique乗り換えで約20分。
このほか郊外のラデス地区ににスタッド・オリンピック・デ・ラデスという巨大スタジアムがあり、エスペランス、クラブアフリカンの両クラブと代表戦はこのどちらかでやっているようだ。チュニジアは2004年にアフリカネイションズカップを開催しており、その決勝の会場はラデス。しかもちゃっかり優勝もしている。そういえば日韓W杯のとき日本がグループリーグ最終戦であたったのがチュニジアだった。


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よく見るとネルソンマンデラとかムハンマド5世とかアフリカ大陸の偉人が駅名になってたりするチュニストラム


最初はエスペランスファンはほとんど乗っていなかったものの、途中からどっと乗ってきて当然のようにチャントを歌い始めた。ああ、やっぱチュニスのサッカー熱ハンパない。。
もうクラブW杯の時にリーベルサポに占拠された横浜線状態!

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そして最寄り駅のCite Sportive到着。駅の目の前にスタジアムが!テンションあがるう!


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バンデラッソ(決起集会)やっちゃうとこもリーベルっぽい

・・・が、チケット売り場が見当たらない。どうも皆前売り券かシーズンパスを持っていてそのままスタジアムに入っていくようだ。チケットがない人はスタジアムに近づくことすらできない模様。
スタジアム周辺をほっつき歩きながら様子をうかがったり絶望的に片言なフランス語で聞き回ったりしてみると、どうもその場で当日券を買うという行為自体がかなり難しい様子。やっとつかまえた英語が話せるテレビ局関係者っぽい人は、「当日券を買うのはオールモストインポッシブル」「ファンでも買えないのよ」「市内に戻ってテレビで見なさい」とまで言い放った。
うーんyoutubeで見る限りスタジアムはガラガラそうだったのでラクショーと思っていたのに。。 前売り券しか売っていないのか?それとも急に観客が増えたのか?といってもリーグはまだ中盤のはずだし。。

さっきの「ファンでも買えないのよ」発言は本当だったようで、チケットが買えずにヤケクソになったと思われるファンが一斉にどこかに向かって投石し始めた。すぐに警察が出てきたようで目の前で一斉に逃げるヤケクソファン。たいしたことにはならなかったが、危うく催涙弾をぶっ放されたサンロレンソ戦@ブエノスアイレスの二の舞になるところだった。。

しかしますます遠のくエスペランス生観戦の夢。これはヤバい!非常にヤバい!
せっかくかの有名なバルドー博物館見学も取りやめてこんな郊外までのこのこ出てきたのに。。

しかたないのでできるだけ哀れそうな目をして引き続きスタジアムの周りをほっつき歩いていると、どこかのにーちゃんが寄ってきてフランス語で話しかけてきた。ほとんど何を言っているか分からんが、もしかしてもしかして・・・
絶望的に片言なフランス語でいろいろ訴えてみると、「9ディナール」とか言いだし、、、そして別の人を呼んでチケットを握らせてくれたのだった!
ちょっとだけ期待したとおりダフ屋がいたのだ!しかもチケット代は結局10ディナールだったがそれでも500円ちょっと!

メルシーを連発して小躍りしながら、しかしもうキックオフの時間が過ぎていたので急いでスタジアムへ。

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これを手にするのにどれだけ血と汗と涙を流したのか。。。


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あまりにニヤニヤしすぎてたのかボディーチェック担当の警官も呆れてたよ


スタジアムに入って、チケット購入が難航した理由がすぐに分かった。どういうわけかメインスタンドしか開放されていなかったのだ。なんでやねん。
道理でyoutubeではガラガラに見えたのね、と納得。


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しかし変な構造のスタジアムだ。。


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一応アウェーサポは別のスタンドにいた。ただし人数は(ry


今回の試合はチュニジアリーグ第16節。相手はチュニス郊外のリゾート地ラ・マルサが本拠のASマルサ。ASってのが宗主国フランスのクラブ風。ASモナコとか。
この時点ではエスペランスが首位、ASマルサが中位から下。クラブの格を考えてもその差は歴然。

もちろんメインスタンドしか開放されていないのでかなり窮屈。たまたま下のほうの席で見ていたが(たぶん自由席)、コアサポは上の方に固まっているようだ。上半身裸のコールリーダーっぽいのも数人いた。てかコールリーダーいるのJリーグだけじゃないんだ。。
声量はかなりでかく、それなりの威圧感。これチュニスダービーは鳥肌ものだろうなあ。デンジャラスすぎるだろうだけど。。

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しかしぎゅうぎゅう詰めでほぼ全員立ちっぱなので何かあったら将棋倒しになりそうで怖い!上の方で何度かドドドッという音がしたときは生きた心地がしなかった。昔のイングランドのスタジアムもこんなのだったのかもしれん。ヒルズボロ的な。
てかスタンド全面開放しろよ。


・・・で、予想はしていたけど街歩きと同様やっぱり写真撮影だの握手だの求められてもはや試合観戦どころじゃなくなるのだった。


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しかもピッチの専属カメラマン?にまで撮られる始末。ひょっとしたらクラブの公式facebookあたりに登場できるかもw

いろいろ話してみるけど、英語が話せる人がおらずちゃんとした会話ができなかった。インテリ層や上流階級はどこの国でもあまりスタジアムに行かないから結構話し相手に困るんだよなあ。。
ホンダやらカガワやらナカタやらは言われたけど、残念ながらクラブW杯の話は出てこなかったし、当然日本に行って浦和戦見てきたんだよ!てな人もいなかった。

そういえばクラブカラーが赤と黄色のためか、スペイン代表やローマやガラタサライのユニを着た人もちらほらいる。しかし赤黄のストライプのユニもなかなか珍しい。この旅でエスペランスとクラブアフリカンの試合どちらを見るか出発前まで迷っていたけど(この翌日にクラブアフリカンのアフリカチャンピオンズリーグ予選の試合があったのだ)、決め手はユニだった。まあクラブアフリカンも日本のラグビー代表みたいでなかなかエキセントリックなユニなのだけど。
もしかしたらギラヴァンツ北九州のユニを持って行ったら好評かもよ。


一応試合はPKの決勝点で1-0の勝利。あ、あと相手の若そうな黒人選手がなかなか上手かった。たぶん来シーズンはエスペランスかクラブアフリカンに引き抜かれるな。チュニジアリーグ、活きのいいアフリカの若手がたくさんいる気がする。
試合後相手監督とコーチ陣がぶち切れて審判団ともめた模様。

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というわけで、十何?カ国目の海外サッカー観戦は円満に終了。


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なぜか帰りのトラムがしばらく止まっていたけど、近くのスーパーで時間をつぶして1時間ほど後のトラムで帰った。


さて、サッカーも見れたし次にやるべきことは酒。
しかしゆるーい系イスラムの国だと思っていたのに、昨日からなかなか酒が飲めそうな店が見つからない。高級レストランにはありそうなのだが、安食堂やそこらへんのスーパーには置いていないしバーや酒場もなかなか見つからない。
何年か前の歩き方も参考にしたのだが全く見つからなかった。革命でイスラム色が強くなって状況が変わったのかな?

でも探しまくったら見つかるもんですね、大衆酒場が。やっぱり遠慮気味なのか、だいぶ薄暗い面構えだったけど。。

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チュニジアのビールといえばこちらセルティア。ラベルがイケテル


その遠慮さの裏返しか、中に入ればうるさいうるさい。しかもオッサン度100%。
食べ物は出さない純粋な酒場だったが、この雰囲気はいいっすね。

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アメリカ在住経験があるオッサンがいろいろ話してくれた。
やっぱり気になる革命とその後のことを聞いてみると、「革命のあとは経済があまり良くない、でもこれから良くなってくるだろう。何より自由を手に入れたのが大きい!」と、外国メディアが喜んで取り上げそうな模範回答が返ってきた。
「エジプトとかシリアを見てみろ、アラブの春の後も国がちゃんと安定しているのはチュニジアだけだ」とも。おっしゃるとおりです、と言わざるを得ない。

ここで誰かがいきなり携帯を見せてきた。そこにはスタジアムと自分の写真・・・。いつの間にか有名人扱いされてシェアされまくっている様子w

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チキンとかモツとか、とにかく肉肉しい肉の盛り合わせ。さすがにフランスパンはうまい



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いっちょまえにライトアップ


結局この日も真っ暗肝試し状態の中宿に帰着。

General Information of Tunisia

チュニジア Tunisia   takumi67番目の訪問国


国旗
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正式名称 チュニジア共和国 Tunisian Republic


首都 チュニス(人口約100万人)


5大都市 チュニス、スファックス、スース、ケロアン、ガベス


面積 約16万km2(日本の半分弱)


人口 約1100万人(日本の約1/10)


民族 アラブ人がほとんど


宗教 イスラム教がほとんど


言語 アラビア語(チュニジア方言)、フランス語


通貨 チュニジア・ディナール 1ディナール≒¥56


時差 日本と-8時間


ビザ 不要


ヨーロッパ人にとってはメジャーリゾート地らしいが、日本人からすると距離が遠く面積も小さいためか、その名を聞くのはサッカーかバレーぐらい・・・のはずだった。しかしアラブの春の口火を切ったことと博物館襲撃事件で一躍国名が知れ渡ることに。もっといい話題がほしいところだけど。。
旅行者的視線で見れば、コンパクトな国土に迷路系旧市街、砂漠、リゾート地、スターウォーズの舞台マトマタの穴居住宅と見所がまとまっており、人がウザイと評判のエジプトや図体がデカく移動に時間がかかるモロッコなんかより旅行しやすくね?と知る人ぞ知る人気の国。ただ短期旅行にはいいのだけど、隣国が内戦状態のリビアにビザが取りにくいアルジェリア、イタリアにはフェリーが出てるけどお高い、ってことで長期バックパッカー系旅行はやりずらいかも。だからこそ社会人のときに行っておこう、てことでこのたびめでたく訪問。

ちょこっとイスタンブール観光からの、チュニジア入国。

2/12 →(ターキッシュエアラインズ)→ トルコ/イスタンブール →(トルコ航空)→ チュニジア/チュニス →(郊外鉄道)→ カルタゴ →(郊外鉄道)→ シティブサイド →(郊外鉄道)→ チュニス チュニス泊


トルコ航空機は30分早くイスタンブールに到着。
乗り継ぎ時間約4時間半ですが、迷うことなく入国。takumiの独断と偏見で選ぶ好きな国ランキングベスト5に入る国なんだし、そりゃ空港トランジットだけでは満足できないっての。
というわけで、5年ぶりに我がパスポートにトルコの丸いスタンプが押される。

とりあえず空港バスで旧市街側のアクサライまで出て、市内中心へ向かうトラムに乗り換えようとするも早朝すぎて動いていないことが判明。。。
あーあもうトラム代払ってしまったっつーの。個人旅行久々すぎて頭鈍ってんのかな。。


しかたないのでとにかく歩く歩く。5年ぶりにガラタ橋でサバサンドを食ってくるのが今回の弾丸イスタンブールのミッションなので、それだけはなんとか達成せねばならぬ。


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朝5時過ぎのアクサライの街


てくてく歩いていると30分ぐらいでやっと見えてきました、スルタンアフメットジャーミィに

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アヤソフィア。

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うーん、5年ぶりに見たのに思ったほど感動しないぞ?てか寒い!

前回はここで怪しさ満点の日本語ベラベラトルコ人やらやたら馴れ馴れしい自称外国人旅行者に5回ぐらい声かけられまくったけど、今回はもちろん誰もいない。いたらむしろ感心するけど。


そして目的のガラタ橋。なぜかスルタンアフメットジャーミィから犬がずっとついてきたw

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釣り人健在で安心!皆様お元気そうで何より!

一つだけオープンしていた、しかも開店直後の船(サバサンドはなぜかだいたいガラタ橋下の船の上で売っておるのです)に駆け込んでサバサンドゲット。値段8リラ、なんか高くなってない?でも無事ミッション達成。さあさっさと食って空港へ戻るベ!

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5年ぶりの感動の再会。あの節はいろいろお世話になりました


この頃にはトラムが動いていたのだけど、今回乗りたかったのが去年開通したアジア側とヨーロッパ側を結ぶ鉄道マルマライ。オスマン帝国からの夢、ボスポラス海峡を結ぶ鉄道でしかも建設工事には日本も関わっている。これは乗るしかないでしょ!
ま、アジア側に行っちゃったらいけないので反対側のスィルケジ-イェニカプ間の1駅だけ。。


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車両は韓国製



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うーん駅も車両もピカピカ。路線図もイカシテル!あんなに開通時話題になってたのにガラガラだったけど。。

イェニカプからはこちらも新開通のメトロで、空港へ戻ったのでした。なんとなく空港行きのメトロは神戸地下鉄に似てますな(途中から地上に出て新興住宅街の真ん中をぶち抜くところが)
そんな新興住宅街にもおなじみの鉛筆みたいなミナレットを持つモスクがポコポコ建ってるのがやっぱりトルコ。あ、IKEAもあったよ。


うーん、せっかくイスタンブールとの感動の再会だったのにテンション高くなかったな。。 雨降ってたし寒いし早朝すぎて店空いてないし。まあサバサンド食えたからこれでいいのだ。



空港のチュニス行きゲートでは、なぜか何かのスポーツのスーダン代表選手が男女ともうじゃうじゃ集まっていた。なんだなんだ?なんでわざわざスーダンからチュニジア行くのにトルコ経由なんだ?


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さすがサッカー馬鹿が多いトルコ、機内でユニ買えるYO


チュニス行き機内では隣のベール美女が話しかけてきた。チュニス出身でイスタンブールに嫁ぎ、里帰りの途中とのこと。英語が話せるのでずっと話しかけてくれる。
うーんムスリムの人妻なのに見ず知らずの東洋人にベラベラしゃべりかけてくれるとは!なんかすごくいい国な気がするチュニジア!しかも上の写真のカタログのガラタサライユニ見て私このチーム好きとか言ってきたし!


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チュニジア上空


せっかく列に並んだもののイミグレ窓口で入国カード書いてこいと突き返される初めての国あるあるをかましつつ、無事チュニジア入国。2年ぶりのアフリカ大陸、といってももちろんチュニジアにアフリカ感を求めても無駄なのだけどw


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カルタゴ空港か、せっかくならハンニバル空港が良かった。。

空港前のバスで市内へ向かおうとするも、看板がアラビア語表記でよく分からん。しばらくバスの近くをうろうろしていると、人の良さそうなオッサンが「May I help you?」と聞いてくれた。よく中国に仕事に行ってるとのこと。中国版LINE、wechatのアカウントを聞いてきたし。じゃあ東洋人の扱いにも慣れてるんだな。
このオッサンのおかげで無事市内へ向かうバスに乗ることができた。空港からは北部の都市ビゼルトやタバルカ行きのバスも出ているようで、これにふらふら乗ってたら即アウトだったのでオッサンに大感謝。成田から東京行くつもりが水戸とか宇都宮に行ってしまうようなもんだったわ。。


チュニスは安宿の選択肢が少ないようだけど、今回はユースホステルに宿泊。チュニスが誇る大規模なメディナのど真ん中にあり、人混みの中を30分以上歩き続けてようやくチェックイン。
この時点でお昼過ぎ、今日のところは市内観光だけ済ませても良かったのだけどもう一踏ん張りして郊外観光へ出かける。まずは郊外鉄道TGMのマリン駅へ。

その途中新市街を歩いてみるけど、やっぱりというか完全におフランスや南欧な雰囲気。街並みだけじゃなくでかい大通りに面したオープンカフェがにぎわっている様子はやっぱりヨーロッパ。服装もそれほどイスラムイスラムしていないし。


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旧市街メディナと新市街の境目、フランス門

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謎のピエロに謎のゆるキャラ


・・・が、駅の窓口で30円ぐらいのチケットを買うのに500円ぐらいの紙幣を出しただけなのに「釣りねえよ!」と突き返されるのがやっぱり途上国。いや、途上国でもお釣りくれるぞそれぐらい。。
結局近くの銀行でコインの両替してもらったが、以降チュニジア人の紙幣嫌いに苦しめられることになる。


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ドア開けっ放しで走るボロ車両



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マルマライのと違ってザ・シンプルな路線図、、でもこれも渋くてステキ


まずはかの有名なカルタゴ遺跡へ行きませう。たぶんチュニジア最大の観光地、空港の名前にもなってんだからさぞにぎわってるんでしょう、、

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ピュルサの丘

あれ?



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ローマ劇場


うーん誰もいないんですけど。。

やはりあのアラブの春と博物館襲撃事件のダブルパンチが効き過ぎたのか、観光客なんてほとんどいなかったのだった。これはチュニジアの観光業が心配すぎる。
事実、遺跡でも入口で必死なガイドと土産屋のお誘いを受けたのだった。英語で説明されたところでわからんし、こんなとこで土産を買いたくもないのでどちらも丁重にお断りしたけど。。


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一番の見所アントニヌスの共同浴場も閑古鳥

というかtakumiも遺跡系にはそんなに興味なかったのでもしかしたら飛ばしてたかもしれない。いくら「ここにあのハンニバルがいたんだぞお!テルマエロマエな世界があったんだぞお!」と必死になって思いをはせたところで、想像力に欠ける己の脳内では感慨にふけることもできない。


そんなわけで、鉄道で数駅のシディブサイドへ。ここも国内随一の見所で自称チュニジアで一番美しい街。あの機内で会った人妻もそう言ってたので、自称と呼ぶには失礼かもしれない。


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シディブサイド駅


ここでやっと外国人観光客に出会う。パリ在住のフランス人とイタリア人写真家。
しかし国内観光客がめちゃくちゃ多く、まずそのことにクリビツ。都会の生活に疲れたチュニスっ子なんかがやってくるのかしらん、鎌倉や江ノ島みたいなノリで。
そのおかげで土産屋の客引きやバラ詐欺も出没してなかなかツーリスティックな印象。

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イタリア人写真家。日本が好きで我が地元紀伊半島に行ったこともあるナイスガイ


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ただやっぱ白と青で統一された街並みはなかなかシャレオツで、イタリアかギリシャらへんの地中海の島な雰囲気。国内観光客にも人気なことはありますな。
個人的にはもっとゴミゴミした旧市街の方が好きだけど。。


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一番いい景色が見えるところまでやってくるとちょうど夕暮れ時。すげー鳥肌ものだぞこの景色。。


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モロッコと同じくミントティーが主流。松の実を浮かすのがお上品らしい


ちなみにシティ(city)ブサイトと勘違いされそうな街の名前、正しい意味はシディ(聖人)・ブ・サイド(人名)。要するに英語でいうセントなんとかとかフランス・スペイン語のサンなんとかと同じ意味。つまりイスラム圏ではあるけれども、中央アジアやバングラと同じく聖者崇拝が盛んなのだ。やっぱりアラビアの中心から離れた地域はある程度土着信仰と結びつかせて布教させてたのね。


日が沈んだ中無事チュニスに戻ってきたのはいいけど、なんとメディナがすべて店じまいして文字通り真っ暗。こえーよこえーよと言いつつびびりまくって歩きながら、やっとメディナのど真ん中のユースホステルにたどり着きましたとさ。こうしてチュニジア一日目終了。

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Author:takumi
関西の某外大を卒業して日本社会の荒波へ、しかしまだまだ旅中毒末期患者。モラトリアム期間をなんとかして延長したい。。。

 

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