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2017-07

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バングラデシュ情報!

※レートおよび情報は2015年1月当時のもの


1タカ=約1.5円


・ビザ情報
日本で取得するバングラデシュビザ情報はこちらを参照ください。アライバルビザは取れたり取れなかったり金かかったり(大使館で取れば無料)といろんなウワサがあるので日本で取るのがベターでしょう。


・物価情報
ミネラルウォーター小15タカ、メインの食事(カレーとか)に米やチャパティをつけて100タカぐらい。飲み物などちょこっと買い物をするときは、100タカ札を出しただけでもめんどくさそうな顔をされる。500タカ札、1000タカ札だと言わずもがな。高額紙幣を手に入れてしまったときは、できるだけ使えそうなとこ(宿、観光地、長距離バスや列車など)で使ってくずしてしまいましょう。


・移動情報
○日本―バングラデシュ…レガシーキャリアならキャセイやタイ国際航空、LCCならエアアジアやジェットスター+タイガーエアなどでダッカ入りが一般的だが、今回は貧乏旅行者の友中国東方航空を利用。年末年始のもろピーク時だったがダッカin、コルカタoutで全額合わせて約7万6000円なり。ただ上海と昆明の2回乗り継ぎ(そして今回は上海虹橋から浦東まで自力移動)、しかも行きは昆明で一泊ということでやっぱり貧乏旅行者かドMな方にしかオススメできない。昆明での空港泊情報はこのページ参照。

○ダッカ空港―ダッカ市内…タクシーやCNG(天然ガス式オートリキシャ)もあるが、今回は鉄道をチョイス。空港を出て直進、大通りを左折すると右手に駅がある。ダッカ中央駅まで35タカで乗車ホームは駅入り口の反対側。切符は乗車ホームの小屋みたいなことで購入。今回は遅れていたのか何かで逆方向の列車を4本見送った後やっと乗れたありさまで、しかも後続の列車に抜かれまくって結局4駅なのに1時間半かかった。つーことで急ぎの人は素直に別の交通手段を使いませう。

○ダッカ―フラーハット(Hularhat)…バングラデシュ西部のクルナやバゲルハットへ行くには、バスや列車も出ているがやっぱりオススメなのが世界でバングラでしか運航されていないオンボロ外輪船、ロケットスチーマーでの移動。以前はクルナまで運航していたが最近は行っていないようだ。金曜を除いて運航しているようで、クルナやバゲルハットに一番近い港のフラーハットまで2等2人部屋で1ベッド850タカ、19時半発で16時間後の翌日11時半頃着。料金を倍払えば貸し切りも可。2等でも十分快適で、電源つきなのもありがたい。1等は同じく2人部屋だけど専用のデッキなんかもあるそうで、3等はその辺に雑魚寝。
ダッカはオールドダッカのショドルガット発(港内に入るのに別途5タカ)で、そこから20分ほど川沿いをのぼったところに運航会社BIWTCのオフィスがあり(10時オープン)、チケットが買える。モティジールのダッカ中央駅近くにもオフィスがあり、1等船室のチケットはそちらで買えるとのこと。当日のチケットを買おうとしたら売り切れだったので、前日までに買うのがよさそう。
船内では勝手に夕食が出てくるがあとで400タカだったかを徴収される(たけぇ・・・)。そのほか売店もあり、チャイや菓子などを売っている。

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○フラーハット―バゲルハット…ロケットスチーマーでフラーハットに着いたら、港からオートリキシャでピロジプールへ(一台100タカ、約20分)。バスに乗り継いでバゲルハットまで約1時間、50タカ。ピロジプールではリキシャ運ちゃんが「バスはない」とか言って包囲してくるが、普通なら必ずバスはあるはず。

○バゲルハット―クルナ…バスで約1時間半、30タカ。バスは満席にならないと発車しない系のバス(地方のバスはほとんどこの形式だと思う)。クルナ郊外のルプシャバススタンドに到着して渡し船でクルナ市内に入らなければならないバスと、ルプシャ橋を渡って直接市内のバススタンドへ乗り入れるバスがある。

○クルナ―べナポール(インド国境)…直通バスが出ているらしいが、今回はなんとなく鉄道利用。鉄道駅はバススタンドからリキシャで20分ぐらい、約30タカ。そこからジョソールまで列車に乗り(所要約1時間半、25タカ。たぶん2、3時間に一本ぐらい。切符は窓口ではなくホーム上の切符売り場で購入)、ジョソール駅からべナポール行きバススタンドへ(市内中心部のバススタンドではないので注意。案外中心から離れていたので乗合オートリキシャ利用)。べナポールまでバスで所要2時間、50タカ。そこから乗合オートリキシャで20タカで国境。出国税500タカを払って国境を越える。ちなみにバングラ時間16時半ごろ行くと国旗降納セレモニーが見れる。


・注意すること
インドとかでおなじみの詐欺師とか自称ガイド系とかの話はあまり聞かないが、ロケットスチーマー周辺ではチップチップとうるさい人間が出没しがち。また親切な人が多いので油断しまくってたらあっさりリュックに入れてた財布を盗られた。オールドダッカはどこに行っても人ごみばっかなので貴重品には注意。
特にガチムスが多いわけではないけど、酒の入手には苦労する。てか今回の滞在中一滴も飲めなかったし。結局どこで売ってんの?
今回は遭遇しなかったが、やたら政治に熱いバングラデシュではたまに野党がホルタル(ホッタール)、つまりゼネストを起こすらしく、これが起きるとほとんど移動できなくなるとのこと。これを書いている今(2015年2月)もちょうど真っ最中で、1カ月以上続いているそうな。


・都市別情報
☆ダッカ Dhaka
安宿…ロムナホテル Ramna Hotel:定番の安宿。トイレ・水シャワー付シングル600タカ。8階ぐらいまであり部屋数多そう(2階はレセプションとレストラン)。部屋はそれなりに清潔でテレビ付き。モティジールとオールドダッカの中間らへんにあって立地はいいのだが、バザールの真っただ中でうるさく、さらに早朝から大音量アザーンが聞こえるわ従業員のデカい話声が丸聞こえだわでちょっとイラっとするかも。ネットがないのもマイナスポイント。この近くのバイタス・サミール Baitus Samirという安宿では同名のwifiが飛んでいたので、そこに泊まれば使えるかも。

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ATM情報…ダッカ空港をはじめ、あちこちのATMで新生銀行カードが使えた。高額紙幣ばっか出てくるのが不便だが。。

市内交通…やっぱり便利なのがリキシャ。だいたい言い値で乗れるけどごくたまにボッタクリもいるので、乗る前に宿などで相場を聞くと安心。ダッカ中央駅から上記のロムナホテルまで30タカ、ロムナホテルからショドルガットまで40タカ。

ネット情報…宿でネットは期待できないし、オールドダッカはもちろんダッカの中心モティジールでもネット屋は見当たらなかった。でも探してみたらあったんですねーwifiスポット、しかもオールドダッカに。北から大通りのジョンソンロードでオールドダッカに入っていくと左手に給水塔が見えるが、ここで左折。この道路がミュニシパルロードで、右手にKFCを見てしばらく行くと、やはり右手にチャイナホール China Hallなる中華料理屋がある。ここでwifi利用可。想像通りお高めのレストランだが、お茶やコーヒーもあるので時間をつぶせる。

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地図
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赤丸…ロムナホテル Ramna Hotel
青丸…バイタス・サミールホテル Baitus Samir Hotel
緑丸…ダッカ中央駅
黒丸…ショドルガット
紫丸…BIWTCオフィス(ロケットスチーマーチケット売り場)
黄丸…チャイナホール China Hall(wifi使える中華料理屋)


☆バゲルハット Bagerhat
安宿…アルアミンホテル Al Amin Hotel:バススタンド隣にある灰色のでかい建物なのですぐ分かる。水シャワー・トイレ付シングル200タカ。蚊帳付き、ネットなし。なぜかパスポートコピー必要。バゲルハットの中心部はバススタンドから15分ほど北上したところにあるが、ここでさらに安いホテルが見つかるらしい。

観光情報…世界遺産になっているバゲルハットのモスク群は、街のはずれにありオートリキシャで行く(一人20タカ。もっと安くでいけるかも?)。以前はクルナ行きのバスを途中下車することで安く行けたようだが、今はできない模様。モスク群のメイン、シャイト・ゴンブス・モスジッドと併設博物館へ入るのに200タカ(たけぇ・・・)。



ではではHAVE A NICE TRIP!!
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さよならバングラ。ついに初インド入国。

1/2 バングラデシュ/バゲルハット →(バス、社名不明)→ クルナ →(バングラデシュ国鉄)→ ジョソール →(バス、社名不明)→ ベナポール →(徒歩)→ インド/ハリダスプール →(オートリキシャ)→ バンガオン →(インド国鉄)→ コルカタ コルカタ泊


バゲルハットのモスク群をもっと見たい気満々ですが、今日中にコルカタに着かないとえらいことになりそうなのでこの日は朝から移動移動移動。
ロケットスチーマーから一緒だったカタルーニャ男二人組はシュンドルボンに行くとかでここでお別れ。

まずはバスでクルナへ。

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車窓は予想通り、いい感じの農村風景とか街道沿いの村とか。いいねえディスイズ黄金のベンガルですぜ。。
空も大気汚染度100%なダッカの空と違って、完璧な青空と行かないまでもさわやかな感じ。


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そんなわけで車窓を撮りながらいい感じにのほほんしていると、荷台に人満載のトラックやら屋根に人満載のバスやらにすれ違ったりする。

しかもそこでもばっちりカメラ目線だし。なんなら手まで振ってくれたりウェーイwwwとかやってるし。驚異の動体視力をお持ちなバングラの皆様。


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うーん、、こんなにまったく飽きない車窓もなかなかないぞ。
さすがバングラ、最終日までいいネタを提供し続けてくれまする。


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ここでも政治的なサムシング?



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クルナ直前で渡る、日本の援助で造られたルプシャ橋


最後のほうは人を乗せている象まで目撃し(写真撮りたかった。。)、アメージング連続の1時間半のバス乗車でしたとさ。

このクルナから国境の街ベナポールまでは直行バスも出ているようだけど、今度は列車に乗りたい欲がムラムラきてしまったので欲求に逆らわず鉄道駅へ。


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街の規模はダッカと大違いだけどリキシャアートはこちらが豊富な気がする。こんなのダッカになかったぞ



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朝メシ兼昼メシのシンガラ(でかいサモサみたいな感覚、ジャガイモ入り)


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お世話になったリキシャ運ちゃんを撮ったらどこからか人が湧いてきた、ディスイズバングラ


クルナは国内第三の都市でバングラ西部の中心都市。もしロケットスチーマーに一日早く乗れてたらここに一泊するつもりだったけど、見た目はフツーの地方都市っぽいし特に泊まる価値なかったかも?あーでもやっぱバゲルハットのモスク群ふらふらはもっとしたかったなあ。。

終わったことをウジウジやっててもしゃーないので移動を続けます。鉄道駅でジョソールへ行く列車を探しましょう。


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悪評ばかりのバングラ駅窓口だけどここはガラガラ

窓口ではジョソール行きの切符は売ってくれないようで、ホームで購入。そして列車はちょうど出発するところ。


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で、この車窓がさっきのバス旅を上回るほどサイコーな車窓。農村と村と街の景色がめまぐるしく変わっていく。
遠回りでも列車をチョイスしてよかった。。


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ホームもないとこから続々乗車



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ベビースターっぽいのを缶に投入→野菜の千切り、謎の調味料を投入→しゃかしゃか→できあがり


ただバングラおなじみの外人包囲攻勢もなかなか激しく、発車前から隣のボックス席の男がにじり寄ってきて質問攻めしてきたり、無表情の男がいきなり目の前に携帯突き出して写メってきたり、途中駅からはオバハン軍団に囲まれて満面の笑みでベンガル語で話しかけられたりと地味にHP消耗気味。たぶん世界の車窓ロケなんかやってたら乗客殺到してきて即刻ロケ中止になると思うよw
まあでもそのオバハン軍団がいろいろ食べ物くれたのはありがたや。


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ジョソールへは約1時間半で到着、休む間もなくリキシャでベナポール行きバスターミナルへ。


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ジョソールもそこそこの規模の街らしいけど一瞬で去ったので印象薄め


・・・が、着いたバススタンド(ベンガル語ではほぼ100%バスターミナルのことをこう呼ぶ)からベナポール行きのバスは出ていないらしく、半ば強制的にそのへんのぎゅうぎゅう詰めのオートリキシャに乗せられ正しいバススタンドへ。


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バングラ名物集合写真@バススタンド


バングラ都市間移動のトリを飾るバスは、トリにふさわしくクラクションをパンパカ鳴らす凶暴暴走バス。半分以上寝てたのでその暴走っぷりを満喫できなかったけど。。


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で、気がつくと国境の街ベナポール。バスを降りて乗り合いオートリキシャでほんのちょっと行くとイミグレ。


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暇人多いなあ。。


「出国カード書いたるから金よこしやがれ」系の国境でおなじみカツアゲ風オヤジをかいくぐり、出国税が500タカ(約750円)もかかるって言われたけど自分の中では古い情報を持ってたせいで300タカと思い込んでたから手持ちの全タカに1ドル札を混ぜて無理やりおkしてもらってイミグレ通過。


こうしてめでたくバングラ出国!となりインド側に入ろうとすると、途上国特有の無意味な行列がぞろぞろできていた。なぜか向こうのイミグレに入る前に予備パスポートチェック的なものがあったのだ。うーんまあカオスな国同士だから国境はカオスの2倍になるわけですんなり行かないだろうなとは思ったけど。

それでも30分ほど待ち、パスポートチェックまであと4人ぐらい、、、となったとき、いきなり兵士がぞわぞわ出てきて行列が解散させられた。えっなんなんですかここで国境クローズですか振り出しに戻るですか。確かにこの時点でもう17時ごろになっており、クローズになってもまあおかしくはなかった。ちょー腹立つけど。


しかしこの行列解散の謎はすぐに判明。さっきまで行列ができていたスペースを囲むように両国の兵士が隊列を組み、ラッパか何かが仰々しく鳴らされる。おっこれはもしかして。。


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おおおこんなところで国旗降納セレモニー!!


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インド側は足上げてシャキッとしてるけどバングラ側はだらしない。。


インドの国旗降納式といえば有名なのがワガーの印パ国境。でも印バ国境でもやるとは。。 
まったく予備知識がなかったのでこれは感激。たぶん印パ国境のほうが何十倍も盛り上がると思うけど、印バのほうものんびりした国境の空気が急に張り詰まったようでなかなかイケてます。

足並みそろえて行進したり、両国そろって大声を張り上げたり(イメージ的には張本さんの「カアーツ!」がさらに引き締まった感じ)。そしておもむろに始まるラッパの演奏。


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国旗を降ろし終えると、兵士同士でガッチリ握手。ついでに周りのギャラリーは拍手。これで一気にのほほんとした空気に引き戻される。
まあボーダーが引かれてるっつっても同じベンガル同士だもんな、イギリスがベンガルの大地を東西にぶった切るまでは一体だったもんな、、


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とか思いにふけってる場合ではありません。兵士が去ると一瞬でまたインドイミグレへの長い行列が出来上がるのです。

もちろんさっきまでの行列のまんま戻れるとかそんな考えはこのカオス国同士の国境では通用しないわけで、せっかくゴールまで4位ぐらいのところにいたtakumiは10位以下まで一気に降格。それでもやっとのことでパスポートチェックを終え、インドイミグレへ。


インドイミグレでもやたら自分の番だけ時間がかかり(よっぽど外国人がいないのか質問攻めにされてたせいもあるけど)、なんだかんだすべての作業が終わったのは国境に入ってから1時間半後。

あ、イミグレにいきなりガンジーの写真がどーんとあってさすがインドだったなあ。その横には英語とヒンディー語とベンガル語の3ヶ国語でなんか注意書きがしてあった。ベンガル文字とヒンディー語のデーヴァナーガリー文字は同じ系統でもビミョーに違うのだ。そういえば結局ベンガル文字は数字ぐらいしか解読できなかったなあ、自称文字フェチ失格だよなあ。


そんなわけで自身63カ国目、インド入国。せっかくひねくれもの天邪鬼パッカーを貫いてきたのにここでパッカー大国インドに行くってどうなのよ、と全国のtakumiファンが嘆き悲しんでおられるとかおられないとかいう噂だけど、デリーとかベナレスとか旅行者マスト系エリアはかすりもせずコルカタに一泊だけしてささっと出国しますのでご心配なく。インドのイミグレ職員には「えっ2日しかいないの!」と残念がられたけどw


インド側国境の街ハリダスプールからオートリキシャに乗り、鉄道駅があるバンガオンへ。ハリダスプールはめんどくさい人間もおらず特に印象に残らず。あれ外人旅行者がインドに入ったらそのとたん詐欺師やら物乞いやらその他魑魅魍魎がどわっと集まってくるんじゃなかったっけ(あくまでもイメージです)、まあ田舎だしなあここ。


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バンガオン駅


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ブロードゲージのがっしりした車両。こんな僻地まで線路があるのはイギリスの恩恵だね


バングラ同様やっぱりインドも電車代が安く、コルカタのシアルダー駅まで2時間かかるのにたった20ルピー(約40円)。これは近郊電車だから、長距離列車だとさすがにもっとするでしょう。
ブロードゲージなので車幅が広く、座席配置も日本ではお目にかかれない変わった配置だった。あと床が食べ物のカスだらけ。


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ホームまでマーケットがあるのがインド風?



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バングラに比べると、どの駅もかなりの乗り降りがあって、街自体もしっかりしているのに驚く。まあ12億人がうごめく国だもんな、バングラの10倍だもんな。。
バングラの人口はほぼダッカの一極集中であとは農村に散らばっているけど、インドは都市部の人口も多いってことでしょう。インドのほうが発展してるから当然だけど。


そんな景色(ほとんど真っ暗だけど)を眺めているうちに終点のシアルダーへ。列車がホームに滑り込み、徐行し始めたとたん常時開けっぱになっていた扉から折り返し列車の乗客がどわっと乗り込んできた。もちろんそいつらをかき分けなければ降りられない。わーすごいこれが聞きしに勝るインドのカオスかー楽しー(棒読み)

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カオスなんだけど天井が高いせいでどこかヨーロッパな雰囲気もあるシアルダー駅



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これは寝台列車のプリー行き


さてさてコルカタですよ。深夜特急を読んで以来初インドはコルカタと決めていたので(もちろん深夜特急ではカルカッタ表記だったけど)、それなりの達成感。厳密にはバングラ国境の僻地が初インドだったけどw

・・・けど市内移動についてほとんど調べていなかったので駅を出て右往左往。結局市バスはよくわかんねーしタクシーはなんか怖いし、てことでいきなりコルカタ名物リキシャに乗車。


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コルカタも夜まで元気すなあ



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王座にふんぞり返っているようで、自分のようなドMのチキンには気が滅入るw


「あの」サダルストリートまでたどり着いたのだけど、ここで会う予定の大学の後輩がここから離れた日本人宿を取っているということを知り,、合流すべく「あの」サダルを一瞬で離れる。しかもリキシャはやっぱり気が滅入る、てことでタクシーで。なにやってんだおれ。

そういえば深夜特急読んでコルカタは物乞い病人ホームレスうようよなどうしようもない都市だと思ってたけど(あくまでもイメージです)、市内移動中に見た限りはそんなの全然いない、というかどっちかといえば・・・きれい?
いかん、頭がまだまだバングラモードでちょっと壊れているようだ。。


考えてみると日本人宿はおととし夏の南旅館@キルギス以来、というか日本人に会うのもバングラ初日以来、そして酒はなななんと今旅初めて、てことで感動のあまりちょっとめんどくさい人間化してしまったような気がします。あのときサンタナのリビングにいた皆様スンマセン。

元日に世界遺産のモスク詣で。

1/1 バングラデシュ/(ロケットスチーマー)→ フラーハット →(オートリキシャ)→ ピロジプール →(バス、社名不明)→ バゲルハット バゲルハット泊


酒も豪華な食事もないつつましい年越しから一夜。
takumiが2015年最初に見た光景は、座礁している船だった。。

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幸先悪っ。

そういえば、家の近所のバングラカレー屋の親父が「船乗るのか?やめとけ、沈んで死ぬよ」って言ってたなあ。
初日の出も曇ってて見えないし。。


せっかく憧れのロケットスチーマーに乗ってんのにいまいちテンションがあがりませんが、明るくなってきたし船内探検へ出てみましょう。


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3等は雑魚寝。これでも乗客減ったほう


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ガキンチョがチャイを作ってくれる



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この子は売店担当。児童労働させまくってるけどいいんだろか?


もちろんこんな共有スペースにいると自分の周りにわらわら乗客が湧いてくる。JICAで働いていた人や千葉で働いていた人も。やっぱりこの国はどこに行っても日本とつながりのある人がいるようだ。
ただ、今人気のある出稼ぎ先はマレーシアや中東とのこと。そりゃーイスラム圏だもんね、今の日本の経済社会情勢を考えてみてもそっちのほうが魅力的だろうなあ。


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外を見てみると、小船が霧の中に溶けていきそうでやっぱり幻想的。バングラ=川の国ということを実感するにはロケットスチーマーに乗るのが一番!って誰かのブログで見かけたけど、やっぱその通り。
でも霧もいいんだけどちょっとぐらい晴れてくれないかなあ。やっぱり2015年の幕開けとしてはこれでいいのか?感がぬぐえない。ま、そんなの気にしてるのはたぶん自分ぐらいで、「Happy new year!」と言ってくれたのはあのカタルーニャ男二人組みだけだった。
バングラで新年を祝ってるのは、外国人が多いダッカのボナニやグルシャン地区だけだよ!ってバングラ人が言ってたけど、そっちに行ったら行ったでバングラ臭がなくてつまんない気がする。。

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途中三、四回港によりつつ、

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やっぱカメラ目線すごいなあ。。


カタルーニャ人含む我々が降りる町、フラーハットに到着。結局所要16時間の船旅、2等船室相部屋で850タカ(約1300円)はまあまあ妥当な金額かも。
ま、最終的に夕食代400タカ(約600円)もとられ、しかも特に何もしていないお世話係がチップ!チップ!とうっさかたのでいくらか払うはめになったのだけど。人口大国のくせにツーリスト産業皆無のビックリボンバーな国バングラデシュだけど、やっぱりロケットスチーマーは着実に旅行者慣れしてきてるのかも。そもそもこの船自体いつスクラップになってもおかしくない状況らしいし、そう考えたら今のタイミングがギリギリだったかも。。


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ここフラーハットはロケットスチーマーの終着ではないのだけど、ここで降りたのはこの日の目的地バゲルハットに行くため。
まずは船の中で知り合った元千葉県民のバングラ人が交渉してくれたオートリキシャで、ピロジプールへ。


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オートリキシャ初体験。なんと電動!こんなエコなものバングラらしくないぞー




ピロジプールで降りるとバスターミナルが見えるのに「バスはない、リキシャで行けや」と運ちゃんに包囲され、ダッカとはまた違ったタイプのめんどくささだよなーと思いつつバスを探す。無事バゲルハット行きのバスを見つけたが、途上国おなじみの満席にならないと発車しません系のバスでしかも我々が最初の乗客。


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2015年初メシ。「おせちもいいけどカレーもね!」・・・ってこれしか食べるものないのよ


案外早く満席になりバスが出発したが、なんと途中で電柱がぶっ倒れ見事に道をふさいでいる。

なんか行くとこ行くとこでギャグみたいな場面に遭遇するよなこの国。


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この電柱をバングラの得意技人海戦術でなんとか引き上げ、やっと通れるようになる。


フラーハットからなんだかんだ4時間弱かかり、本日の目的地バゲルハットに到着。


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ここで初めてバングラデシュの田舎の顔に触れることになるけど、予想通り街自体は特にフツーな感じなので(ダッカ以上に現地人にガン見されるけど)、


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あ、このQQOパーカー?が地味にツボにはまったw



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即席魚市場


日が暮れる前に、カタルーニャ人とここのメインディッシュの世界遺産モスク群へ。


事前情報では、都市間バスに乗って途中下車したら安く行けるとのことだったけど、相変わらず我々を包囲してくるバングラ人に聞いても否定しまくり。オートリキシャをチャーターしろ!とのこと。

で、チャーターしたはずなのに結局現地人がわんさか乗って詰め込みまくりで移動っていう。。


ダッカのラールバーグフォートと同じく現地人の10倍の理不尽極まりない入場料を払い(ちなみにインドなどの南アジア人は外国人でも手加減されるようで、現地人の5倍で済みます。)、

進むとすぐにモスク群の中の最大のモスク、シャイト・ゴンブス・モスジッドがデーンと登場。


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デーン、といっても中東の歴史あるモスクなんかと比べてしまえば規模は大違いなのだけど、ムガル帝国以前のモスクでは国内最大規模なのだそうで、それゆえ世界遺産にもなっているらしい。そう考えたらイスラム圏辺境の地で、しかも強いイスラム権力がない時代に建てられたということはやっぱそれなりに価値があるんでしょう。
また偶像崇拝厳禁なガチイスラムモスクと違って、この地を開拓した聖者の廟の役割も兼ねているという。

といっても世界遺産に惹かれてここに来たわけではなく、とにかくバングラ西部はここ以外ほぼ見所がないのでとりあえず行っておくべか、みたいなモチベーションでやってきたわけで。他にこのあたりの見所といえばシュンドルボンのマングローブ見物だけど、時間をかけなければ楽しめないようなのでもともと行く気がなかった。

そういえばバングラ人にこれから西のほう行ってくるわ、といったらほぼ必ず「シュンドルボン行くの?」と聞かれるので、そっちのほうが知名度は高いみたい。そのあといやバゲルハット行くわ、と言えばだいたい「ああそういえばそんなとこあったね」的な反応が返ってくる。


まあでも2015年始まりの日にここにたどり着いたってのは何かしらの縁を感じるし、初詣がてらなかるーい気持ちで入ってみる。まだまだ現役のモスクなので、参拝する人の邪魔にならない程度に。。


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もうひとつぐらい別のモスク行ってみるべか、ということでシャイト・ゴンブス・モスジッドに近いビビ・ベグニ・モスジッドへ。


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この写真に写っているオッサンがこのモスクのアザーン係のようで、モスクの中で生アザーンが聞けた。大きいモスクだとアザーン専用スペースみたいなのがあるのだろうけど、このモスクは小さいのでライブハウスみたいな感じでマイクが立ててあったのだ。アザーンってのは聞くたびに心洗われて清清しい気になるけど(でも早朝大音量で起こされるのは勘弁w)、やっぱ間接的に聞くより生のほうが効果がでかい気がした。ロースハムより生ハム、缶ビールより生ビール、間接アザーンより生アザーン!あ、こんなことムスリムに言ったら怒られるか!


このほかにもいくつかモスクがあるようだし、それ以上にこの辺の村の雰囲気がよさげだったのでもっと歩きたかったけど、夕暮れが迫ってきたのでタイムアップ。やっぱこんな国だと思うように旅行できないなあ。。


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魚カレー


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巨大春巻き


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見た目どおり超甘ったるいスイーツ

驚きのバングラ政治熱、そしてロケットスチーマーで年越し。

12/31 バングラデシュ/ダッカ ダッカ泊


大晦日inダッカ。
ですが、この国はやはりグレゴリオ暦よりイスラム暦のほうが優勢のようでそれらしい雰囲気はありません。まーこんな国に派手な年越しを期待するのはただのバカなのでしょう。


宿でもオールドダッカでもネット環境が絶望的だったので、この日は朝から官公庁、ビジネス街のモティジール地区へ。ここでwifi環境なりネットカフェなどを探してみる。

東京でいえば一応霞ヶ関とか丸の内に当たる地区のはずなのだけど、

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確かに高層ビルらしき建物もあるけど、オールドダッカより人の量が気持ち減った?程度。あとは臭いとか汚いとか含めて何もかも変わらない。さすがダッカだ。。

そしてネット環境が絶望的なのも同じだった。いくつかパソコンが置いてあるネット屋らしき店も見かけたけど、入ってみるとネットはできないよんとのこと。何の店なのか、結局謎だった。


で、やっぱり一切ネット環境を見つけられず(1000万都市の中心地区でネットできないってどうなってんのこの街。。)、失意のままオールドダッカ方面に歩いていると、こんなのに遭遇。


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なんか道路を封鎖してものものしい雰囲気の中行われているのは、与党アワミ連盟の政治集会。
「君子危うきに近寄らず」とかいうことわざがありますが、takumiは君子とは正反対のただのバカなので近寄ってみます。

前回の記事でも書いたけどバングラはとにかくそこらじゅうに政党広告がある政治に激アツな国。日本でいえば建物とか電柱とかもうありとあらゆるものに安倍ちゃんやら自民党やらのポスターが貼られている感じ。そのバングラ政治のクレイジーさを突っ込めるチャンスだし。
当然ながら、ここでも誰かしら話しかけてくれるのでいろいろ話を聞いてみる。


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「この左のオッサンがボンゴボンドゥ、んで右の女の人がミセス・ハシナだよね」
「そうそうよく知っているね」

この国はまず英領インドから東パキスタン、つまりパキスタンの飛び地として独立。しかしすぐに中央政府が東を軽視していることに不満の声があがる。パキスタンとはパンジャブのP、アフガンのA、カシミールのK、シンドのS、バローチスタンのTANという5つの地域の頭文字からできた国名だけど、確かにベンガル地域は一番人口が多いにもかかわらず国名にBの文字はない。この時代東パキスタン最大の政党だったのが、現在の与党アワミ連盟。

そしてついに内戦(といっても1600kmも離れているけど)が勃発、インドの協力もあって1971年にバングラデシュが独立。バングラデシュは結局イスラムの絆よりベンガルの絆のほうを取ったのだ。この内戦で300万人が犠牲になったとのことだけど、その凄惨さの割には詳しい日本語資料があまりない。。
もちろんバングラ人の対パキスタン感情は相当悪いもので、takumiの近所のバングラカレー屋のオヤジも「オレはパキ人とはしゃべらない」と言っていた。

当然独立当初はアワミ連盟が政権を握ったが、当時の指導者で初代首相となったのが上の写真の横断幕の左のオッサンであるムジブル・ラフマン、別名ボンゴボンドゥ(ベンガルの友の意味)。その名がつけられたボンゴボンドゥスタジアムはダッカ最大のスタジアムで、つい最近U-21日本代表も試合しにやってきた。

ところが75年にムブジル・ラフマンは軍部により暗殺。そのときイギリスにいて生き残ったのが彼の娘で現在アワミ連盟総裁のシェイク・ハシナ。横断幕右のオバハンである。

ラフマン暗殺後、軍部がアワミ連盟に対抗するため結成したのがバングラデシュ民族主義党(国民党)。以後、この国ではアワミ連盟と民族主義党の間で政権がころころ変わり、そのたびにアワミ連盟総裁のハシナと、旧大統領ジアウル・ラフマン夫人で民族主義党党首のカレダ・ジアが首相となっている。当然政党間のライバル意識は激しく、野党はよくホッタール(ホルタル)、つまりゼネストを起して国じゅうが機能不全に陥り、もはやバングラ名物になっている。。というのがバングラデシュの簡単な政治状況。
特に2014年は、選挙方法や与党アワミ連盟が内戦時の戦犯の死刑を執行したことに対し、野党が選挙をボイコットしたという異常な年だったとのこと。

それでこんなものものしい集会やったりそこらじゅうにポスター貼ったりしてるのね。

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眼鏡のオッサンはなんとか大臣らしく、握手させてもらった(というか周りの人に強制的に握手させられた)。そんなエライ人と接していいのおれ?


みなさんもちろんアワミ連盟の熱烈支持者なので、横断幕持って行進したりいろいろ叫んだりなかなか興奮してらっしゃるご様子。

・・・が、やっぱりバングラなので最終的にこうなる。


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この中のオヤジの誰かは伊勢崎に住んでたとのこと。おとといも旧伊勢崎住民にあったし、なんなの伊勢崎?そんなにバングラ人に人気なの?


しかし結局、この異常なほどのバングラ政治熱の詳しい原因は分からなかった。バングラに詳しい日本人の方は、最近独立したし貧しい国だし外国の干渉をあまり受けなかったからじゃないのとおっしゃってたけど。結局のとこどうなの、教えてエロい人!
確実に言えるのは、この政争に愛想を尽かした人が多くなってきているということ。バングラ人に政治の話を振っても、あんなことしてるから発展しないんだと苦笑いする人が多かった。


あ、takumiがバングラを出国したあとすぐについにホッタールが起き、現在(2015年1月末)まで国じゅうの交通機関が機能不全中とのこと。やっぱり怖いわバングラ政治。


そんなこんなで昨日に続きオールドダッカ街歩き。


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映画館



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ビリヤニ



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場違いすぎるKFC


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木材市場



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しかしやっぱり、どこで写真撮ってても絶対カメラ目線なやつが入ってくるなあ。。w

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路地で偶然ヒンドゥー寺院を見つけたので、ひょこひょこ入ってみる。すると葬式の真っ最中。
が、やっぱりここはバングラ。このヘンな日本人を見つけた若者グループから参加のお誘いが。結婚式ならまだわかるけどいいんすか葬式なんて。


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ヒンドゥー寺院初参拝也!



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まず川に花を流しに行くとかで、連れてってもらう。


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もちろん故人はヒンドゥー教徒なのだけど、故人の息子の友人という彼らはムスリムとのこと。印パ関係見てたら仲悪そうなイスラムとヒンドゥーだけど、ここでは仲良くやってんのね。その寛容の心があるから外国人にも親切なのか?
ちなみに彼ら、日本とバングラの国旗が激似なことを知っていた。現地でも有名なのかなあ。

そして寺院に戻って食事。参加者が輪になり、一人一つの皿に料理を盛ってくれる。

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バングラらしいカレー(ベジ)と野菜と米



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とミシュティ(デザート)。クリームみたいなのはヨーグルトのドイ。汚い皿でゴメンナサイ


もちろんフォークなんてついていなかったので手で格闘しておいしく頂く。ああやっぱ来てよかったバングラ。



ここに限らずオールドダッカはヒンドゥー率が高いよう。バングラデシュ国民のヒンドゥー教徒の割合を聞いてみると、人によって違ったが1割から3割ということだった。


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そういえば「旅行人」バングラデシュ編のオールドダッカの地図に「ゴミと山羊」という点があって密かに気になっていたのだけど、実際行ってみると、

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なんなんだ旅行人のリサーチ能力。確か発行が2006年ぐらいだった気がするから、10年近くもあるのかこのゴミと山羊はw



さてさて、バングラ旅のメインディッシュ、ロケットスチーマーに乗る時間がやってまいりました。
旅行人だけでなく歩き方にもドカーンと見開き2ページで載るほど(たぶんそれぐらいしか載せるとこないんだろなw)有名になったロケットスチーマー、要は車輪で動く外輪船のこと。しかし古すぎるがゆえにその定期船はこの国でしか乗れないとのこと。
そんなオンボロ船でわざわざ年越ししなくても、クルーズ船じゃあるまいし。。と思うのだが、昨日の便は取れなかったのだから仕方がない。まーいいじゃないすかドM系パッカーらしいし。

まずは昨日も行った船着き場、ショドルガットへ。

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陸以上に汚い、臭い。。



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出ましたこれがロケットスチーマー

どっかからガイドっぽいのがわいてきて案内してやると言いだした。この国で自称ガイドにチップ要求されたことはまだないけどコイツ怪しいぞ。。と思ってたらやっぱり最後にバクシーシと言ってきた。全く土産屋が見当たらず(ソマリランドですら土産屋があったのにねw)、ツーリスト産業がほぼないこの国だけど、やっぱり外国人旅行者はそれなりに増えているようで着実にツーリスティックになってきているかもしれない。

丁重にお断りして2等船室へ向かう。


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この部屋で上等!なぜか卵の腐ったにおいが漂ってくるけど。。


・・・が、この部屋にいても「おっ、日本人やんけ」と勝手に人が入って撮影会状態になってしまう。この国ではホテルの部屋以外プライバシーが確保される場所がないようだ。。


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小舟が闇に溶けるようで何とも幻想的です。。が、実際水面超汚いんだろうなあ



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もちろん船着場にも人うじゃうじゃ



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船は定刻通りに出港。一晩の船旅の始まり始まり。


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夕メシもビリヤニかよ。。


ここでやっと外国人旅行者を発見。カタルーニャ出身の男二人組で、アジア圏の長期旅行者だった。ああ、一人でさびしく年越しせずに済むw

「セリエで日本人いるの知ってるよ、ミランのオンダと、、あとユーベにいたっけ?」と言ってきたので、ちゃんとした知識を教えてあげる。
「君んとこワールドカップで駄目だったね」「君んとこもね」と返すと、おれらスペイン代表は応援してないから関係ないとのお答え。ああやっぱカタルーニャ人はそうなるのか。。


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日付が変わる前にもう一つ港に寄った


船室で本読んだりスマホいじったりしているともう年明け寸前。同室のバングラオヤジはそんなの関係なしに寝ているので、デッキへ出てカタルーニャ人とささやかな年越しお菓子パーティー。
「やっぱ酒ないよね」というと「さっき港寄ったときに村に出て探してたけど、村人に「酒ってなんだ?」て言われたw」「とりあえずこのマンゴージュース飲みなよ」と言ってくれたので、ジュースで新年に乾杯。


海外では3年ぶりの年越し。そのときのモーリタニア・マリ国境のしょーもない街ですらビール飲めたのに。。
これから先も海外年越しするかどうか分からないけど、あってもこんな地味な感じでしかできない気がするw

とにかくキョーレツ、オールドダッカを歩く。

12/30 バングラデシュ/ダッカ ダッカ泊


早朝にアザーンの爆音で起こされ、二度寝しても車の音や通行人の声、さらに従業員のデカイ話し声で起こされる。あまりご機嫌麗しくないバングラ二日目。
ちなみにこのロムナホテル、どう見ても需要を越えた従業員がおり、各階に2,3人は常駐しているし挙句の果てにはエレベーターガールならぬエレベーターオヤジまでいる。これだけ人がうじゃうじゃいる国なんだから、我々の常識を超えた雇用事情があるんでしょうきっと。


まあ起きてしまったものはしゃーないしよく考えたらダッカにいる時間は限られているので、さっさと外に出てダッカ街歩きのメイン、オールドダッカに向かう。
そういえば部屋にはいっちょまえにテレビがついていたのだけど、予想通りクリケット番組が充実。いつかのワールドカップ総集編的な番組がやっていたのだけど、スリランカ対西インド諸島とか激レア試合をやっていた。つーか西インド諸島代表ってなんだよ。


外に出るとなんだかどよーんとした天気。大気汚染か?
そして南国のイメージが一瞬で吹っ飛ぶほど寒い。バングラメンズがそろってストールやほっかむりを巻いているのも納得。


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オールドダッカに入ると天気だけではなく雰囲気もどよーんとしており、建物も見るからにボロいし人も少ないのでなんだか世紀末都市に来た感MAX。リキシャが鳴らすチリンチリーンの音がやたら響く。


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ダッカはリキシャの都市と呼ばれているのだけど、このリキシャは凝った絵が描かれていることで、リキシャアートとして(ごくごく一部に)有名。パキのデコトラとか、フィリピンのジプニーに通ずるものがある。うーんでもやっぱ車に比べたらスケールショボイよね、まあバングラだもんね。

ダッカでよく見るリキシャアートはタージマハルのようなイスラム寺院と、むさくるしいオッサン(映画俳優らしい)の絵。


にしてもダッカはどこでも人であふれてるって聞くのに、バングラ人は朝に弱いからなのかなんか寂しいなあ。バングラ人、もっと出てこいや!!(高田延彦風)

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・・・が、船着場のショドルガットまで来ると雰囲気一変。ああこんなとこに集結してたのねバングラ人。

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てか人と車両で道路が埋め尽くされてまともに歩けないんすけど!さっきは調子乗ったこと言ってすんませんでしたバングラなめてましたやっぱバングラ人出てこなくていいです。
しかもときどき「カーッ、ペッ」とやってくる人民風バングラ人や(実際のところバングラ人は中国人より痰吐いてた気がする)、船酔いしたまま上陸したのか派手にオエーッとやっているオバハンがいたりして不快極まりない。

このあたりは果物市場で、バナナやらフルーツ入った木箱やらトラックやらがただでさえ狭い道をさらに狭くしている。

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通称ピンクパレス、ダッカの見所のひとつのはずだが、、この汚さにドン引きして入る気失せたw


ま、人が多いってことはつまり話しかけられる回数も増えるってことで。。
昨日の撮影会状態もすごかったけど今日はしょっちゅう「おれ撮ってくれよおお」と引き止められることに。同じイスラム圏でも風景撮るだけで文句言われたジブチ・ソマリランドとのこの違いはなんだ??

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当然のようにマスカットを何粒かくれた、笑顔が素敵すぎるオヤジ


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このオヤジたち、右の噛みタバコ売りからタバコを買って当然のように渡してくれた。質の悪い漢方薬みたいな味で全然楽しめなかったけどね


なんかオッサンがトラックの荷台から呼んでいるので寄ってみると、

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いきなり荷台に引き上げられた。荷台からはこんな光景。


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うーんいい笑顔だww

オッサンに勧められるがままに荷台からバンザイなんかをやってやるとこの50人ぐらいのバングラ人集団がドワーッと盛り上がる。このトラックからはオレンジを下ろしているようで、これ投げたれ!とオッサンが言ってきたので餅まきよろしくオレンジを放り投げるとやっぱりドワーッとなる。なんかよく分かんないけど楽しすぎるw
で、やっぱり当然のように自分にもオレンジを3つぐらい渡してくれた。


おおお、やっぱり「日本人がバングラに行ったら突っ立ってるだけで現地人に囲まれ撮影会状態」って都市伝説はほんとだったのね!もう誰が行ってもアイドル気分でしょう。DKA48なんてつくったらダッカ中の人が殺到するかもしれん。
そしてやっぱり全くツーリスト慣れしていない、ピュアで親切な人ばかり。「バングラデシュの最大の見所は人」って何回も聞いたことがあるけど、早くもバングラ旅の真髄が見えてきたぜよ!
まあいくら見所が人といっても、この人ごみはやめてほしいけど。ダッカだけに人だっかりがやばい、、ってやかましいわ。


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川のほうを見るとこの景色。やっぱバングラは川の国だなあ、と実感



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バングラで一番目に付くのはどこにでもある選挙ポスターかも。とにかくこの国の政治熱狂度は異常、これについては次回詳しく突っ込みます



朝は人が少なかった地区も、昼が近くなってくるとこのとおり。


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渋滞の中ではただ邪魔臭いだけの2階建てバス



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大通りの地図カレンダー売り。ベンガル語のイカしたカレンダーを10タカ=約15円で購入。読めないけどw


大通りに歩道橋があったので上ってみると、まさに壮観。

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・・・なのだが、不思議だったのはこんなに道に人が蠢いているのに歩道橋にはほとんどいなかったこと。別に金取られるわけでもないのに、なんで?そんなにリキシャに轢かれたいのかバングラ人。


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大通りだけでなく路地という路地が渋谷以上の人ごみなんですけどなんなんすかこれ?いくら世界一の人口密度を誇る国といってもいくらなんでもおかしくないですか?

ダッカ随一の観光名所らしいラールバーグフォートに行くと、さすがに人はほとんどいなかった。有料だしね。まあバングラ人は入場料20タカ(約30円)、んで外国人は200タカ取られるけどね。
そういえばこの国では500タカ紙幣はほとんど使い物にならないので、ちゃっかり出して100タカ札三枚のおつりをもらう。この100タカ札も商店で出すと嫌な顔されるけど。150円そこらのお札でも出すのがためらわれる国って。。


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いくら人がいないといってもごく少数のバングラ人はいるのだけど、全員セレブ家族か若いカップル。ここで初めて外国人旅行者も見かけた。
城壁の下にはカップルが等間隔で並んでおり、京都の鴨川の河原を思い出させてくれる。


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とまあスーパーカオスなオールドダッカでは珍しくゆっくりできる場所なのだけど、ふと下を見るとねずみがうろちょろしてたりするのがやっぱりバングラ。


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人ごみを尻目にリキシャ移動快適!なんだけど、珍しくボってくる運ちゃんだった。これ以外はほぼ適正価格で乗ってたのに。。



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ベンガルメシといえば米と魚。これで70タカ=約100円

しかし、メシを食っているときでさえそこらへんの人が湧いてきて一瞬で包囲されてしまう。やっぱりバングラ人包囲網はすごいぜ!

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イスラム・ヒンドゥーな空気プンプンな中突如出現するアルメニア教会



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中から男が鍵を開けてくれたけど、「寄付しといてね☆」と言われただけでチップの要求はなかった



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こちらもダッカの見所のひとつスターモスク




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しかしバングラは子供も物怖じしないなあ。。 目の前でコイントスの要領で表か裏か当てる超単純ゲームをし始め、結局takumiも強制参加で「表!」とか「裏!」とか叫ぶことになった。


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旅行者に有名な富士山タイル。地元の人も指差してくれた


結局この日は朝早くから夕方までずーっとオールドダッカにいることになった。だって飽きないし。まあ五感すべてがキョーレツなのでドMじゃなかったらちと厳しそうだけど。


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その五感の中でも一番キツいのはやっぱり嗅覚、つまり大気汚染。一番ひどいときと比べるとマシになったと聞いてたけど、やっぱりこの渋滞では排気ガスの量はえらいことになる。必然的に鼻くその量もえらいことになり、もちろん真っ黒。
というわけで、このダッカをテヘラン、アディスアベバとともに、takumiの独断と偏見で選ぶ大気汚染がヤバイ都市トップ3に認定。テヘランとアディスは坂が多い都市だから悪い空気が溜まるのも分かるけど、ダッカは平地でこれだからなあ。。
あとちょくちょく道路わきに生ゴミのかたまりがあり、これが大気汚染とあいまって吐き気を催させてくる。

そんな中で生きるダッカ市民はやっぱりスゴイ。


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夕メシ。コカコーラのベンガル語ラベルがイカシテル。


この日だけでたぶん50人以上のバングラ人と言葉を交わした気がするのだけど、まず聞かれるのが独身か結婚か。シングルっすと答えるとなぜか嬉しそうにオオーッと言ってくれる。うるせーこっちは好きで独身やってるんじゃなくて嬉しくもなんともねーんだよ。でもたぶん結婚してる、と答えてもオオーッと言ってくる気がするw
あとはフェイスブックのアカウントもよく聞かれた。世界を席巻するフェイスブックはもちろんバングラでも大人気。無言で携帯を突き出して勝手にこっちの写真を撮ってくる、日本的に考えると失礼極まりない行動に毎日何度も遭ったのだけど、どうせそのあとフェイスブックに写真載せて「なんか日本人いたwwwwwヤバwwwwマジウケルwww」とか書き込んでるんでしょう。

それでも今日嫌な思いをすることはほとんどなく(うっとおしい思いは何回もしたけどw)、やっぱりさりげない優しさを見せる気持ちのいい人が多い。あっ油断してたらいつの間にかリュックの中の財布がなくなってたっけ。被害総額約1500円の現ナマのみですんだけど。でもここまで平和だと、その財布をなくしたのですら自分のうっかりミスじゃないかとすら思えてくる。



ほんとはこの日ロケットスチーマーでダッカを出発するつもりだったのだけど、1等と2等のチケット売り切れとかで(甲板に雑魚寝の3等ならあるみたいだけどオールドダッカよりカオスそうなので自重w)、明日出発することに。このキョーレツ都市にもう一泊、そしてオンボロ船上で年越し。うわーたのしそー(棒読み)

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Author:takumi
関西の某外大を卒業して日本社会の荒波へ、しかしまだまだ旅中毒末期患者。モラトリアム期間をなんとかして延長したい。。。

 

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