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2016-05

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チュニジア情報!

久々の誰得旅情報ざんす!


※レートおよび情報は2016年2月当時のもの


1ディナール=約56円



・物価、ATM、両替情報
水やコーラなど清涼飲料水500mlで1ディナール前後、カフェでコーヒー1ディナール。イスラム圏だけあって酒はお高め(そもそも飲めるところが少ない)。庶民的な食堂で腹一杯食べても5ディナールくらい、サンドイッチスタンドなら2ディナールくらい。ただ物価が安いってことはつまり高額紙幣を使いにくいってことで、10ディナール札ぐらいでもちょっとした買い物では貧乏くじのごとく忌み嫌われる。ATMは空港や街の各地で使えるが、出てくる紙幣は宿や観光施設などでできるだけ崩すようにしませう。銀行でも時間はかかったがコインに替えてくれた。両替は今回行わなかったが、チュニスのメディナ入口フランス門からブルギバ通りの間で闇両替っぽい声をかけられた。


・移動情報
○日本―チュニジア…夜発の中東系、昼発の欧州系キャリアを使うのが一般的かと思われる。今回はターキッシュエアラインズ(トルコ航空)を利用。成田を夜出る便ならイスタンブールでの乗り継ぎ時間は4時間ほどだった。ピークでなければ値段も安め。

○チュニス空港―チュニス市内…日中ならバスで行ける。外に出て右側にバスがわらわら止まっているが、まともな案内表示がない(あってもアラビア語)なのでヨソ者には難易度高め。成田から茨城とか栃木に行く感じで直接チュニス以外の都市へ行くバスも出ており、自信がなければその辺の人に聞きまくりませう。日本の市バスのようなバスが市内中心部のマリン駅近く、マリンバスターミナルまで行き、所要20~30分ほど、0.4ディナール(車内支払い)。
空港へ行くときは朝早かったのでタクシーを使ったが、メディナ入口フランス門前ですぐ見つかり所要15分、4.4ディナール。メーターを使ってくれ安心だった。

○チュニス―カルタゴ、シディブサイド…郊外鉄道TGM利用。チュニスの始発駅は中心部のマリン駅で、本数は結構多くチュニス・マリン駅からカルタージュ・ハンニバル駅(カルタゴ遺跡最寄り)まで所要25分ほど。シディブサイド駅へはその先さらに5分ほど。ドタバタしていて料金は忘れてしまったが、いずれの区間も1ディナールでお釣りが来た(駅入口の窓口で切符購入)。

○チュニス―ケロアン…通常バス、またはルアージュなる乗合タクシーで。いずれも市内南部Bab Aliouaターミナル(最寄り駅はトラムの同名駅)から出発。バスはいくつか会社があるが国営のSNTRI社で所要2時間半/9.5ディナール、本数多そう。ルアージュは所要2時間/10.25ディナール。ケロアンから乗ったが料金はチケット制で安心、満員になり次第発車。普通のバンだがぎゅうぎゅう詰めにされることなく快適だった。
ケロアン側バスターミナルは旧市街メディナまで歩くと30分ほど。詳しくは下記地図参照。

○チュニジア―アルジェリア…チュニスからアルジェまでエアチュニス(TU)とアルジェリア航空(AH)合わせて一日3~5便ほど、所要1時間半、2万円ぐらい。なぜか国境に近いアルジェリアのコンスタンティーヌへはフライトがないようだ。また国境も開いており、車を手配すればチュニスからコンスタンティーヌまで一日で行ける模様。


・都市別情報
☆チュニス Tunis
安宿…Auberge De Jeunesse オーベルジュドゥジュネス(ユースホステル):事前予約できる安宿がここしかないっぽかったので必然的に宿泊。ユースホステルホームページで一部カード払い、残金現地払い。ダブル一泊15ユーロほど(朝食あり、トイレ・ホットシャワー共同)。ドミもあるかもだが予約できなかった。wifiはロビーで使用可。信頼と実績のユースホステルで、メディナど真ん中の民家を改装しており雰囲気はGOODだが、英語が話せる人がたまにしかいない、朝食がパンとコーヒーだけとショボい、あたりが欠点。しかも立地が災いしてなかなか見つけにくく(一発でたどり着ける人は5%ぐらい。たぶん)、夜は真っ暗で宿に着くまで肝試し状態。

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食事…レストランらしいレストランは繁華街のブルギバ通りに多い。安食堂や酒場はその南側の通りのあちこちに。ただ夜は治安があまりよろしくない雰囲気。

サッカー情報…チュニスの名門、エスペランスチュニスを観戦。もう一つの名門クラブアフリカンともに市内のスタッド・エル・メンザか郊外の巨大スタジアムスタッド・オリンピック・デ・ラデスを使用するが、今回はメンザで観戦。最寄り駅はトラムのCite Sportive(中心駅のバルセロナ駅からLa Republique乗り換えで約20分、0.3ディナール)。ただ問題なのがチケットで、あまり人気のないカードでも当日券が少ないようで今回キックオフ後にダフ屋から10ディナールでやっと手に入れた始末。現地語が話せないのでどこで前売り券が手に入るのか、それともそもそもシーチケしかないのか分からなかった。勇気のある方レポ夜露死苦。
なおエスペランス(赤黄ストライプ)かクラブアフリカン(ラグビー日本代表似)のユニを着て街を歩いているとあるとあらゆる人から声をかけられまくるので全く退屈しない。サッカーファンなら楽しいし、中東・アフリカサッカーマニアにとっては最高だが興味のない人にとってはうっとうしいだけかと思われる。
詳細情報は観戦記事参照→さっそくチュニス街歩き&ドタバタのチュニジアサッカー観戦。

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地図
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赤丸…オーベルジュドゥジュネス(ユースホステル)
青丸…トラム・TGMマリン駅、空港行きバス乗り場
緑丸…Bab Aliouaターミナル
黒丸…フランス門(メディナ入口)
紫丸…中央市場
黄丸…メディナ(旧市街)
赤線…繁華街ブルギバ通り
青矢印…スタッド・エル・メンザ方面


☆ケロアン(ケルアン、カイルアン) Kairouan
観光情報…主な観光施設はいずれかの受付か観光案内所で買える共通入場券で入れる。入場券10ディナール、撮影代1ディナール。

地図
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赤丸…バスターミナル
青丸…ルアージュターミナル
緑丸…グランドモスク
黒丸…ショハダ門(メディナ入口)
紫丸…シディ・サバブ霊廟
黄緑丸…市場
黄丸…メディナ(旧市街)


ではではHAVE A NICE TRIP!!
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2016年春インド訪問さくっと写真集!



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旅の最終日、アルジェのあれこれ。

2/20、21 アルジェリア/アルジェ →(ターキッシュエアラインズ)→ トルコ/イスタンブール →(ターキッシュエアラインズ)→ 日本/成田 →(京成線)→ 東京


さてこの旅も終わりのとき。

最後までアルジェを満喫すべく気合い十分で向かった先は、、、地下鉄。


なんとアルジェメトロ、アフリカ大陸でカイロに次ぐ2番目かつ最新の地下鉄なのだ!これは一地下鉄ファンとして見逃すわけにはいかんでしょう!
とはいってもまだまだ絶賛路線工事中のようで、現在ある路線は中心部の中央郵便局近く、グランデポステ駅から南の郊外へと延びる路線のみ。アルジェ駅やカスバ方面へは工事中で、それゆえ前日は乗る機会がなかった。

滞在しているホテルがちょうど終点グランデポステ駅と隣の駅の間にあり、ひと駅だけ乗ってみることにした。特に用がないけどとりあえず地下鉄乗ってみるという無駄な行為はtakumiの旅行ではもはや定番。



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ヘリファ・ブハルファ駅ホーム。たった5年前に開業しただけあってピカピカだべ!


アフリカ最新だけあって券売機がありしかもちゃんと稼働していたり(これ結構スゴいことよ!)、案内看板などもしっかりしていたりして地下鉄ファンとしてはなかなか満足。郊外ではトラムやロープウェーとも接続しているようだ。


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車両もこの通り。ローマメトロに似ているような?


一瞬の地下鉄試乗を楽しみ、地上へ。



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モスク風の建物。政府関係か?ブーテフリカ大統領のニヤニヤ写真



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アルジェ名物シブい階段



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即席テント市場。ここでマグネットなど土産を購入



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オスマン帝国以来の歴史を誇るケチュアモスク。オスマンつながり、トルコの協力で修復中


昨日は金曜だったので人通りが少なく寂しい気がしたけど、この日は通りじゅうおおにぎわい。首都らしい一面を見せていただきました。


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ヨーロッパ風街並みとアラブの市場が同居する不思議な光景


ケチュアモスクやカスバの近くにはたぶんアルジェ最大の市場があり、身動きが取れないほどの人であふれていた。ビビってカメラを取り出せなかったのが残念。。

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ときどき街の向こうに海がちらほら。チラリズムの極致


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最後に「アフリカの貴婦人」ノートルダム・ダフリク大聖堂へ。ふつータクシーで行くところをご苦労なことに無理して歩いたせいで迷いまくったけど、そこら辺の人が聞いてもいないのに助けてくれた。
どうもアルジェリア人は迷子の旅行者探知センターを持っているらしく、どこにいても道が分からずうろうろしているとことごとく周りの人が助けてくれる。いや、ただガイジンが珍しいだけか。。
いずれにしてもありがたいことこの上なっしんぐ。


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海沿いの道から階段で


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・・・が、迷ったときのタイムロスが響いてちょうど昼休みクローズ中!

それでもパトロール中?サボり中?の警察がウェルカムしてくれたり(フランス語だけど、たぶん)、アルジェの街と地中海が一望できたりでやっぱり来て良かった。。


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前回の記事でも書いたけどアルジェリアという国はコワモテなイメージ、しかも「あいつら金だけ取って全然仕事しねえし」と警察官や軍人について芳しくない評判も聞いた。でも個人個人は大多数の国民同様超フレンドリーで親切だった。そのギャップにまたやられる。



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前日感じたアルジェ好きになるかも的予感はばっちり的中で、到着してからほぼ24時間たつけどまったく飽きませぬ。やっぱいいなあ、港町&坂の街のコラボは。。


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このあと相席した女子は鶏まるまる食ってた。肉食系女子。


名残惜しいけど専属運ちゃんと車とともに空港へ向かう。
空港への道は車線がやたら多い上にガラガラで、フライトの3時間前に空港に着いてしまった。


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ここにきてやっとアルジェリア初ビール。ベトナムのバーバーバーと関係あんのか?



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帰りのフライトは全く問題なく、順調そのもの。


ただ、バスローブのような布一枚だけ羽織った謎のガチムスリム?山伏?世界露出狂協会?的集団がアルジェからずっと一緒で、イスタンブールの空港内でずっと呪文を唱えていたのが不気味だった。上も下もポロリ♡しそうで目のやり場に困るし。中には女性も混じっていたが目だけを出した全身黒装束で、服装が男女逆だったら最高なのだが世の中そううまくはいかないw
乗り継いで別の飛行機に乗るようで、気になってずっと観察していたが結局これ以上追えなかった。



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ターキッシュエアラインズ、機内食食うためだけでもまた乗りたい


というわけで帰国して3ヶ月経とうとしているのに引っ張りまくってきた今回の旅行記もやっと終わりー。数少ない読者の皆様、大変申し訳なかったッス。
チュニジアは空路にしろ海路にしろ入国手段にカネかかりそうだしアルジェリアはそもそも個人旅行無理だし再訪があるか分からないけど、またいつか。やっぱ10日間では全然物足りない。
できたら昔のサハラ越えルート、アルジェリアからニジェールへ中央突破してみたいけどいつになったらできるのか。。


・・・あ、最後の最後であるジェリアネタ忘れた!


アルジェリアの鉄道乗車、そしてアルジェへ。

2/19 アルジェリア/コンスタンティーヌ →(アルジェリア国鉄)→ アルジェ アルジェ泊


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峡谷の景色は暗くてもすばらすぃ!


首都かつこの旅最後の都市アルジェへは列車で。
通常ツアー手配でしか行けないアルジェリア旅、ふつーなら全都市飛行機移動になるけど、やっぱツマラン、、点々の移動では血が騒がない。。てことで無理を言って列車移動にしてもらった。
といってもこの国の鉄道は事前予約というのが無理のようで、出発前に駅窓口で購入。

早く駅に着きすぎたので駅前のカフェへ。。
そうそうチュニジアと同じくこの国もカフェが人気で暇人がたむろっている。このときも早朝6時頃だったけど先客2人。暇だなあ。

どこか猫っぽいちっさいおっさんがコーヒーを淹れる様子がなかなかユニークだったので写真に収めていると、
(女性だったらかわいいけど猫っぽいおっさんって表現がきもちわるいな。。)


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その先客に「なんで撮ってんの?」的なことを言われた気がしたのでおフランス語っぽく「スーヴェニール」と言ってみると納得していただけた模様。やっぱヤケクソで言ったら案外通じるもんだな、もうちょっと滞在すれば偽フランス語を習得できるかも。

そういえばアルジェリア人の会話を注意深く聞いてみると、フランス語とアラビア語が混ざった摩訶不思議言語を当たり前のようにしゃべっている。
「サバ?(フランス語:元気?)」
「サバビエン、アルハムドゥリッラー(フランス語:元気よ、アラビア語:アッラーのおかげさまで)」
なんて会話を聞いたときには分かりやすい混ぜ方だなあ、、と思ってにやついてしまった。他人の会話聞いてにやにやしてるって相当変態だなあおれ。


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左のカップ自販機、おおアルジェリアにもあるジェリア!と思って買おうとするとこれがトラップ。
コインを入れてボタンを押すとカップが出てこず、中でコーヒーがじゃーっと垂れ流されて終了。なめとんのか。。

そういや大阪から上海へのフェリー蘇州号のアルコール自販機も2台あった片方は1/2、もう片方は1/4の確率でしか商品が出てこないポンコツで、その他の国でも何回も紙幣を入れても無情に排出してくるなんてしばしば。外国での自販機にいい思い出なんてないんだった。

気を取り直してホームへ向かいませう。


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、、、列車は特筆することはなし。今回は2等に乗ったけど1等だとテーブルが付く模様。あと窓が恐ろしく汚い。乗車率があまりよろしくないけど飛行機とバスが主流なのかな?ちなみにこの区間の列車は一日2本あるようだ。
ただ車掌さんはこちらを見かけるなり「ウェルカムトゥアルジェリア!」と声をかけてくれるナイスガイなオッサンだった。制服がかっこよかったので写真撮ろうと思ったら逃げられたけど。


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車窓でグッときたものはアトラスの雪山とオリーブ畑、それに山越えのあと地中海とアルジェ市街が見えたときぐらい。乗客も少ないので絡みもほぼなく正直退屈感は否めなかったけどまあいいや。。


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売店のオッサン


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アルジェの街並み。あ、この街好きになるっぽい!と直感


結局所要7時間のところ1時間遅れでアルジェに到着。人気がないのはよく遅れるからだったりして。お隣モロッコの鉄道はなかなか優秀だったんだけどなあ。

アルジェ駅は首都の中心駅とは思えないほどこぢんまりした、のほほん系終着駅。


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新型車両を使った近郊電車もあるみたい


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なんだかあまり盛り上がってないな、アルジェリアの鉄道は。。


さて、ついにアルジェです。さっそくふらふらしてみませう。


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植民地解放運動の英雄アブデルカーデル像


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フレンチ様式の中央郵便局


うわさどおりアフリカやアラブとは思えない重厚ヨーロッパ風街並みをひと通り歩いたあと、山側へ。
しかしこの街、海沿いの通りから山側に入るとすぐ坂道。車窓から見て気づいていたけどやっぱり平地がほとんどなさそうだ。
北アメリカのパリと呼ばれるこの街、でもtakumiにとっては北アフリカの神戸だな。。


そんなわけでシブい階段が街のあちこちにあり、見つけるたびに足を止めてしまう。


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そして丘の上まで来ると街越しにチラチラ見える地中海。
いいなあ、こんなに気持ちよく街歩きできる都市なかなかないぞ。。


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けれどこの辺はなんとか省やら軍の施設やらがうじゃうじゃあるエリアで、なんとなーくピリピリ感が漂う。


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この像の後ろの城塞がばっちり軍駐屯地みたい


自分の中ではアルジェリアは結構コワモテで、ちょっかい出すとぶっ飛ばされそうな、向かい合っただけでしょんべんチビりそうなヤンキーなイメージだった。フランスとボコボコになるまでやり合った末独立し、その後も内戦で過激派とガッツリ戦い、イナメナスの襲撃事件でも武装勢力をコテンパンにし、、、ということを踏まえてのイメージ。国内線に乗るときも荷物検査は何度もするし無駄に入国カード的なのを書かされるしやたらピリピリしてんなあ、と言う印象だった。
このエリアはまさにそんなイメージを体現しているようだった。あ、しょんべんはチビらなかったよ。

チュニジアと同じく政治的にアレなアルジェリアでなぜアラブの春が達成されなかったのか?と旅行前考えていたけど、結局このイメージが国民にもあるのかもしれない。チュニジアでは最後に軍が国民側についたけど、独立以来軍と政府がべったりなアルジェリアではそんなことは望めないだろうし。


で、行き着いた先がかの有名なカスバ。
けれどこのカスバは歴史的価値なんかを抜きにしてみると単に入り組んだ路地に低所得層が集まっている地区、泣く子も黙る東京の山谷または大阪のあいりん地区的エリア。必然的に治安もよろしくなくなるわけで、ツアー手配会社からはできるだけ近づかないこと、行くときは警察にエスコートを頼むこと、と言われていた。

おとなしく警察署に行ってエスコートを頼むも、

「一人で行けよw」

・・・。


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ここからカスバ。こえぇ・・・


カスバ入口でヘタレ気味に右往左往していた末、結局声をかけてきた人の良さそうなオッサン2人組にチップを渡してエスコートしてもらうことにしたのでした。

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なぜかニューカッスルのアウェーユニ



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でもそれはそれでこのオッサンたちが襲ってくるんじゃね?と考えるとやっぱり落ち着かない。せっかくのカスバなのに早足で歩くだけで終わってしまった気がする。どこまでもヘタレだなあおれ。。
植民地時代から治外法権になっていた由緒ある(?)危険地区カスバ、イスラム系旧市街であるのはチュニジアやモロッコのメディナと同じだけど、さっきと同じくやっぱりただでは帰らせてくれなさそうな魔のにほひがする。評判通り見応えがあるけどやっぱ一人じゃ無理だな。


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世界遺産も登録されているカスバだけど、高低差のある土地に入り組んだ路地が続いていることでインフラ整備が難しく、老朽化で倒壊の恐れもあるとのこと。オッサンもこの辺は危ないと説明していたし(フランス語だけど、たぶん)、民家を木材などで無理やり補強しているところも目に付いた。


結局このオッサンは本当にただの人のいいオッサンで、海側のカスバ入口にあるケチュアモスクやアルジェ総督の宮殿まで連れて行ってくれ去って行った。



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白亜のジェディッドモスク



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再び海岸沿い。やっぱここの街並み、カスバ周辺を除くと中東アフリカ感ゼロ!


濃厚な旅が続いたアルジェリアとも明日でお別れ。アルジェ滞在も今のところ期待通り充実しまくりんぐで、この国はお金と手間暇かけてでも訪問する価値が大いにあるとひしひし感じます。明日も全力で街歩きしてやりませう。


アルジェリア最後のディナーは、ふらふら入ったレストランでクスクス。お高めの店のようで鍋ごと出てくる本格派だった。

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ビフォー


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アフター

橋と峡谷の街、驚異のコンスタンティーヌ。

2/18 アルジェリア/コンスタンティーヌ コンスタンティーヌ泊


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アフリカでFIFAランクトップなのにパレスチナなんかに負けてやがる。。


前回の記事でも書いたけど、コンスタンティーヌは橋と峡谷の街。けれどこの街がすごいのは、そんなリュメル渓谷に挟まれた急峻な地形にありながら国内第3の都市規模であること。日本でいえば名古屋の街が切り立った峡谷にドカンとあるようなもの?あ、人口50万くらいだから例えがおかしいか??

そんな天然の要塞だからもちろん昔から数々の民族に目をつけられ、この街の歴史が始まったのは古代フェニキア人の時代。地名からお察しのように、由来はローマ帝国のコンスタンティヌス1世。そういえば前日に行った焼き鳥屋でローマ皇帝の絵が貼ってあって店員さんがしきりに指さしていきたので「エンペラー?」と聞いてみると、何となく意味が通じたようでおめえちゃんと分かってんじゃねえか的なことを言ってきた。ヤケクソでしゃべったら案外通じるもんだな。


この街にかかる主な橋は4つで、いずれも街並みに調和してそれはそれは美しいという。じゃあせっかく丸一日フリータイムなんだし、てことで4つの橋制覇大作戦を開始。

まずは宿から一番近く、最も南にあるシディ・ラシッド橋から。
と、橋の上から、、、


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「人がゴミのようだ」


なーんか気になる、てことでいきなり橋めぐりを中断して下りていってみると路上市場。
街によっては泥棒市なんて呼ばれるあれだ。


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無駄に絶好のロケーションw


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ゴミなのは人ではなく商品のようで、リモコンやら薄汚れた人形やら突っ込みを入れたくなるモノばかり。この市場、売り手も買い手もなぜかオッサンばかりでこのヘンな東洋人に目もくれずどんなガラクタにも真剣に目を通しているのですっごいシュールだ。。


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気を取り直して橋めぐりを再開する。とりあえずシディ・ラシッド橋は渡りましたよっと。


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アーチ型の橋と街並みをセットで見るとすばらしすぎる!


中心部と峡谷を隔てた新市街を歩いていると、ほどなく2本目の橋のペレゴ橋。
ここは4つの橋のなかで唯一の歩道橋。


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今度は吊り橋かあ、、てか峡谷が深すぎて谷沿いの家の人高所恐怖症だったら生きてけないよね


もう一つこの橋には特徴がある。それは、旧市街側入口にエレベーターが付いていること。こんなとこにエレベーターつけちゃうセンスがイカシテル!
乗ってみるとちゃっかり入場料?乗車券?を払わされるけどたったの5ディナール(約5円)。世界でも珍しい、橋のたもとのエレベーターなのに地元の人が何食わぬ顔で乗っているのがどこか可笑しい。

一度エレベーターで上がって旧市街の広場に出てみるものの、やっぱり階段も上り下りしたい、、、と思って逆戻り。ったく忙しいやつだ。。


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うわあこれはスゴイ!



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ドヤ顔で乱入


ここからは旧市街散策。ここの魅力は橋だけじゃありません、街もちゃんと歩きがいがありまっせ。


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モスク前の通り



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なんだこのユニ、、と思ったら地元クラブのでした。ここでもちゃんとサッカーが根付いてる

このほか定番のレアル、バルサ、etc、、、の他レスターユニも登場。さすがプレミア首位の価値はスゴイ!
ただ街ゆく人を観察するにパリサンジェルマンユニが一番人気あるジェリアな模様。やっぱ宗主国パワーか。



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この街の見所の一つ、アフマドベイ宮殿。どこかアンダルシアのイスラム建築な感じが漂う



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後ろにあるのが漢字の「大」の掛け軸に見えてしかたがない。。


ここからはバザールエリアへ。街は迷路のように、どんどんディープになっていく。



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ここで羊の頭(串焼の下のやつ)初体験。味はフツーだったけど500ディナールはぼられたか?




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バザールのあちこちにあるチーズなしピザ


ほどなくして3番目の橋、エル・カンタラ橋へ。

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いい感じにボロい市バスと鉄道駅


しかしほんとこの街、どこから見ても絵になるなあ。。
ムザブに続きここもジブリ感がプンプンする。宮崎監督アルジェリア大好き説あるんじゃないか?


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そして4つの橋制覇大作戦のトリを飾るのは、一番高い場所にあるシディ・ムシッド橋。


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なんちゅうとこにあるんや。。


このあたりは市民にとっても絶好の休憩&撮影スポットになっているようで、声をかけてくれた英語が話せるオッサンとこのすばらすぃー街について、独立戦争、津波とフクシマ、、、etcの話をしたりする。


橋の近くには展望台的な公園もあって、やっぱりここも市民がわらわらいらっしゃる。


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凱旋門?

しかしこの日木曜なんだけど・・・。暇人多いなあこの街。人のこと言えないけどw



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はるかアトラスの雪山まで。。



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ベール美女が写真撮ってって!アルジェリアでモテ期到来!


橋制覇大作戦が成功したところで、中心部へ戻って今度は街の南部の新市街へ。




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ジダンの両親はアルジェリア移民



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お、独立戦争の闘士が載ってるノート!

アルジェリアのことを調べると避けては通れない独立戦争。単に独立をもたらしただけでなく、その後のアルジェリア社会、フランス社会、両国の関係、その他途上国各国の動きetc、、、に大きな影響をもたらした戦争だけど、旅行中はあまり意識させられることがなかった。アルジェには独立記念塔があるし独立戦争の闘士の写真が飾られたカフェもあるようだから行ったら良かったなあ。。






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真ん中の子に「日本人大好き!」「アイラブユー」て何回も言われた。アルジェリア人にはもてるっぽいからいざとなったら移住しよう。。


実はこの街立派なトラムがあるジェリアってことで、地下鉄路面電車フェチとしてこれを視察しにいく。
始発駅は中心部から少し遠く、郊外へ延びる1路線しか開通していないけど、ちょうどエミール・アブデルカーデルモスクなる反植民地運動の英雄の名がつけられた巨大モスクへトラムで行けるそうなのでそこまで行ってみる。


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トラム車内。乗車券は40ディナール、車内での刻印にまごついていると乗客が助けてくれた



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その巨大モスクとトラム。このコラボはテンション上がるう!


このモスク、近づいてみるととにかくデカイ。ぷんぷん漂う成金臭、または金の無駄遣い臭。中央アジアらへんの独裁国家でよく見るパターン。
でもそれなりに礼拝者はいて、あるガチムスグループなんかtakumiのコーランの一節を唱和させて「これで君も立派なムスリム」とか言って満足そうに出て行った。


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コンスタンティーヌはイスラム学術都市としての面も持ち、国内の都市では保守的でアルジェリア初のイスラム大学もあるとか。だからこんな成金風巨大モスクが建ってもまあ納得できることだった。
アルジェリアの保守度、ガチムス度は簡単に言えば東高西低、南高北低。ここではスカーフ女性が比較的多いけど、西部のオランとか行ったらノリノリアルジェリアンギャルとかもいるんだろうなあ。せっかく場所限定でモテ期到来してるんだから行きたかった。。


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食堂で卵と野菜の混ぜ混ぜ料理シャクシューカの夕食。アルジェリアの人は写真のときのポージングいい!撮りがいがあるジェリア!




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プロフィール

Author:takumi
関西の某外大を卒業して日本社会の荒波へ、しかしまだまだ旅中毒末期患者。モラトリアム期間をなんとかして延長したい。。。

 

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