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2016-08

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ブータン情報!

相変わらずノロノロ更新で帰国から早2ヶ月。。
日本人ツアー特別料金期間は8月までってことで、期間内に渡航される方のためになんとか旅情報を更新したかったけど絶対間に合わないよねこれ


※レートおよび情報は2016年6月当時のもの


・ブータン旅行概論
ご存じの通り自由旅行は禁止され、必ず旅行会社の手配が必要になるブータン。よほどの僻地やトレッキングに行かない限りガイド・車・食事・ホテル代を含む一日あたりのツアー代金は一律(宿泊ホテルのランクによって微妙に変わってくるが)。旅行会社を選ぶ際も料金は大きく変わらないと思うので、ツアー内容や口コミなどを見て決めたい。ただツアー代金が一律=ある程度のアレンジが効くということなので、せっかくだから旅行会社に相談しつつお好みに応じていろいろ旅程をいじるのがオススメ。一泊だけホームステイにしてみるとか、ツェチュにあわせて行程を組むとか(ツェチュの日程はググると出てくる)。移動中景色のいいとこで停めて!というお願いや、旅程に含まれてないけどやっぱ石焼き風呂ドツォを体験したいッス!という希望もガイドに直接言えばたぶんおk。
定番のパロ+ティンプーをまわる旅程が最短2泊3日で、あとは日数に応じてどれだけ訪問地を増やせるか、ということになる。あとでも述べるが現在ブータンの道路は一部を除くとほぼすべて林道レベルのガタガタ道で、しかもほとんどの観光地は東西を貫く国道一号線沿いにあるためどこへ行くにも同じ道を行って戻ってこなければならない。ゆえになかなか思い通りの行程が組めなかったりするが、それもブータン旅行の醍醐味・・・なのか?
なお日本語ガイドもいるが数が限られており、優秀なガイドは争奪戦になってしまうようなので早め早めの手配を。



・物価、ATM、両替情報
食事やホテル代などはすべてツアー代金に含まれているので、現地で支払う必要があるのは飲み物代、土産、寺院での賽銭、ガイドへのチップ、etc。だいたい想像は付くとは思うが物価はそれほど高くないし、相場もガイドが教えてくれる。ちなみにゴは3000円ほど、キラはもう少し高かった。両替所はガイドが案内してくれる(なぜか一般の商店の一部でもドルからニュルタムへの両替ができたのでブータン入りが土日でも心配不要)。ATMは使ってないので分からないッス。


・移動情報
○日本―ブータン…そもそもブータンの国際空港はパロ空港のみで、ロイヤルブータン航空(ドゥルックエアー)=KBとブータンエアラインズ=B3の2社しか飛ばしていない。定番なのがバンコク経由で、朝バンコクを発つため日本を深夜に出る直行便を使えばうまく乗り継げる。遠回りだが、エベレストが望めるカトマンズ発のフライトもオススメ(パロ行きのフライトで左窓側席を指定しませう)。
インド国境も通行可能。手配できる旅行会社もあるので、時間に余裕があれば使ってみてもおもしろいかも。


○パロ、ティンプー―ブムタン…地図を見ると近そうだが、道路状況がアレなので2日がかりの大移動。プナカやワンデュポダン、トンサのいずれかで宿泊することになる。目安の所要時間は、
パロ―ティンプー=1時間(ブータンで唯一まともな道路が通る)
ティンプー―プナカ=2.5時間(たいてい途中の峠ドチュ・ラで休憩が入る)
プナカ―ワンデュポダン=30分
ワンデュポダン―トンサ=5時間
トンサ―ブムタン=2時間
道路工事や落石などでこれより時間がかかることもあるし、逆に(どこまで信用できるかわからないけど)来年道路状況が一気に改善すると聞いたので所要時間も短縮されるかも。
一応飛行機もあるが、片道2万円ぐらいかかりしかも天候不順はもちろん乗客が少ないという理由で飛ばなくなったりするらしいので現時点でおすすめできない。移動中は絶景の連続だしやっぱ陸路がいいと思うよ。


・都市別情報
☆パロ Paro
宿…Jigmeling ジグメリン:最初街の郊外のナムセリゾートを手配されたが、せっかくなんで街の中心部のホテルでオナシャス、と駄々をこねて変えてもらった宿。本当に街のど真ん中にあり、隣に土産屋がありスーパーも近い。フリーwifiもある。ただ旅行者向けのホテルではないようなので客室が狭いと感じるかも。バスタブもなかった。

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☆プナカ Punakha
宿…Damchen Resort ダムチェンリゾート:ホームステイ先への道が土砂崩れで通行不可になったので急遽泊まったホテル。こちらも街に近いので街歩きに便利だが、プナカ・ゾンへは遠い。フリーwifiあり(フロント、レストランのみ)。旅行者ホテルなので設備は大満足で、バスタブもあるし朝食は豪華。ただ今回のブータン旅行の宿泊はほぼ質素なホームステイでここが初めてのホテルだったためそこそこのホテルならどこでも感動してた気がするから、この評価はあまり信用できへんで。

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☆ブムタン Bumthang
宿…ブムタンの中心地ジャカルのホームステイを利用。ガイドも同伴するし、たぶんそこそこのクラスの家庭でないと旅行者の受入れはやってないと思われるため(ホテルに関しても同様)、変なとこに連れてかれるかも、という心配は不要。ただプナカ、ブムタンともやたら街から離れた場所だったので滞在中は時間をもてあますかも。一応お礼としてせんべいを持っていった。

食事…Cafe Perk:wifiが使える貴重なレストラン(ブムタンにあともう一軒あるらしいが壊れて使えなかった)。外国料理もあるがチャーハンは旨くなかった。モモならそこそこのお味。



ではではHAVE A NICE TRIP!!
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ティンプーとパロ駆け足観光。

6/16 ブータン/プナカ →(専用車)→ ティンプー →(専用車)→ パロ パロ泊


急遽泊まったホテルはラッキーなことにプナカの街の中心部。朝からふらふら散歩に出かける。

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やたら多い運動器具、真面目にトレーニングに励むオッサン、それを見つめる国王写真とシュール要素満載



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どこの街にもある寺院とマニ車。朝早いのにおばちゃんがグルグルやってる



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ネパール式チョルテン

プナカの街ももちろん伝統建築ばかり並ぶステキな街並み。日本でいえば村か集落レベルだけど。。
ちなみに行きに寄ったプナカ・ゾンは街からさらに奥にあり、街から歩いて行くのは難しい。


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たぶんティンプー行きかなあ、路線バスも見かけた。

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ガイドさんに聞くと、外国人ツーリストはガイドを同乗させたとしても路線バスには乗れないとのこと。そういえばこないだ日本のテレビでインド国境からトンサまでバスで旅行する番組見たのに、、と思ったが、大人の事情なんでしょう。

で、なぜかタクシー運ちゃんにはやたらと声をかけられる。いやいやガイジンにはガイドとドライバー付いてるって知ってるでしょあんたら。
タクシー運ちゃんは一般人と比べものにならないほど外国人にガツガツくるのは全世界共通だけど、シャイな人ばっかのブータンでもこの有様なのね。


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読むだけで号泣必至の説明文付きの国王写真
、、、の近くで初めて物乞いしてくるばあさんに出会う。ついに幸せの国のボロが出始めたか?お?


ホテルに戻ると、昨日の真夜中まで続いた悪路走行でベトベトのぐちゃぐちゃになった車の洗車中。


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「昨日大変だったっしょ、お疲れさんっした」とドライバーさんにお礼を言うといや慣れてるからとだけぼそり。その無口だけど頼れる男感漂うのがいかにもデキるドライバー。
そういえば英語を解すドライバーはブータンでは少ない、と聞いたけど今回の方は英語ぺらぺらでガイドさん不在の時はガイド代理みたいなことをもやってくれた。

さて一路首都ティンプーへ。


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露店。やっぱりブータンの商売人はやる気なさげ


ティンプーの街へは峠道を一気に下っていくから、手前で街を一望できる。人口10万ぐらいだけど、前にティンプーを出て以来ずっと村か集落レベルしか見てこなかったからもちろん大都会にしか見えない。


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しかしここまで建築様式を徹底して統一してくると逆に違和感が。。


ティンプーではささっと観光。
まずはたぶんティンプーマストポイントのメモリアルチョルテン。


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いつもにぎわってるんだろうけどそれにしても人多くね?と思っていると王妃の母上だか誰かがお越しとのことだった。そりゃ皆さん押し寄せるわな。
相変わらずこの国の仏教パワーと国王パワーはハンパない。


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さらにハンパないのがティンプーを臨む山にあるクエンセル・ポダン、通称ティンプー大仏。


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とりあえずばかでかい大仏が鎮座してるだけだしまわりに何もないし、インド人団体旅行者以外誰もいないし、なんか中国の観光地臭がするぞ?と思ってたらどうもシンガポールの富豪によってつくられたとのこと。しかしこれつくるのよく許可したよな、どうみても場違いなのに。。
そういえばテレビで国王夫妻と赤ん坊がここを訪問したニュースを延々とやっていたのを思い出した。



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外国人ツーリストはたぶん全員行くであろうブータンキッチンにて、これが正統派ブータン料理や文句あっか!といいたげな料理

うーん別に文句はないのだけどやっぱりツーリスト向けレストランよりはジモティー向け食堂に行った方がテンション上がるのよね。ってことを前にガイドさんに行ったはずなのだけど有無を言わさずここに連れて行かれる。たぶん大人の事情なんでしょう(二度目)

レストランから外を見ると、バスケ中。なのだが皆ゴを着てやっているのでブータンで生み出された新競技にも見える。

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その横にあるのは、、サッカー場?あ、これ代表のホームスタジアムのチャンリミタン国立競技場じゃないの??
てことで、急遽ガイドさんに自分がサッカーマニアであることを白状し連れて行ってもらう。もともと日程表になかったけどすんなりおkで、しかも客席がフツーに空いており誰でもうぇるかむなのがいかにもブータンだ。


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ブータンリーグ、、じゃなくてティンプーリーグなのね。。

ガイドさん曰くティンプーシティが強いとのこと。よく見るとドゥルックユナイテッドというクラブもある。この2クラブの対戦はブータンのマンチェスターダービーといわれている(嘘)
ただブータンで一番人気があるのはプレミアリーグというのは本当のようだ。

あいにくリーグ戦は今日やっていないものの、のんびり草サッカーをやっていた。いいなあ代表のホームスタジアムで草サッカーなんて。

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どっかで世界一美しいスタジアムって聞いたことあるけど、確かに。なんやあの寺っぽいバクスタは

ご存じかもしれないがサッカー代表といえば世界最弱レベルで有名、2002年には日韓ワールドカップ決勝の日に英領モントセラトと世界最弱決定戦も行われた。ところがそのブータンが最近猛烈にレベルアップ、2018年ワールドカップ予選でスリランカに2連勝してしまい日本と同じステージまで進んでしまった。結局中国やカタールと同じグループになったけど、日本代表がこのピッチに立っていた可能性もあったのだ。こんなスタでおなじみのおーにいっぽーの声が響いてたことを妄想すると胸アツ!
ちなみに案の定というか、ブータンはカタールにアウェーで15点取られるなどフルボッコの末予選敗退。

なぜかお坊さんがぼーっと草サッカーを観戦していたのでご一緒に写真を撮らせていただく。

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カメラ目線もらえなかったけどね!もおーやっぱりシャイなブータン人!このこのぉ


もちろん市場見学にも案内していただく。街の中心部サブジバザール。
通常市場がオープンするのは週末午前中だけということだったけど、平日のこの日も一応やっていた。


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肉肉しいエリア。ブータン腸詰めギュマが目立つ


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どうもブータン国産エリアと輸入品エリアに分かれているらしい



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お坊さんが唐辛子を品定め中


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そしてやっぱり売る気ない。。 このやる気のなさはキルギスのバザールを思い出す

週末の市場を見ていないから何ともいえないけど、やっぱりにぎわいに欠ける。路上販売や物々交換のほうがこの国ではメインなんだろうか?
山盛りの唐辛子の数々やヤクの皮などブータンらしいものが見れたのは満足だったけど。

一応今回の渡航は仕事も半分入っている、ってことで今回の手配旅行会社のボスの方を紹介していただき、お話しする機会もできた。
日本人メインの会社なのだけど、国王来日後のブータンブームで一気にやってきたあとはどんどん日本人が減っているとのこと。すみませんね熱しやすく冷めやすい民族でして。。w
今回の日本人特別料金キャンペーンも国交樹立30周年記念とか言っているけど日本人もっと来てくれ!ってのが一番の理由らしい。この会社でも今後は日本人だけでなく中国、インド、バングラ方面へのマーケットを広げていくとのことだった。バングラ人も海外旅行するのね。
また今まではとにかく国内の道路事情が悪すぎるため(そりゃ国一番の幹線国道が文字通り酷道だもんな)、旅行するのもつらかったけど来年は一気に改善される、だからこれからももっと日本人旅行しに来て!とのことだった。

せっかくなので今回の旅行のテーマの一つ、幸せの国ってなんすか?ということを突っ込んでみたが、
「個人個人の幸せなんて国は知ったこっちゃない。目指しているのは国全体の幸福。教育や医療を無料にしたり、伝統文化保護に取り組んだり、インド人の指導で水力発電所をブータン人で運用し、得た電力をインドに売るなどして環境保護と雇用改善と経済成長を同時に目指したり(今までは技術系の仕事はほぼインド人に任せてきたのだとか)・・・。国王も政府も、まずこのことを念頭に動いている」
簡単に言えばこういうことらしい。
なんだか自分の空っぽの頭では理解するのは難しいが、とにかく日本でいわれている「ブータン=幸せの国」と言うイメージはどこか誤解されているようだった。そりゃこの考えがどこの国でもベストなのは分かるけど、まず日本のような人口大国では無理だろう。人口70万の小国だからこそできる政策だ。
この国は程良い人口と自然環境、歴史文化、そして賢明な君主と政府に恵まれた奇跡の国だと改めて思う。そもそもインドと中国という国力も態度もデカい国に挟まれ、同じ文化圏のチベットとシッキムが消えた中でも上手くやっているという時点で奇跡な気がするけど。
そしてその賢明な君主と政府がその時々に応じた政策を打ち出し、国民も完全に信頼しているというのがなんともうらやましすぎる。

まあとにかく、「日本で蔓延している『ブータン=幸せの国』という風潮に一石を投じ、ブータンの実態を世間に知らしめる」というブータン渡航のミッションはこの時点でたたきつぶされることに。ええやんけ幸せの国で!


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ティンプーからパロへはこのリア充写真の前を通らなければならない


さあ、ついにブータン旅の始まりかつ終わりの地パロへ。


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見事な田園風景とパロ・ゾンを見下ろす



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パロ・ゾン内部へは背後の山から侵入。。


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せっかくなのでブータン名物石焼き風呂ドツォにも入ってみる。これもガイドさんに「予定にはなかったけど入りたいッス」と言えばすんなり手配。1000円ほど取られるけど。
どうもどの街にも外国人ドツォ体験御用達農家みたいなものがあるようで、行ってみると日本人の先客がいた。



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ドツォ小屋



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ここで石を焼く



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やっぱ我々風呂大好き民族にはたまりません。ベダですがぜひ極楽体験を!




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お世話になった農家。風呂上がりのビール、じゃなくてミルクティーも振る舞ってくれた



夕食はブータン最後の晩餐にふさわしい、思いっきりローカルな食堂兼バー。ガイドさんの高校の同級生の実家経営、ってのがなんだかリアル感があってステキ。
明日もいるならクラブ開いてるんだけど、、、と最後までチャラいガイドさんは悔しそうに言っていた。


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山椒が効いた腸詰めギュマ、やっぱビールがススム!



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目の前であなたたち付き合ったらどうよ、とか言ってくるガイドさん
彼のおかげでブータン男の印象がだいぶ変わりましたわ。。


パロの街並みも日本の宿場町のようでなかなかいいのだけど観光が駆け足すぎてまともな街歩きはできなかった。でもブータンに空路で入っていきなりこの街並みを見ると間違いなく感動するはず。


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夜の街並みとライトアップされたパロ・ゾン


もちろん郊外のタクツァン僧院にも行けなかったけど、悔いはないッス。こんな奇跡の国をちょっとのぞけただけでも幸せ。お、これが幸せの国の底力か。。。


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ブータンの新聞初めてみたけどやっぱ一面はこれ以外ないよね。なぜか占いもあるぜよ

ツェチュ見学第2弾クジェ・ツェチュ、そしてまた大移動。

6/15 ブータン/ブムタン →(専用車)→ プナカ プナカ泊



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ホストファミリーの皆様。3日間あざっした!


本日は2日前に訪問したクジェ・ラカンにてクジェ・ツェチュ。
昨日に引き続き、民族衣装を着飾った老若男女の村人たちがどんどんツェチュ会場に向かっていくリアル日本昔話な光景に出くわす。


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このクジェ・ツェチュで有名なのはトンドル(大仏画)ご開帳。年に一回夜明けとともに開帳され、見るだけで功徳を積めるってことで一目見ようとわんさか人が押し寄せる。昨日に引き続いて悟り開きまくりんぐ、御利益授かりんぐなのだ。せっかく高いお金払ってはるばる幸せの国に来てるんだから元取らないと、、(何の?)


これが絶賛ご開帳中のトンドル。でかい、でかすぎる。。

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五体投地する人が次々現れるのを見て改めてトンドルの大切さを実感


このトンドルに触れようと長い行列ができていた。ガイドさんが「一緒に行きましょう」というのでこんなくそ長い行列に並んでたら終わんねえぞ?と思っていると、ススーッと割り込んであっという間にトンドルの目の前へ。。
こんなズルしたら功徳とか全部吹っ飛んじまいそうだけどいいのか?この国ストイックなのかテキトーなのか分からん。。



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皆様口元をふさいでトンドルに額をつける、のでとりあえず真似する



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一旦お堂でお坊さんに聖水をもらって再びトンドルの前へ。ここでもガンガン割り込みww


前日のニマルン・ツェチュと同じく、ここでもチャム(仮面舞踊)がある。今回も舞台は寺の中央の広場だけど、舞台が広いので皆さん地べた座りで舞踊鑑賞。


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takumiも混雑の中スペースを見つけてもらって地べた座りしたけど、ゴってスカート状になってるから慣れないとパンチラしてしまうのよね。せっかくトンドル見ようと来たのに周りに不潔なトランクスを見せつけてゴメンナサイ。


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トップバッターはやはりご婦人方の歌



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由来は分からないけどなんかシュールなマスクだなあ。。




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続いてシャナ(黒帽の舞)。これは仮面をかぶっていないので踊り手の表情がよく分かる。


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どこか日本の貴族に似ているし、韓国の時代劇にもこんなのが出てくるような?



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周りを見渡すと、やっぱりカラフルなゴやキラで精一杯のおしゃれをした観客の充実感あふれる顔顔顔。わざわざツェチュに合わせて来て良かったなあ、と実感するのはやっぱこの瞬間。


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ただやっぱりシャイすぎるのか、こちらがコミュ障なだけか、その両方だと思うけどなかなか彼らと会話できずちょっと寂しい。いやおれのことブータン人と思ってるだけじゃね?と思って周りを見ると、ゴを着た欧米人男が誰にもかまってもらえずもっと寂しそうな顔をしてたw


昼前になるとトンドルが仕舞われる。


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みんなで下ろして


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みんなで担いで寺の裏へ。また来年~



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ここにもアツァラがいたがニマルン・ツェチュほど無双していなかった
乱入した犬を追っかけまくったのがちょっとおもしろいぐらい



まだまだ舞踊は続くけど、今日中にプナカまで戻らないといけないのでこちらもここで撤収。メインのグル・リンポチェの舞はこれからなのに。。
といってもブムタンのツェチュ以外の日程を削りまくってもこのスケジュールでいっぱいいっぱいだからしかたないのじゃ。

同じくブムタンでツェチュ鑑賞をメインにしていた某旅行会社のツアーは翌日の国内線を利用していたようで、これを使うと一気に時間を短縮できた。ただ運航開始したのが最近であまりサービスがよろしくなく、運賃が片道2万となかなかのお値段、しかも天候不順や客が集まらない(どこぞの乗合タクシーでもあるまいし。。)なんかの理由で簡単に欠航になるとのことで、時間がかかってもブムタンまで陸路往復にしたのだった。事実この国内線は欠航になりツアー客は全員強制陸路移動になったとあとで聞き、自分も危なかった、、とヒヤッとすることになる。
あの河川敷みたいなショボいブムタン空港を使ってみたい、とも思ったけどそれはまた機会があれば。。


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たぶんブムタンで唯一外国料理がありかつwifi使える食堂にてチャーハン、びみょー。。



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モモはさすがにまあまあ
ただ経験上高地の国の食事はよろしくない(ボリビアしかりタジキスタンしかり)&あまり外食文化が発達していないのコラボだからあまり期待しない方がよさげだな、特にローカル食堂は。。



さあ一気に来た道を戻ってお世話になったプナカのホームステイ先へ華々しくカムバック、のはずだった。


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国道酷道を歩くカゴを背負った親子


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やっぱ何度見てもトンサ・ゾンはいいなあ、棚田も相変わらず立派


ただでさえ時間的にギリギリらしく、あまり休憩を取らずにガンガン進む。しかし前の記事通りガンガン進むには厳しすぎるこの国の道路事情、しかも雨が降ったようでさらに道路状態のひどさが増す。

ついに落石で足止めを食らう。


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そりゃまともに落石対策してないんだからこうなるわな。ガイドさんにこれ国じゅうでこんな感じだったら絶対人死んでるよね?と聞いたら、うんしょっちゅう死んでるーと平然と返ってきた。
様子を見に車を降りると前の車も旅行会社だったようで、そこのガイドさんが「おれっちお客迎えに今日までにパロ着かなきゃなんだけどこりゃ無理だわ、ひゃっはー」とか言ってきた。


結局30分ほどで復旧。


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・・・が、とにかくプナカが遠い遠い。トンサとワンデュポダンを隔てるペレ・ラの峠に着く前に真っ暗になってしまった。



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典型的ツーリスト向け料理のディナー


やべーこれ着く頃にはホストファミリー寝てんじゃね?どうすんの?車中泊?とか思いながら、自分もいつの間にか寝てしまっていた。


目覚めると11時、車内はただならぬ雰囲気。ガイドさんがどこかに電話をかけてエマージェンシー、とか言っている。ブータンもインドと同じで数字とか単語単位で英語入れてくるよな、南アジア共通?てかエマージェンシーってなんだ、やっぱホストファミリー寝てて入れないのか、それとも道に迷ったのか、それとも、、、
ガイドさん「雨で道が崩れて通行止めになった」


・・・

が、結局ラッキーなことにwifiありバスタブありのツーリスト向けホテルに無料アップグレード!ホストファミリーとの写真撮影や子供や猫と戯れるのは消えたけどこれで快適ナイトを過ごせるのじゃ!ネットじゃ風呂じゃ!!
うーんブータンが思った以上に幸せの国っぽくてリタイアしたら移住して農家やりたいと思ったけど、これじゃ幸せの国の住人にはなれないぞ。。


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ブムタンでは地ビールだけでなく地ワインもあります
結局ブータンでは毎日飲んでたが、ガイドさんがチャラいくせに酒がダメな奴だったのが残念、、

ツェチュ見学第1弾、ニマルン・ツェチュ。

6/14 ブータン/ブムタン ブムタン泊


さて今回のブータン旅のメインディッシュ、ツェチュ祭ですYO。
本日はニマツン・ツェチュ、会場はチュメ谷の寺院ニマルン・ラカン。西からブムタンに来ると最初に入る谷なので、今滞在しているチョコル谷からはティンプー方面へ戻る形になる。


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ガソリンスタンドも伝統建築。道路工事だけでなくここでもインド人働いてるのね


「何時にツェチュ始まるかわかんね」とガイドさんが言っていたので(どうせまともなプログラムないんだろうなあ。。)、心配していたけどちゃんと開始前に着いた。


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なにかの露店。縁日っぽい


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寺院の中の広場が舞台で、そのまわりをぐるっとギャラリー=ほぼ村人が取り囲んでいる。パロ・ツェチュやティンプー・ツェチュに比べると観光客が少なくいかにも田舎の村の祭のよう、って聞いていたけど確かにこの時点で外国人は見かけなかった。
ガイドさんにささっとよく見える2階のスペースを確保してもらう。



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わざわざお茶を注いでくれる。昨日買ったゴ、華々しい初登板w


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屋根の上でリハ中。なんだろこの楽器?今まで聞いたことのない音色


ほどなくしてツェチュが始まる。まずは村のご婦人方の歌から。。


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うっこんなとこにも国王写真、しかも先代×現国王×王妃の3ショット。。


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えらいお坊さん?の開会宣言?


ツェチュの見どころはなんといっても仮面の舞、マスクダンスのチャム。ニマツン・ツェチュは3日連続で行われこの日は2日目に当たるが、午前中はずっと動物の舞が続く。



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このあたりになってようやく外国人旅行者がちらほら入ってくる。ついでに白人とインド人のテレビクルー班も。
日本人の方もいて、団体旅行者かと思ったらオグロヅルで有名なポブジカの谷で鶴研究をされているJICAの方とのこと。おつとめご苦労様です!
それにしても、ガイドさんの間だけかもしれないけど「ブータン農業の父」ダショー・ニシオカのおかげかこの国でのJICAの認知度はなかなかすごい。ブムタンでもJICAで看護師をされている唯一の日本人がいらっしゃるそうな。



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途中から動物が撤収、別の舞に代わる


途中で出てくるのが何かただならぬ仮面をかぶったアツァラ。道化師、ピエロ的な役割を持ち、舞踊中チ●コ型に固めた土を持って舞台じゅうを駆け回るわ(やっぱこの国幸せの国って言われるけど卑猥の国でもあるんだよな、農家の軒先に堂々と射●中の男根が描かれるし。。)


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観客の白人旅行者を舞台に引きずりこんだりやりたい放題。アツァラ無双!



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ツェチュのなかでたぶん唯一見物客との接触が許されている登場人物がアツァラで、それゆえ人気者。そもそもツェチュの目的がチベット仏教の基礎を築いたグル・リンポチェの偉業をたたえるもので全くの非日常モノ。それと見物客を結ぶ存在がアツァラ、、ってなんかで見た気がする。
かと思えば演者の衣装を整えたり等祭の進行役も担っている。


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午前の部終了!いきなり目の前で飛び上がってくるエンターテイナーの鑑アツァラ



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ランチは弁当とブムタンの地ビール・レッドパンダ
隣に座ったじいさんも幸せそうに飲みまくってた。どこの国でも祭×昼から酒=幸せ♡
地味に後ろの南アジア国旗が描かれたミネラルウォーターのラベルもカッコイイw


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腸詰めのギュマ(ジュマ)。山椒が効きまくったイケる味で酒が止まらん!暫定ブータンNo1フード!

午後に入っても相変わらずのアツァラ劇場。


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しかし午後から1階へ移動していつアツァラからお声がかかってもスタンバイおkの準備をしていたのに結局こちらにはお声がかからなかった。まあ急ごしらえのゴを着た怪しいブータン人もどきがいきなり登場しても白けるだけか。。。


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子供が風船でアツァラを叩こうとするが、、




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逆に捕らえられてギャラリー大喝采w


舞は午前と代わって「ギン・タン・ツォリン」。オソロシイ仮面をかぶった演者ギンが太鼓とばちを持ち、ばちで頭を叩かれると御利益がある。


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、、、ってこれ日本でもなかったっけ?なまはげ?

しかしこのツェチュ自体見たら悟りを開くとか言われているし、このギン・タン・ツォリンでは一回だけでなく何回も頭叩いてもらえるし、この日だけで何度御利益を授かれるのやら。さすが幸せの国はやることが違うのだ。


最後はギンのスペクタクルな戦いの舞が演じられ、本日のツェチュが終了。



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ライブや格闘技登場シーンに出てくる白い煙の代わりにアツァラがコーラを暴発させるw



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そんなこんなで、もちろん舞はすばらしかったのだけど一番印象に残ったのが見物人の様子。皆様とにかくカラフルな民族衣装を着飾って、大声で笑ったりじっと見入ったり。年に一回のツェチュをとにかく楽しもう、そんなアトモスフィアが会場中に漂っていた。

ニマルン・ラカンに向かう途中では派手なゴとキラを着た家族連れがルンルン連れだって歩いているのを見て、うおおリアル日本昔話だよとか思ってちょっとウルッときてしまった。


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このゴを着た謎の日本人に絡んでくれる暇なブータン人が全然いなかったのが寂しかったけど。何となく感じてたけどやっぱシャイなのねブータン人、それともそんなに絡みづらいオーラ出してた?
そしてガイドさんはツェチュの間ずっとかわいい子いたら教えてと言っていた。やっぱりチャラいのだ。


明日はツェチュ見学第2弾、クジェ・ツェチュですYO!

ブムタン一日寺めぐり。

6/13 ブータン/ブムタン ブムタン泊


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やっぱり仏教度と国王度の比率が高い居間


本日は一日ブムタン観光。前の記事でも書いたようにブムタンは街ではなく地域名で、見どころも広範囲に散らばっているのでほとんど移動は車。
チベット仏教伝来時の古刹、名刹が多くブータンの京都といえそう。でも高原地帯で涼しく、稲作よりそば栽培が盛ん、って聞くと信州的要素も入ってそうだ。


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朝食で早速そのそば料理。そば粉パンケーキのクレ、バターを塗って食べる


ところが最初に訪れる寺院クジェ・ラカンまでは歩いていくことになった。車道の橋が遠く、歩行者用の橋が直線距離に近いのだそうな。そもそも車というものが持ち込まれるのが遅かったこの国では、たぶん車が通れない橋の方が圧倒的に多い。1950年代に日本人として初めてブータンを公式訪問した中尾佐助の本を読むと、インド国境から入国してから出国まで車とか車道なんてのはなくずーっと徒歩か馬で旅行していたようだし、いまだに車道が通じていない県庁所在地ってのもある。改めてこの国どんだけグローバルスタンダードから取り残されてんのYO、と思う。


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よく見るとお坊さんが水浴びしてる



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ルンタびっしりで異世界への入口感MAXな橋


最初の寺はクジェ・ラカン。チベット仏教の基礎を築き、ブータンにもチベット仏教を持ち込んだパドマサンバヴァ(グル・リンポチェ)ゆかりの寺で、ブータンの中でもなかなかの聖地。多くのチベット寺院では釈迦とグル・リンポチェの像があり、これに加え建国の父ンガワン・ナムゲル(シャブドゥン)の3点セットの像があるのがブータンの寺院の特徴。


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クジェ・ラカンはツェチュ祭のためあさっても訪問予定。このときは参拝者はそんなにいなかったけどあさっては村じゅうからわんさかやってくることでしょう。
聖地らしく裏山には聖なる湧き水があった。

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このあとも車で寺院めぐり。パパパッとまわれてしまうからお気楽パックツアー的感覚でおもしろみに欠けるけど、ブータンなのだからしかたないのじゃ。


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チャカルラカン


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ブータン最古の寺ジャンパ・ラカン


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寺めぐりをして気づいたけど、高額紙幣しかなくてお賽銭入れれねえ!ってときは勝手にお釣り持ってっていいのね。なんて合理的。


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仏具売りと興味津々のインド人観光客

そういえばこの国、やたらインド人観光客を見かける。インド国内以外ではなかなか見かけないので新鮮この上ない。我々がブータンを旅する上でネックになっている公定料金がなく、お安く旅行できるのだそうな。
それでもガイドさんに聞くと、奴らうるさいし注文多いしあまり好きじゃねーとおっしゃっていた。あとこれまでブータン国内のインド人といえば肉体労働者(特に道路工事とか)のイメージが強いから、ブータン人も戸惑っているのかもしれん。



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ワンデュチョリン宮


どの寺もシーンとしており牧歌的な風景と合わせてのどかそのもの。たまにふらっと現れる村人が回すマニ車がチリンチリンよく響く。ブムタンこそブータンの原風景って聞いたことあるけど、これがそういうことなのか。。



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ブータン料理マストアイテムの干し肉作成中!


昼頃向かったのはメンバルツォ。直訳すれば燃える湖で、ここもグル・リンポチェゆかりの聖地。グル・リンポチェが埋めた経典を高僧がここで発見したそうな。
ガイドさんも説明するときlake、lake言っていたのだけど、着いたのはどう見ても淵。

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前もってガイドブックを見てたから知ってたけど。ブータンにまともな湖がないからどうしても誇張説明っぽくなってしまうのか?
こないだここで観光客が落ちて死んだからマジ気をつけてね、とのこと。


それでもただの淵ではなく、聖地らしくルンタや仏画なんかで賑やか。


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ここにも聖なる湧き水


ブムタンはチョコル谷、チュメ谷、タン谷、ウラ谷の4つの谷から成り、中心地ジャカルや多くの名刹はチョコル谷にある。本日の観光もチョコル谷が中心で、ここも一応チョコル谷だけどタン谷との境界近く。広いブムタン、やっぱりがっつりまわろうと思ったら何日もかかる。
まあ今回実際何日もいるけど、明日明後日はツェチュ祭見学で一カ所にとどまっているわけで。。

ジャカルに戻ってランチタイム。


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市場。ブータン人は基本的に商売っ気ナッシング


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もうひとつのそば料理、プタでも食えたらいいねとガイドさんと話していたが、プタどころか今チキンしかねえよ、という店ばかり。そもそも今までランチはホテルか旅行者向けレストランで取っていたのだが、ジャカルはローカル食堂しかない。下手にツーリスト向け料理食うよりは普通の食堂に行きたいのでそれは別にいいのだけど、チキンしかないのはいただけない。やたらメニュー豪華かだなあと思ったら実はラグメンとスープしか置いてませんでした、残念っ!という状況の連続だった中央アジアを思い出す。

結局なんとかまともなメシを出してくれる食堂が見つかった。


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ブータン来て毎日食ってる、大量の米と野菜干し肉の煮物。チベット餃子のモモも出てきた



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お、唐辛子だけでなく山椒もあるのか!米にふりかけて食うだけでもイケル


隣のおっさんは真っ昼間から一人酒を始めていた。ここブムタンでは地ビールがつくられているとのことで、他よりアルコールが寛容な地域なのかもしれん。あ、なんかこれも中央アジアっぽいな。さすがにブータンにアル中はいなさそうだけど。。


レジには見慣れないものがぶら下がっていた。

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これはヤクのチーズを固めたもので、試しに買ってみると一束280ニュルタム(約400円)もした。しかも食ってみて分かったのだけどとにかく固すぎて完食するまで2時間ぐらい舐め続けなければならない。完全に失敗した買い物ざんす。
それでも他の国では見られないものだしヤクがどれだけ貴重で高価か分かって良かったよな、と無理やり自分を正当化する。


さて観光午後の部開始。


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ジャカルの街を見下ろす山の中腹にあるジャカル・ゾン
プナカと違って遠くからでないと全景がなかなか見れない。。


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小屋の中にあるのは水力でぐるぐる回る半自動マニ車


次もジャカルの街が見渡せるカルチュ・ダツァン。こちらはジャカル・ゾンの反対側の山にある。
ジャカルの街に近い割には観光コースに入っていないようだったけど、「ブムタンってブータンで主流のドゥク派だけじゃなくてニンマ派も多いのよね?ニンマ派の寺も見たいッス」と言うと連れて行ってくれた。一日あたりのツアー代金が決まっているブータンだけどその分融通もきくのだ。

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それでもここブムタンでもやっぱりドゥク派が多数派とのこと。なんでブータンで最初にチベット仏教が伝来したブムタンでも最古の宗派かつグル・リンポチェが尊崇されているニンマ派が負けてんのよ?と不思議だったけど、そんなめんどくさいことを言える英語力を持ち合わせていないので聞けなかった。

けれどこの日は海外に行っていた高僧が帰国して説話を開くとかなんとかで、国中からニンマ派信者が集まっているらしい。


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なんかガチっぽいしお近づきになれないよね、と思っているとすんなり入れさせてくれる。


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チベット仏教ってなんかとっつにきくいよな、というイメージだけどこんなテキトーな面もあって拍子抜け。チベット仏教の教えはチベット人だけでなく世界中に開かれている、と聞いたことあるしタルチョやルンタも簡単に言えば経文を世界へ広めるベ!といったもの。この旅の予習のため行った上野のブータン展でも現地でのインタビューでブータン人がマニ車をぐるぐる回しながら世界中の生きとし生けるもののために毎日祈ってます、とクサイことをさらりと言っていたし、他の仏教よりよっぽどオープンなのかもしれん。



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ケンチョスム・ラカン。火事になったとかで内部絶賛工事中



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タムシン・ゴンパ

内部に高僧ペマ・リンパが着たとかいわれている重そうな鎖帷子が置いてあり、これを着てお堂を3周回ると罪が消えるとかでガイドさんとドライバーさんがハアハア言いながら回っていた。ついでにてめえもやれよ、的空気になり容赦なくやらされる。ブータンの寺院は一律内部撮影禁止なのが残念。


タムシン・ゴンパの前に土産屋があったので入ってみると、お客が少ないのかなかなかの歓迎っぷり。ブータン人はシャイなのかあまりガイジンには絡んでこないので、これにはホッとする。


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プロクパ(東部に住む遊牧民)の民族衣装を着させられブータン焼酎アラを注がれるブータニーズホスピタリティ?



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お礼にどこかで買いたいと思っていたゴをお買い上げ!帯と合わせて2500ニュルタム(約4000円)なり


ブータン女紹介するから日本人女紹介しろよ、と会って以来何回も言っていたガイドさんがこの土産屋の子と付き合っちゃいなYO、と勧めまくってくる。ノリが中学男子なのだ。ブータン男は恋愛熱心、と聞いたことあるけどこのガイドさんがまさにそうだった。顔もチャラいし。
夜這いやったことあんの?と一回聞くとそれは東部とか田舎の文化だからおれやったことない、と言ってたけど。



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結局プタはホームステイ先で出てきた。日本のそばと似て非なる不思議な味。
今度ブムタンに行ったときはめんつゆとわさび持参でそば打ちやってみよー



ホームステイ先に帰ったあとも、ねえほんとあの子彼女にしたいなら協力するよん?その代わりおれに日本人女を(ryとガイドさんがドライバーさんを巻き込んで言いまくってくる。彼を日本に連れてったら毎日ナンパしかねないぞ。。
そういえば某歩き方にも、ガイドがよく女性旅行者に言い寄ってくるとか書いてあった気がするし、ブータン国内の離婚率は案外高いと聞いたこともある。幸せの国は肉食系男子で成り立っているのだ。


本日見たテレビはニュース。8時から1時間ゾンカ語ニュース、9時から1時間英語ニュースというように2言語で同じニュースをやるのがいかにもブータン。
そしてもちろんトップニュースは国王動静。


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でも番組のクオリティは日本の田舎のケーブルテレビ並み。ブータンは国全体が田舎なのだから当然か。。
そしてとにかく出演者全員が民族衣装着ているから、どんな番組でも時代劇か笑点に見えるのよねw

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Author:takumi
関西の某外大を卒業して日本社会の荒波へ、しかしまだまだ旅中毒末期患者。モラトリアム期間をなんとかして延長したい。。。

 

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